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「イイやつ」が割を食った瞬間 小山田圭吾 炎上の「嘘」

正直面食らった。僕が小沢健二、フリッパーズ・ギター、そしてコーネリアスに触れたこの年に、あの2021年に巻き起こった小山田圭吾のイジメ問題の本が出るということに。 5月頃、コーネリアスの『Sensuous』の完成度に打ちひしがれた僕はその他のディスコグラフィを確認するために愚かしくもWikipediaへとアクセスした。しかしながらコーネリアス=小山田圭吾の項目には2021年の忌まわしいイジメ問題についての説明があまりにも多く、うんざりしながらも読み進めていくうちにふと、この問

    • 140文字の感情想起文

      Twitterにはまあ多くの140文字の、あるいはそれ以上の文章が流れてくる。 SNS中毒の僕はそれをいつも見てるわけだけど、なんというか、心が踊らされているような違和感を最近覚えていた。心が躍るのでは無い、感情の奔流に流されているような感覚。 お気持ち表明、オタク学級会、思わず吹き出す呟き、全てに僕は感情というリアクションを起こしている。喜び、快楽、悲しみ、怒り、憎しみ。 けどある時考えてしまった。こんなの、<etml>と何ら変わらないじゃないかと。ハーモニープログラムで意

      • いつか埋まるはずの空白と、「Council Skies」

        原点回帰を掲げたノエル・ギャラガーの底力なんか久々に恐ろしいものを聴いた。 自分の原点へと回帰したノエル・ギャラガーのソロ・プロジェクトの4thアルバム、"Council Skies"が6月2日に発売された。 先に言わせてもらうと僕はノエルのソロは3rdが最高傑作だと思っていた。というか今でもHoly Mountainは過小評価されている傑作だと考えている。しかし今回のアルバムは3rdどころ話ではない。これまでのソロアルバム全部ひっくるめても、"Council Skies"

        • 攻殻機動隊 SAC_2045と、とあるロボットアニメの話。

          攻殻機動隊 Stand Alone Complexから連なるS.A.Cサーガの終焉を描いた、SAC_2045。 おそらく沢山のS.A.Cファンが語り、考察しつくされているであろうからにわかの私がこの作品の考察を語るようなことはしない。 では何を語るのか。それはこの作品を取り巻く意見、そして劇中で語られるNostalgia、とあるロボットアニメである。 永遠に埋まるはずのない空白 SAC_2045はなんと14年ぶりのS.A.C作品なのだという。しかし、これまでの作品とは違い

        「イイやつ」が割を食った瞬間 小山田圭吾 炎上の「嘘」