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【無料】韓国仕入れ旅行の備忘録

こんにちは!

NavyRibbonの成田祥子です。

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コロナ禍で韓国に行けなくなり1年半以上が経ちました。

1年に2度ほど仕入れ旅行に行っていたので、行けなくなってしまいかなりさみしいです。

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「韓国に仕入れ旅行に行ってみたい!」というお声もよくいただくので、備忘録として記事に残していきたいと思います。

もしまだ韓国仕入れに行ったことがなく、いつか韓国に仕入れに行きたいなぁと思ったときに役立つ内容になっています。

私自身もいつか韓国に行けるようになったときに、自分自身が役に立つように情報を残しておきたいと思い、この記事を書いています。

今は韓国に行くことはできませんが、「海外仕入れってどんな感じなんだろう」と気になっている方はぜひご覧ください♩


【この記事を読むとわかること】

・私がどんな風に韓国で仕入れをしているのか
・韓国のどこで仕入れをしているのか
・仕入れで気を付けることはなにか
・こうするとおすすめだよというポイント
・市場での購入方法
・おすすめのホテルの場所
・リボンの持ち帰り方法など

この記事を読めば、韓国が初めての方でも仕入れができるようになります♡(しばらくは韓国に行けないですが…涙)

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仕入れ旅行に行くおすすめのシーズン

仕入れに行くので、なるべく安く旅行に行けるシーズンを狙いましょう!

大学生が休みのシーズンは避けると比較的安く行けます。

春休み中の3月に行ってしまうと飛行機とホテルで5~6万くらいのところ、6月なら2~3万円くらいで行けてしまいます。

土日は市場がお休みのことが多いので、平日に行くのもポイント!

土日よりも価格が安いですし、市場も営業しています。

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安いプランを探す

シーズンによってはかなり安く韓国に行くことができます。

私たちもはじめの頃は安いからと、リーズナブルなホテルに泊まったりしていました。

しかしあまり安すぎるホテルは、フロントに人がいない、水回りがキレイじゃない、廊下が薄暗くて怖い、裏通りは暗くて帰り道が怖い…などイマイチなことが多くありました。

なのであまり安すぎるホテルは避け、大通り沿いの口コミ評価もある程度高いホテルがおすすめです。

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ホテルの場所が大事です。

不便な場所のホテルに泊まってしまうと、あちこち出かけるときに面倒で交通費もかかってしまいます。

ソウル駅から歩いて行ける場所にあるホテルが、今のところもっとも利用しやすいねと落ち着いています。

よく利用するホテルがこちらの「ラマダホテルアンドスイートソウル南大門」です。

きっと今後はもうずっとこのホテルに泊まると思います。

このホテルはソウル駅から徒歩で行くことができます。

サイトにはソウル駅まで徒歩5分と書いていますが、空港まで行く空港鉄道までまでは20~30分ほどはかかるとみておくと安心です。

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韓国はタクシーがかなり安いので、疲れている方は空港鉄道から降りた後にタクシーで行ってもいいかもしれません。

ただ韓国はぼったくりタクシーも多く、普通のタクシーでも運転手さんの対応がかなり悪かったりするので(いい人もいますが)私たちは基本的にタクシーをあまり使わずに行動することが多いです。
(移動手段は電車が多い)


こちらのホテルは比較的大きい通りからすぐのところにあり、1階のフロント横にはコーヒーショップ、ホテルの向かいにはコンビニ、徒歩数分の所にはスターバックスもあります。

部屋もきれいで居心地もいい。

価格もそんなに高くないのでオススメです。

ソウル駅からも近くて、南大門の市場へも歩いて行けます。
(徒歩15分ほどなので、本当に便利)


東大門の市場や明洞へ行くときには、南大門の地下鉄に乗ればすぐに行けます。
(タクシーでも大丈夫という方はタクシーでも◎)

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私たちは仕入れに行くときは、南大門・東大門・明洞の主に3か所しか行かないのでこの場所のホテルはかなり便利なんです。


韓国に行くときには、日帰りで行くという方もいます。

しかしそれはなかなかハードなので、多くの方は1泊2日や2泊3日で行かれると思います。

私たちはいつも2泊3日です。

【いつもの仕入れ旅行スケジュール】

≪1日目≫
夕方や夜に日本を出発→夜または深夜に韓国到着

→東大門のファッション市場は深夜にオープンしているので、ホテル着後に市場へ行くことも。
深夜までショッピングしていると電車はないので帰りはタクシーです。
深夜3時くらいまで買い物したりお茶したりしてブラブラしていると、疲れもありめっちゃ眠くて疲れます!笑(楽しいからつい行っちゃいますけど)
【詳しくはこちら】

