そうだ、オセロをやろう!

世界オセロ大会で福地啓介さんが史上最年少の11歳で優勝しました。頭がよどみなく動くのでしょうけど、持久力がスゲーなと思います。

そういえばオセロって日本発祥だったのを思い出しました。

オセロはもちろんやったことはありますが、ここ20年ほどは一度もやっていません。周りにやる人がいないのと、この手のゲームは得意じゃないのもあります。考えるのが面倒くさい。考えるよりは知りたい人間なので(笑)

なので例えば将棋のルールは知っていても、詰将棋は5手詰めでヒーヒーいう有様。囲碁に至っては、細かいルールは全然知りません。

ところで将棋や囲碁で思い出すのは、職場の昼休みに好きな人達が指して(打って)いた光景です。

20世紀の終わりの頃は、IT企業(当時はそんな言い方はない)は、大手は製造業が母体であることが少なくありませんでした。上の人達は工場文化で育った人が多かったのです。そのような現場では、昼休みは将棋や囲碁に興じていた人は珍しくありませんでした。

それは情報システム会社に異動しても受け継がれたようで、楽しんでいる場面を何回も見ました。

ご存知かもしれませんが、情報システムの開発現場は、様々な会社の人間の集まりです。当然普段はお互いに利害関係の中で動いているのですが、昼休みだけは会社や立場を超えて好きな人達が楽しんでいました。誰かがやっていれば、自然に集まってきちゃうのですね。

そこでは自然と会話が生まれるし、立場を超えて情が湧きます。仕事上でもできるだけ相手の立場を考えるようになるでしょう。それをきっかけに飲みにいったり、釣りにいったりする関係も生まれたようです。私のある上司は、他所の会社の若手とよく飲みにいってましたよ。自社の部下の面倒はどうした(笑)

立場を超えて仲良くなるには、趣味の力が大きい例です。いまさらですが。

で考えたのは、自分が高齢になったときの趣味です。もうそんなに先の話ではないのですわ。今より手は動かなくなるでしょうし、耳も悪くなるでしょう。そうなると現在の趣味である楽器は楽しくなくなります。目が悪くなったら、読書やネット閲覧もツラくなるでしょう。そのときに楽しめるものは何か?

介護施設に入ったら、他の高齢者とコミュニケーションは避けられません。しばし考えて閃きました。ちゃんとオセロができたら楽しいのではないかと。男女関係なくできる人は多いでしょうし。

得意なものがあればオセロじゃなくてもいいんですけどね。絵が得意だった亡き父は、施設で何か描いて(描かされて?)いました。ただ複数あればよりやれることが増えます。

ということで、これからオセロが強くなるよう頑張ります。とりあえず携帯アプリでいいかな。好きそうな友達がいたら対局してもらおう。あとピアニカ(鍵盤ハーモニカ)くらいは弾けるだろうから、音楽好きな人達と合奏だ!

そう考えると老後もちょっと楽しい。特技(好きなこと)って、亡くなるまで生活の質を左右するのが予想できます。今のうちにいろいろやっておくべしおくべし。

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