見出し画像

"生音"なギターとボーカルに拘るDTMerのオルタナ過ぎる8小節

10秒で高品質なMVが作れるアプリ「ムビート」を提供している株式会社クロスフェーダーの名波です。よろしくお願いします。

今日は、8小節トラックアワードで審査員特別賞(SEKITOVA)を受賞されたサトウアキヒロさんのインタビュー記事です。

まずはサトウアキヒロさんの「DungeonOfWisdom」をお聴きください。

(動画は、当社アプリ「ムビート」で作成してます)

この曲については、審査員SEKITOVAさんの熱いコメントをご覧ください!

SEKITAVA -”あなた最高です!いくつかエントリーいただいてて、正直僕の理解がまだ追いつかないものもありましたがこの曲と「next」
はどちらも素晴らしい出来でした!1曲良いのが作れたらあとのことは全部チャラですよ。両方とも見つけたのがBandcampだったら即買いします。
やってることとやってる質感が遥か高い次元でマッチしてるし、やけにバカバカしい音が妙にエモーショナルなフレーズを奏でることで成立させる美しさたるや。ノイズの使い方も秀逸で、ただそこにいるだけではなく、そこにいることで成り立たせる工夫と審美眼を感じます。
手癖だったとしたらこれが手に染み付くまで暮らしてきた過程にリスペクトを送るし、意図した工夫だったとしたらその眼差しと愛は素晴らしすぎます。
適当なわけじゃなくてベースの形の捉え方や展開の付け方もこのマテリアルの良いところをしっかり見定めて配置してる感じがしました。興奮して話がバラバラになってしまった!”

いかがでしょう。プロにここまで言わせる凄み。読んだ上でもう一度聴いてみてください。

始まりは幼馴染との創作サークル

画像1

サトウアキヒロ -”高校卒業後の2019年夏頃に、小学校以来の友人の家に僕含め3人が集まる機会があった、その時僕は歌詞を書き溜めていて、おすすめの作品や自分の創作物を共有できる場所があるといいねという話で創作サークルを結成した。その後、徐々に創作ができる親しい友人を誘って6人になった。
各人がそれぞれ得意分野のイラストや小説や音楽を作って見せあっていた。音楽をやっている友人からスマホで作れるからやってみたらと勧められて、iPhoneのGarageBandで作曲を始めた。同時にギターも始めた。”

音楽に限らず制作は孤独なものです。溢れ出る衝動で一気にできるものも、自分と向き合い、必死に苦しみながら生まれるものも、その制作過程は誰とも共有できませんし、成果物についても自分が欲しい観点でのフィードバックが得られる場所はそう簡単に見つかりません。本アワードの他アーティストの多くの方からも制作の孤独についてお伺いしました。

しかし、サトウさんは最初から仲間があってのスタートです。しかも音楽については経験のある先達からの指導付き。これほど恵まれた人はなかなかいないと思われます。曲を作っては友人からの意見をもらっていたそうです。

今に至る活動の中で、常にフィードバックがあり、それにより自己肯定感を保ち続けられているとのこと。持つべきは創作をする友人。羨ましいと感じるアーティストは多いのではないでしょうか。

画像2

ジャケットイラスト、MVのイメージを作ってから作曲する

サトウアキヒロ -"やる気が一番のっている状況でジャケットイラスト、YouTubeのイメージを作ってから曲を作り始める。”

ミュージックビデオを用いたプロモーションが当たり前の中で、視覚イメージから曲を作り上げるという、時代に沿った作り方です。

しかも、

サトウアキヒロ -”実写でミュージックビデオを作った。1週間で撮影して、3週間程度で編集して計1ヶ月弱でできた。”

自分でミュージックビデオを作っちゃいます。これがまた本当に失礼ながらシュールな仕上がりで素晴らしいのです。

いかがでしょうか。仏のかぶりものの仕上がりたるや!さらには曲との同調性に至っては!ぜひご覧ください。

画像3

オルタナロックを作るためにDTMをやっている

サトウアキヒロ -”DTMを使ってはいるが、ギターの生音や自分のボーカルを入れている。オルタナロックをやっているつもり。”

ダンスミュージックが主流のDTMを用いて、生音好きでベースとドラムが見つかればバンドをやりたい!というサトウさんが作る音楽。冒頭に書いたSEKITOVAさんのコメントを再読してもらいたいのですが、独特の世界観を作っています。

オルタナと略されるオルタナティブの辞書的な意味は、「主流な方法に変わる新しいもの」ですが、まさに字義通り新しいモノを作られています。

画像4

シンガーソングライターかバンドのボーカルでデビューしたい

サトウアキヒロ -”シンガーソングライターかバンドでボーカルをやりたい。プロデビューしたい。”

生音志向が強いサトウさん。なので自分で歌い上げたいと。DTMで作る音楽とはまた別のオルタナティブになることでしょう。もしサトウさんと活動をともにしたいベーシスト、ドラマーの方いらっしゃいましたら、ぜひ私までご連絡ください。つなぎます。

ムビートのご利用はこちらから!

冒頭で紹介した動画は、弊社アプリ「ムビート」で作れます。
ご興味のある方はインストールお願いします!

今日は、8小節トラックアワード審査員特別賞のサトウアキヒロさんってこんな人だよというお話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?