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七五三の撮影に向けて

こんにちは。フォトグラファーのさかわき なお(@naxano__)です。

この記事ではお宮参りの撮影に関する注意点や、よくご質問いただく内容をまとめています。ご不明点がありましたら、お気軽にご連絡いただければと存じます。

神社へ事前にご確認ください

その1:撮影許可

神社によって撮影申請が必要な場合がございます。また、これまで申請が必要でなくても、コロナ禍においてルールが変わっている場合も多々あります。撮影のご予約をいただきましたら、事前に必ず「カメラマンを呼んで境内の撮影を行いたいが大丈夫か」という旨をご確認いただくようお願いします。

その2:御祈祷中の撮影可否

多くの神社では御祈祷中の撮影ができません。そのため御祈祷の前もしくは後に撮影を行うことがほとんどになります。もしも御祈祷中も撮影をご希望の場合は、「親族以外のカメラマンを呼んで撮影すること」「御祈祷中の撮影可否」「可の場合は撮影上の注意点」を事前にご確認いただくようお願いします。

御祈祷中に撮影の許可が降りていない場合、撮影時間内に御祈祷を実施されると、納品枚数が減少する可能性がとても高いです。あらかじめご調整・ご確認いただくようお願いします。

撮影のタイミング

よく聞かれるのが「御祈祷の前と後、どちらが撮影に適しているか」です。これは神社やお子さんの正確によって異なります。下記が全ての方に当てはまるとは限りませんが、ご参考にいただけますと幸いです。

御祈祷の予約ができない神社、お寺の場合

たとえばご予約ができず、当日受付順に撮影を行う場合。この場合は時間が読みにくく、予定していた時間に御祈祷が実施できない場合があります。後ろにズレてしまい撮影開始時間を過ぎた場合、フォトグラファーの前後の予定によっては時間の変更ができず、撮影時間が短くなる可能性がございます。

そのためこの場合には御祈祷の前に撮影を済ませて、撮影が終わり次第御祈祷いただくのがオススメです。

御祈祷の予約ができたり、時間が読みやすい場合

御祈祷のご予約ができて、時間が読みやすい場合は御祈祷後の撮影で問題ございません。御祈祷開始時間がわかって、御祈祷の所用時間もわかる場合、御祈祷と撮影の間に授乳を挟むことも可能です。(授乳が必要な場合は、あらかじめ神社にご確認いただくようお願いします。)

場所見知りが激しいお子さんの場合

場所見知りが激しいお子さんの場合は、到着してすぐに撮影を行おうとすると、知らない場所で怖い!という感覚になってしまい、ママやパパから離れることができない場合があります。

そのため、場所見知りが激しいお子さんの場合は、御祈祷を先に行ったり、参拝などを先に行っていただくのがおすすめです。先に神社・お寺で時間を過ごしてから撮影に臨まれる方が、お子さん一人での写真枚数を増やしたり、笑顔の写真が増えやすいです。

集中力が短いお子さんの場合

元気で人見知りがないお子さんほど、先にエネルギーを使い果たしてしまう!というお子さんもいらっしゃいます。その場合先に御祈祷を行なってしまうと、撮影時には帰りたいモードや着物を脱ぎたいモードに突入してしまう場合も…。

そのため、着物が着崩れる前や、帰りたいとぐずる前に撮影を行なってしまうのがおすすめです。

アイテムのお貸出しを希望の方

ご予約の方には、和傘や刀のお貸し出しを行なっています。当日お持ちさせていただくので、お子さんのコンディションに合わせてご利用ください。

ただし、神社やお寺のルールによっては小物を使うことが禁止されている場合があります。当日はルールの範囲内で撮影させていただきますので、あらかじめご理解いただきますよ雨お願いします。

撮影の構図について

神社やお寺によっては、撮影にルールがあります。ルールに則って撮影させていただきますので、フォトグラファーも事前にルールを確認しますが、お客様の方でもHPを確認するなどのご対応をお願いします。

また、神社のルールとして明記されていなくても、当日の様子によってお断りする構図もございます。たとえば、賽銭箱の前で参拝しているシーンを撮影するのは定番のワンシーンですが、混雑していて周りの参拝客の方々に迷惑をかけてしまうなどの場合は、撮影ができない場合があります。

神社やお寺はあくまでもお参りする場所であって、フォトスタジオではありません。そのためご希望いただいても難しいカットがございますこと、ご認識のほどお願いします。

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