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≪2日目≫
1日仕入れDAY

南大門の市場→東大門の市場→明洞で買い物→南大門の市場
と、とにかく歩き回って買いまくる1日に。
日本からは20万円ほど持って行ってほとんど使い切ります。
市場ではカードは使えず現金のみなので注意。

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≪3日目≫
昼に韓国出発→夕方に日本到着

3日目はもうほとんどなにもできないですが、近くでお茶したり、間に合いそうなら南大門の市場へ行ったり。
午前出発の便なら結構早めに空港に行かなければならないので、空港で朝ごはんやお土産を買っても◎
早めにホテルを出て、空港に到着した後にゆっくりした方が安心です。

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基本的にこんなプランで仕入れに行っています。

1泊2日で、朝日本を出発→2日目の夜に韓国出発という旅行の方が価格が高いことが多いです。

1日目と3日目はほとんどなにもできないですが、こうした1日目深夜着・3日目午前発というプランだと旅費を抑えることができます。


韓国旅行の役立つ情報

【初めて韓国に行かれる方はこちらも参考にしてください】

【韓国旅行の相場についてはこちら】

【仁川空港からソウル駅までは空港鉄道がおすすめ】

【空港からのアクセスについて】

私たちはいつも空港からソウル駅までは、空港鉄道を使っています。

ノンストップの直通電車なら1時間程度で到着し、指定席でWi-Fiも繋がり快適です。(値段は約900円)

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地下鉄などは、日本のSuicaやマナカのような交通系のカード「T-money」が便利です。

コンビニや一部のタクシーでも使えます。

お金を好きな金額チャージして使います。

次回の韓国旅行にも使えるので、多少お金がカードに残ってしまっても大丈夫です。(大きな金額をカードに残してしまうと心配なので、計画的に入金しましょう)


韓国ウォンへの両替は、明洞や南大門や東大門近くの両替ショップがオススメです。

空港やホテルは手数料が高めです。


韓国資材仕入れ

韓国で仕入れをするとアドレナリンが出すぎて楽しすぎてしかたがありません!

とにかく韓国のハンドメイド市場はすごいです!!

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リボンや資材が山ほどあって、とてもわくわくする空間です。

1日中いても大丈夫なくらい楽しいです。

ハンドメイド講師さんであれば、時間を十分とって挑むのがおすすめです。

あれもこれも見たい!!!と思っているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

なのでご主人など男性と行くよりは同じハンドメイドの趣味を持っている方と一緒に行き、たっぷりと時間をとってハンドメイド市場に行くといいと思います。

(男性に「まだ~?」と言われるのが目に見えています。笑)

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韓国で「ハンドメイドの仕入れ市場」といえば、東大門(トンダイモン)にある『東大門総合市場』です!

【詳細はこちら】

【地図はこちら】

とーーーっても広いビルで、上から下まで全部ハンドメイドの資材を売っています。

「1度通り過ぎたら同じ場所にもう戻れないのではないか」と最初は感じるほど、ごちゃごちゃっとしたお店が所狭しとビッシリ入っています。

A棟・B棟・C棟・N棟構成で(それぞれつながっています)、その中には4,000店以上のお店が入っています。

ほとんどのお店で現金しか使えません。行く前にウォンに換金して持っていきましょう。

いくら使うかを考えて、予想より少し多めに持っていくといいと思います。
(だいたい買いすぎて足りなくなります。笑)

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日曜日はお休みで、土曜日もやっていないお店が多いです。

できれば平日にいくのがおすすめ。

旧正月や夏季休業などでお休みになっている場合があります。


リボン・ワッペン・アクセサリーパーツなどは主に5階に集まっています。

1件1件ゆっくりじっくり見たいですが、とてもじゃないけどそんな時間がないなと察するほどお店がたくさんあります。

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5階へ上がると、ハンドメイド作家さんなら「えええええーーーー!すごい!!!」と思うほど資材パラダイス!笑

