ドル円予想(2020年6月15日・月曜日)
6/15(月)のドル円は先週金曜日の流れ継続で上昇していくと予想。上値の目処としては108.5円を意識しておく。
理由だが、まず15日NYCカットの非常に大きいオプションが108.3と108.54にあるため、月曜日の東京タイムで107円後半につけてるようであればロンドン、ニューヨークで108.5目掛けて続伸していく可能性は高いだろう
また米10年債が0.7%付近とかなり高い水準にあり、債権から株(株が軟調な場合は現金化)への資金移動の流れは起きやすい地合いだと思っている。結果、債権金利上昇によるドル買いトレンドも起きやすいと考えても良いだろう。特に最近のドル円は米債権価格にかなり高い相関性を示している。
なお、ドル円上昇トレンドは一過性と考えておく方が無難で上手く108.5近辺まで到達した場合はその時点で含み益となっているロングポジションは欲をかかずに利確することを推奨する。中長期的にはドルは安くなるというのが米国が緩和路線を取っている時代のベーシックストラテジーである。
リスクシナリオとして、月曜日に日経やダウ先物が軟調な場合はリスクオフとなりドル円もあっさり106円台目指して下がっていく、というパターンも十分あり得る点は留意しておきたい。逆に株価が軟調でもドル円が下がらない場合はマーケットはオプションを強く意識してる証左と捉え強気に勝負するに値するだろう。
6/15ドル円予想
107.2〜108.5
※利確推奨ポイント 107.9、108.2、108.4
[Disclaimer]上記記述は全て個人的な見解に基づく予想であり、実際の投資判断は自己責任でお願いします
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