基本を極める
基本を極めることです。
治療の基本に忠実に、体の声を聴きながら施術を行うことができれば、上達はすぐそこです。
他人に触れることは初めは少し怖いものです。その気持ちを忘れずにください。
慣れてくると、手抜きや雑な施術になりがちです。
初めて人に触れたときの緊張感や重要性を忘れてしまうこともあります。
しかし、この慣れがセラピストの成長を妨げることになります。
常に初心を忘れずに、丁寧な施術を心がけましょう。
手の持ち方やアプローチ方法、話しかけるタイミングなど、基本的なことに気を配ってください。
自分本位になっていないか、施術中に言葉を選んでいるかにも注意しましょう。
セラピストは聞き取り役であり、疲労や愚痴の受け皿です。
解決は本人の体が行ってくれます。
「楽になった」「気持ちよかった」「すっきりした」という言葉をいただければ、ほとんどの場合は解決です。
こちらからの問いかけはほとんど必要ありません。
もしまだ不調が残っている場合は、リンパの流れがまだ緩慢な状態です。
ご自宅に帰る頃には体調が晴れ間のように変化してくることを自信を持ってお伝えください。
その自信を持って、患者さんが安心して帰宅できるようにサポートしましょう。
応酬話法を心掛けましょう。決して押し付けるような施術や会話は避けてください。
私たちは疲労回復のお手伝いをしています。その視点を持ちながら、改善への近道を探っていきましょう。
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