アルビとアニソン


 先日私の応援しているアルビレックス新潟はアウェイで鹿島アントラーズと試合をして1-1のドローという結果になりました。基本私はアウェイの応援歌はあまり知らないのですが、鹿島の名古新太郎選手の応援歌が聞き馴染みのある歌だったので印象に残りました。その曲を知らない日本人は居ないくらい有名な曲、アニメドラゴンボールZの主題歌である「CHA-LA HEAD-CHA-LA」(影山ヒロノブ)が原曲でした。アルビや柏やFC東京あたりではなく鹿島がアニソン原曲のチャントを歌っているのが少し意外に思ったのと同時に、アルビもアニソン原曲のチャントってどれくらいあったのか個人的に気になったので分かる範囲でまとめてみようと思います。

ブルーノ・ロペス

2011年から2年半ほどアルビに在籍したブラジル人ストライカーで多くの得点とハードワークでスタジアムを沸かせました。新潟を退団後に1度山形でJリーグ復帰を果たしているのでまた日本で見たい選手の1人です。そんなロペス選手のチャントは名古新太郎選手と同じ「CHA-LA HEAD-CHA-LA」が原曲のチャントを使われていました。なので試合観戦中に少しロペス選手のことを思い出したのでこの記事を書こうと思ったきっかけの個人チャントでもあります。

ブルーノ・ロペス応援歌歌詞 
オーオー ゲットゴール ゴレアドール
ブルーノ・ロペス ララララ ラララー

千葉和彦

2005年夏に初めて新潟に加入し2011年冬に退団し広島、名古屋と渡り歩き2021年に新潟に帰還したクラブ最年長出場記録をもつ元日本代表DFの応援歌はアニメ「キャッツ・アイ」の「CAT’S EYE」(杏里)が採用されています。千葉選手は上記の歌以外にもスタジアムで歌ったことのあるチャントやサポーターズCDに収録されている歌が多いですが、キャッツ・アイの応援歌が今もメイン応援歌として歌われています。ちなみにサポーターズCDのなかに特撮の宇宙刑事ギャバンを原曲にした全力王子チバンという応援歌があったのでそちらが採用されても「アニメ・特撮」という括りにできる応援歌の選手になります。

千葉和彦応援歌歌詞
千葉和彦 千葉和彦 ララララ ラララ ラー

富澤清太郎

2017年に新潟にベテランとして加入したDFは安定感のあるプレーとピッチ内外での立ち振る舞いで若手選手の見本となっていた漢は「キン肉マン Go Fight!」(串田アキラ)が原曲のチャントでサポーターからの声援を受けていました。現在はマリノスの下部組織でコーチをしているので将来マリノスのスクール出身のディフェンス能力の高いアンカーやCBが誕生するかもしれないですね。

富澤清太郎応援歌歌詞
富澤 ララ清太郎 漢よ 魂焦がせ

鈴木慎吾(川又堅碁)

1999年に新潟に加入すると圧倒的なスピードと運動量を武器に反町アルビの象徴の1人である鈴木慎吾選手。2004年のアルビのJ1初勝利の試合で決勝点を決めるなど多くの試合で活躍しました。新潟を退団後も大分や京都、アルビレックス新潟シンガポールでも活躍した彼の応援歌はタツノコプロの「マッハGoGoGo」(番組名と歌名が同じ)が原曲のチャントで歌いやすさや慎吾選手のプレーがスタジアムを沸かすことが多かったことに加えて在籍期間が長いので多くのサポーターに知られているチャントになります。
また2008年に新潟にやって来て2013シーズンはチーム内得点王となる川又堅碁選手も慎吾選手と同じ曲が元歌のチャントです。

鈴木慎吾(川又堅碁)応援歌歌詞
慎吾GOGO 慎吾GOGO 慎吾GOGOGO
※川又選手のときの歌詞は堅碁GOGO

マルシオ・リシャルデス

2007年に新潟に加入し2010年のシーズン後に浦和レッズでも活躍したブラジル人は現在でもも新潟の歴代助っ人外国人史上最高の選手だったと評される攻撃的MF。3種類のセットプレーからハットトリックなどの偉業を達成し、まさに記憶にも記録にも残る選手の応援歌は「FNS地球特捜隊ダイバスター」(番組名と歌名が同じ)というマルシオ選手が加入した頃の深夜に放送されていた番組でアニメの画面と実写の画面が映るカウントダウンTVのようなスタイルでこの世のあれこれを解明するような内容です。ちなみにマルシオ選手のチャントに主題歌を使用されていることをネタにしマルシオ選手本人も番組に出たことがあります。

マルシオ・リシャルデス応援歌歌詞

マルシオ・リシャルデス×3 オーオオオー

まとめ

私の思い出せる範囲内ではありますが、やはり個人チャントがあるだけあって活躍していた選手が多いし盛り上がる曲や歌いやすい曲が多い印象ですね。
今後もアニソン原曲のチャントの選手が出てくるのが楽しみですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?