初心者が覚えるべき麻雀の役

今回は麻雀を始めるにあたり、初心者が覚えておくべき役について解説します。

最初に大原則として初心者は鳴き(ポン、チー、カン)をしないことを強くオススメします。
なぜなら鳴きをすることで上がれなくなってしまう(役が消える)ケースがあり、初心者がやりがちなミスの1つに挙げられるからです。

まず覚えるべきなのは鳴きをせず面前(鳴きをしてない状態)での上がりを目指すことです。鳴きを駆使する麻雀は後から覚えても大丈夫です。
今回、鳴きを使う役はあまり紹介せずに覚えてほしい役に絞って解説します。

用語解説
鳴き:ポン、チー、カンのこと
面前:鳴きをしてない状態

麻雀の役一覧

まず最もオーソドックスなルールで行われる麻雀の役の一覧表をお見せします。
(この時点で全部覚える必要はありません)

いかがでしょうか?
かなりの数がありますが、徐々に覚えていけば大丈夫です。なんなら滅多に使わない役とかもあるので。

まず覚えるべき役8選

1、立直(リーチ)

麻雀で1番使う役がこのリーチです。
1番強い役と言っても過言では無いでしょう。

四面子一雀頭が揃うまであと一牌のときに「リーチ」を宣言することができ、宣言をしたプレイヤーは場に1000点棒を一本払います。
その後、上がり牌が出たときにリーチという役で上がることができるようになります。

この役の強いところは他の役と複合しやすいところです。リーチだけだと1300点ですが、他の役と絡むことで8000点にも12000点にも手が化けたりします。
初心者はまずリーチをすることを目標に手牌を進行するようにしましょう。

※リーチを宣言した後は手牌を変えることができません。自分で牌山から持ってきた牌が上がり牌なら上がれますが、それ以外なら必ず場に捨てなければいけません。

鳴きをすると成立しません。(一部例外あり)

2、ツモ

前の記事でツモ上がりとロン上がりについて解説しましたが、そのツモが役の1つになります。
この役は牌山から自分で持ってきた牌が上がり牌だった時に成立する役です。

リーチなどの他の役とも複合します。
鳴きをすると成立しません。(一部例外あり)

3、タンヤオ

タンヤオも非常に多く頻出する役の一つです。
成立する条件は「字牌と1、9の数字の牌」を使わずに四面子一雀頭を作ることです。
つまりマンズの2〜8、ピンズの2〜8、ソーズの2〜8しか使えません。
リーチ同様、必ず覚える必要のある役です。


4、イーペーコー

112233や556677など、3つの数字の連続形を2セット揃えた形がイーペーコーです。
(マンズならマンズ、ピンズならピンズなど同じ種類でないといけない)

鳴きをすると成立しません。(一部例外あり)

5、平和(ピンフ)

成立する条件がシビアなので難しい役ではありますが、こちらも良く頻出するので紹介します。

四面子一雀頭を作る際に、最後の面子が3つの数字の連続系になった場合に成立します。(例外あり)

鳴きをすると成立しません。

6、七対子(チートイツ)

チートイツの覚え方は簡単です。
2つのペア(全く同じ牌)を7組揃えてください。
例外的に四面子一雀頭の形が無くても役が成立するレアケースの役です。

鳴きをすると成立しません。

7、混一色(ホンイツ)

ホンイツの覚え方も簡単です。
マンズorピンズorソーズのどれか1種類&字牌で四面子一雀頭を作ったときに成立する役です。

この役は鳴きを使って成立することができますが、鳴きをすると貰える点数が減ってしまう役でもあります。(もちろん鳴きを使わずに揃えても可)

8、清一色(チンイツ)

ホンイツとセットでこの役は覚えましょう。
マンズorピンズorソーズのどれか1種類で四面子一雀頭を作ると成立する役です。(字牌はダメ)

字牌OKなのがホンイツ、字牌ダメなのがチンイツと覚えましょう。難易度が高い分、点数はこちらの方が高いです。

ホンイツ同様、面前でも鳴きでも役は成立します。
鳴きをして成立させると貰える点数が減ります。


番外編 ドラ、赤ドラ、裏ドラとは?

単体では役にはなりませんが、役を成立させたときにある特定の牌(赤ドラ以外はランダム)を持っているとボーナスとして貰える点数が増える牌があります。
ドラ、赤ドラ、裏ドラの3種類存在します。

ドラ

局の開始時に牌山のうち一枚だけ表になっている牌のこと。5のマンズが表示されたら6のマンズがドラとなる。
ドラを使って上がるとボーナスポイントが貰える。

赤ドラ

5の数牌に1枚ずつある赤い牌のこと。
これを使って上がるとボーナスポイントが貰える。

和了=上がりのこと

裏ドラ

リーチをして上がったときにドラ表示牌の一つ下の牌をめくり、その牌が追加のドラとなる。
こちらもボーナスポイントが貰える。

例 ドラが4のマンズ、裏ドラが6のピンズの場合は5のマンズと7のピンズを上がったときに持っているとボーナスポイントとなる。

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