とりあえずグルグルと回ってみましょう。

広すぎて1周ぐるっと回っただけでも、結構疲れてしまうほど広いです。


「欲しい!」と思ったリボンや資材があれば、その時に購入するのがオススメ。

なぜなら「あとで買おう」と思っていたら、戻るのが大変だからです。笑

もし気になるお店があるなら、お店の看板に番号がついているのでスマホで写真をとっておくとあとでまた行きやすいです。

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基本的に市場では英語は通じません。

日本語もほぼ通じません。笑
(日本人客が増えているため、少しだけ日本語を話してくれる人もいます)

なので、いつも身振り手振りと普通に日本語で問いかけています。

リボンの値段が知りたいときには、そのリボンを指して「リボン、1ロール(1と指を出して)いくら?」と言っています。笑

それで伝わらなければ電卓を叩くしぐさや、「1ロール、何ウォン??」と聞くと、だいたい電卓に入力して見せてくれます。


韓国の通貨はウォンです。

100円が約1,000ウォンです。

なのでウォンの0を1つ取るとだいたい円になると覚えておくと便利です。

リボン1ロール「7,000」と電卓で出されたら、約700円です。

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リボンの購入方法は、ロールで購入する方法と、ヤードで購入する方法があります。

ロールで購入するとは、リボン1巻き全部を買うということです。

ロールの巻き数(何ヤード巻いているかの長さ)はそのリボンによって違います。

リボンの側面部分に長さが書いていることが多いですが、わからない場合は「これ、何ヤード?」と聞くと教えてくれると思います。


ヤードで買う場合は、日本で1mごとに買うのと同じです。

韓国はメートルではなくヤード計算なので気を付けましょう。

1ヤードが約0.9メートルです。

なのでヤードから何メートルか考えるときには、その長さの90%だと考えるとわかりやすいです。

・10ヤード→約9メートル
・15ヤード→約13メートル


そのリボンが3ヤードほしいときは、そのリボンを指して「3ヤード、OK?」「3ヤード、何ウォン?」などと話しかけると価格を教えてくれます。

市場の方の長さの測り方は、かなりザックリです。

ほぼ全員の方がメジャーを使わずに、「だいたいこれくらいかな~ハサミでジャキッ」という感じでカットしています。笑

私は帰ってからわざわざ測ってはいないので、希望した長さが入っているかはわからないです。

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韓国紹介サイトでは「市場に行く際にはメジャーと電卓を持っていくといい」というような記載もあります。

私は持って行っていません。

電卓はスマホの電卓が使えますし、メジャーを持っていっても市場の人がザックリ切るので「あぁ、もうそれでいいです~」という感じになります。笑


ヤードで買うと割高になるので、気に入ったリボンがあればロールで買うといいと思います。

「ちょっと試したいな」「次回の仕入れのために使ってみたい」という感じなら数ヤード試しに購入してもいいかも。

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私は最初この市場に行ったときに数回値下げ交渉をしたことがありますが、1度も値下げしてくれたことがありません。

なので値下げ交渉はせずに言われた金額でサッと買っています。

日本人だから値下げができないのか、そもそも普通に値下げは行っていないのかわからないですが、基本的に値下げ交渉はできないと思っていただいていいかと思います。

その代わり、たくさんリボンを購入するとたくさんサンプルのリボンをつけてくれるお店もあります。

もらえたらラッキーくらいで思っているといいと思います。


私がいつも必ず行くお店は「Ribbon World」さんと「TAE」さんです。

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リボンがギッシリ!!制作見本もたくさんあってわかりやすいです。

行くときには看板の番号を参考に探してください♩


「Ribbon World」さんはおっちゃんとおばちゃんとお姉さんの、おそらく家族経営のお店です。

日本人も多く来ているようで、日本人の対応も慣れている感じです。

たくさん買うとおまけもつけてくれます。

種類も豊富でかわいいリボンがそろっています。


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若い方に人気のお店の「TAE」さん。

若い女の子がいつもたくさんいます。

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価格が書いてあるものもありますが、わからないときはスタッフの方に聞いてみましょう!

リボン以外にもハンドメイド資材もたくさん売っています。

かわいいリボンがヤードで買えるので便利です。

たくさんありすぎて迷っちゃいます。

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他にもいくつかリボンショップがあるので、探してみてくださいね!

