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フラッシュダンス

1983年のアメリカ映画。
昼間は溶接工として働き、夜はダンサーをしながらダンスの夢を追う女性が主人公。

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リアタイでは観てなかったですがやっぱりあの主題歌と、水をザバーンってかぶるシーンはめちゃくちゃ有名ですよね。
エイドリアン・ライン監督はこの映画の後、『危険な情事』など俗に言う「エロティック・サスペンス」みたいなジャンルを代表する監督になっていきました。

『フラッシュダンス』は結構最近になって初めて観たんですが、監督にそういうイメージを持ってたしめちゃくちゃハイレグのレオタードで水ぶっかけられてシャツが透ける…とか、時代とはいえ不必要な性的表現がバンバンあるんだろうなと思ってました。
まあ確かにレオタードも部屋着も場面写だけで見るとエロいのですが、この主人公が自分の人生設計や信条をしっかり持っている女性なので、それが分かった上で観ると「動きやすいからレオタード着てるんだろうな」とか「仕事大変だし部屋の中ではダボダボの服でリラックスしたいよね」と思えてくる。

父親がアフリカ系であるジェニファー・ビールスを主演にした事や、工業地域が舞台で女性の主人公が溶接工をしてるっていう設定も先見性があるというかとても進んでいたと思う。
彼氏が社長、っていうシンデレラ・ストーリーはやっぱり昔の映画だなという感じですが。

ウィキを読んでいて驚いたのは、日本の夜9時台の地上波映画枠で放映された際にオリジナル音声に字幕付きで放送されたらしいです。
これは珍しい!ていうか聞いた事ない。
「音楽重視のためステレオ放送に踏み切った…」との事なので、それだけ当時この映画音楽がヒットしていたって事ですね。

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