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何が大事?

先日、学校へ個人面談に行ったときのこと…

廊下に国語の時間に読んだ教科書の感想文が並んでいました。 
「〇〇を読んで、私が思ったのは…」
「もし、私がカギを拾ったら…」(鍵がキーになる話でした※ダジャレじゃないよ)

という書き出しをする子がほとんどの中、次女は…
「音読しようと教科書を開いたらなんか楽しそう、という文字が目に入りました」 

親ばか承知ですが、
ふと読んでみたくなる、なかなか良い書き出しじゃないでしょうか? 

もっとも、先生から「音読~」の前に「わたしは」を付け足されていました(笑)いらないと思うけどな。

最近はゲームや姉の買う漫画の方が好きであまり本を読まなくなってきていたけれど、文章の作り方ちょっとわかってる?
直感的にふとこんなふうに書いてみようかな?と思ったのかな?

さて、ちょっと余計な(失礼)修正を入れて頂いた
今年の担任の先生ですが、
実は受け持つことがわかったときにはすこーし不安でした。 
数年前、6年生を受け持って当時の女子児童の対応にトラブルになって
休職した経緯があったと聞いていたからです。 

私は毎年個人面談で毎年同じ質問をして先生の考え方を聞いているのですが
それは

「忘れ物をしたら?」

です。先生が
やらかした【失敗】にフォーカスするのか、
【失敗したあとにどう自らリカバリーするのか】にフォーカスするのか
先生の姿勢が如実にでるというのに気づいたからです。 

きっかけは次女よりは忘れ物が多めの長女が小3のときの担任の先生。
気の小さいところがある長女だったので、忘れ物をしてもあまり頭ごなしに怒らないよう(怒られないために登校後に私が坂道登ってもっていかなくてもいいように←こっちが本音)
聞いてみたのですが


「私、忘れ物って注意してもなおるものじゃないから、忘れたときにどう本人がリカバリーするか見るんです」

と言ったのです。ほんそれ。です。
個人的というか経験的に、忘れ物をする子に忘れ物をしたことを怒っても
絶対繰り返すのです。私がそう。とある先生に「忘れ物の忘れるって漢字、わかる?
心を亡くすって書くのよ」と言われたことも。 うるせーよ。そんなんで反省して忘れ物しなくなるくらいなら本人も苦労せんわ!!!! 

ということで、怒られないために忘れたらどうするかそちらに頭を必死に働かせ
ました。そして、大人になって結局それが役に立ってると思います。

で、次女はおそらく忘れ物はしてないだろうと思いつつ聞いてみたところ
長女の担任の先生と同じ答えでした。 
おそらく優等生でずっときた先生なんだろうな、っていうのが面談しながら伝わってきます。
だから何が大事かという本質はわかる。
けど、ネチネチ、ベタベタ好きな女子がおそらくご本人が子どもの頃も現在も苦手そう。


ということで、今年も忘れ物しても届けません( *´艸`) 


真面目な先生。どうなるかな。
もう夏休みになりますが、注意深く見守っていこうと思います。 


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