東大門だけではなく南大門の市場にもリボンショップはあります。
(南大門はバッグや子供服やアクセサリーなどたくさんあって楽しいです)

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リボンをホテルまで持って帰るのに、丈夫なリュックサックがあると便利です。

リボンはロールの場合結構重たいので、持ち手が細いものではなくしっかりとした重い荷物が入っても大丈夫なものを持っていくといいです◎
(最初の頃は持って行かなかったので、レジ袋に入れると指がめちゃ痛くなりました)

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韓国リボンは新作が結構多く出ます。

その代わりに廃盤も多いです。

「あのリボン人気だったのに廃盤?!」ということも多いです。(悲しい)


リボンの幅も、日本でメジャーな38mm・40mm以外にもたくさんのものがあります。


リボンは重い商品も多いので、帰りのスーツケースの重さを気にしないといけません。

既定の重さを超えてしまうと、プラス料金が高くなってしまう可能性もあるので気を付けましょう。

ホテルのフロントでスーツケースの重さを測ることができるので、必ず帰国日にホテルのフロントで重さを確認するのがおすすめです。

重さが超えてしまっているときは、重いものを手荷物にいれましょう。
(手荷物も10㎏以内など規定があるので注意)

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荷物が重すぎて、超過してしまう場合には国際郵便で日本に発送するのもおすすめです。

私はなじみのお店の人にEMS(国際高速郵便)で送ってもらっています。

23㎏ほどで送料は1万円くらいかなと思います。

※EMSで送ると、関税がかかる可能性があります。

【EMSについて詳しくはこちら】

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私は市場のお兄さんと仲良くなったので(半年に1回毎回10万円近く買い物をしていたので覚えてもらいました)LINEでやり取りしています。

東大門のRibbonWorldさんともLINEでやり取りしています。

仕入れに慣れてきたころから、生徒さんやインスタのフォロワーさんの分も代理で購入していました。

そうすると100ロールくらいになってしまうので、LINEで事前に用意してもらうようにしていました。

当日用意してもらったものに間違いがないかを確認して、その後自分たちが買いたいと思うものを購入。

荷物が多い場合はEMSで送っていました。

荷物がそこまで多くない場合にはスーツケースと手荷物で持って帰っていました。

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韓国でリボンを買うと、日本で買う値段の3分の1~半額程度で買うこともできます。

日本では売っていないリボンもたくさんあるので、とても楽しいです。

リボン以外にも、アクセサリーパーツや造花や布や両面テープなどハンドメイドの資材がとてつもないほどたくさん売っています。

リボン講師や作家さんにはたまらないほど楽しい空間なので、ぜひコロナが落ち着いて旅行が自由にできるようになったら韓国仕入れにもチャレンジしてみてくださいね。

(日本にもこんな市場があったらいいのに!)


覚えておくと便利な韓国語

私も韓国ツウの生徒さんから教えてもらった言葉です。

日本語で「これ」という意味の「ヨギ」です。(英語の「This」)


韓国にいる間、何回「ヨギ」って言うねん!ってくらい、「ヨギ」しか言ってません。

これさえ使えればなんとかなります。

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タクシーでおりたいときにも「ヨギ!!(ここで降りる的な)」

これほしいときにも「ヨギ~~(これください的な)」

タクシーの運転手さんに地図を見せてここに行ってほしいときも「(場所を指さし)ヨギ~~(ここの行ってください的な)」


こんな感じでヨギヨギ言いまくってます。笑

ぜひ使ってみてくださいね。

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【前準備】地図を印刷しておく

韓国の情報は「コネスト」というサイトをチェックするのがオススメです。

【コネストを見る】

コネストはショップの情報も見れて、クーポンもついてることが多いです。

行きたいお店がある場合には、お店の情報と地図を印刷しておくと便利です。

迷子になったときや、行きたいお店になかなかたどり着けないときには、駅員さんやお店の人などに地図を見せて「ヨギ~~~?」って聞くと、「(あっちの方だよ~)」と教えてくれます。

韓国の方は英語も日本語も話せない方が多いです。

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現地の人しか行かないようなお店だと、韓国語のメニューしかないこともあるので、写真を見て「ヨギ?(これはどれ?的な)」感じで聞くと、「これよ!」と教えてくれます。

現地の人が行く飲食店だと、めちゃくちゃ食事代が安くてびっくりします!
(言葉が通じなくて困ることも多いですが、だいたいなんとかなります)

韓国は何を食べてもおいしいし、お店のお母さんみたいな人がたいてい優しくていろいろお世話してくれます。

おいしそうなお店があれば、勇気を出してチャレンジしてみてください!

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\お花の市場は歩くだけでも楽しいです/

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記事を読んでいただきありがとうございました。

何か質問や疑問などがあれば聞いてください♩


1日でも早くコロナが落ち着いた世界に戻りますように。

早く韓国に行けますように。

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