見出し画像

ポイはサッサと破けなければならない

会社員ギタリストのNavi(ジュンペイ)です。
週末、地元のメーデーのイベントに行ってきました。
メーデーとは働く人の祭りごとで、「賃金あげろ~!」といったデモ行進を想像されるかもしれません。
地元のメーデーイベントは、行進もありますが、くじ引き大会であったり、移動動物園、屋台が出たりと、みんなが楽しめる、お父さんの家族サービスの場になっている印象です。

さて、そのメーデーで、スーパーボールすくいがあり、息子がやりたいというので参加しました。
組合が主催なので、営利目的ではなく200円で遊べます。安いしええかの気分で遊ばせたんですが、これが意外としんどかったんです。なんと、破けないポイに出会ってしまったんです。

ポイが破けない

息子は店員さんからボールをすくうポイをもらい、すくったボールをボウルに入れていきます。
通常の夜店なら2,3個でポイは破れるのですが、いっこうに破れない。営利目的でないので、丈夫なポイを準備したんでしょう。強すぎる。しまいにボウルはいっぱいに。なかなかなもんでしょ?

写真で見ると「凄いね~!」ってなるんですが、実際はず~っとすくっているので、ある時点から子供も飽きてくるんです。店員さんも「とれたね~!」のテンションが下がっていきます。

ポイの役目

ここで、気づきます。
ポイは破れなきゃいけないんだ、ボールをすくってはいけないんだと。
破れるからゲームが成立するんです。すくえるボールは2~3個でいい。
すぐ破けるやん!って子供が怒るくらいがちょうどいいんです。
そんな経験をさせて、子供にすくい方を考えさせるのがポイの役目だと気づきました。
(結局、息子のポイは破けず、ちょっと穴が開いた時点で止めました)

ギタリストの役目を見直そう

ポイの役目は、サッサと破れて子供を成長させること
ギタリストの役目は何でしょう?
バッキング、ソロ、コーラス、カッコつける、色々あると思います。
ただ、破けないポイのように主張しすぎてはNGの場合があります。
ありがちなのが、爆音過ぎる・歪み過ぎるでドラムやボーカルが聞こえない。ちょっとタチが悪いと、技術でマウントをとり、頼んでないのに共演者に指導しだしたり。。。

サッサと破けるポイは子供の成長に役立ちます。
ギタリストは曲・バンドの成長の為に何ができるでしょうか?
自分もよく間違えます、全力で空振りするのもしょっちゅうです。ひとつずつ考えていきたいと思います。
会社員ギタリストを楽しみましょう。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?