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(2)お話作りがうまくなりたいよ〜!の段
ノーチのかたっぽ、¥0sukeです。
最近、大きな仕事が片付いて、インプットの時間を確保できるようになってきました。
最近見た(読んだ)もので、めちゃくちゃ良かったものについて、忘れないうちに書いておこうと思います。
内容のネタバレには気をつけますが、人の感想とかもネタバレになるから知りたくない!って方は、適宜読み飛ばしてください。
最近感動した作品リスト!
漫画『映像研には手を出すな!』
漫画『潮が舞い子が舞い』
漫画『チ。-地球の運動について-』
漫画『白井カイウ×出水ぽすか短編集』
エッセイ?『思考の整理学』
絵本『ドクターバク』
映画『パラサイト』
映画『ミッドサマー』
振り返ってみると、結構読んだり見たりしてますね。
全部について語るとキリがないので、今回は1作品だけ、個人的感動ポイントを記します。
映像研の第7集を読みました。
知らない方のためにざっくり説明すると、『映像研には手を出すな!』は、女子高生が少人数でアニメを作る話です。
それぞれのメンバーのスキルが最初からプロ並みなので、描けなくて悔し〜みたいなパートが少なく、女子高生の学園ドラマや恋の悩みの要素もない。
ただ「物を作る楽しみ」のみをサクサク摂取できるので、大変気持ちが良い作品です。
この巻で印象に残ったのが、
「伝えるのに必要なのは技術だ!!」
というセリフ(うろ覚えなのでちょっと違うかも)。
作り手が作りたいものを作りたいように作ると、見る人を置いてけぼりにしがちで、世界観設定などの「ガワ」の部分を全部説明したくなる。
しかし見る人にとっては、ストーリーに関係のない説明は混乱のもとでしかない。
伝えたいことを伝えるためには、初見の印象を想像しながら、自然に理解が進むよう工夫が必要です。
僕自身、絵本やイラストなどの作り手としてこのセリフを聞いて、めちゃくちゃ耳がいて〜!となりました。
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世界観設定やキャラ設定を作るのって制作においてとても楽しい作業で、どんどん想像が膨らんでいくものです。
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無尽蔵に想像を広げていくのは楽しい
しかし、いざストーリー構成を作る段階になると、起承転結や盛り上がり・オチ・演出など、考えなければならないポイントだらけになります。
その過程でカットしなければならない部分や、次回以降のお話に回した方が良い部分などが出てきて、泣く泣く削らざるを得ない。
本当は、最初に思いついたアイディアを全部盛り込みたい!
作り手の心理的には、一旦生み出したものを捨てるのには抵抗があるのですが、全てを読者に受け止めさせるのはおこがましいことですし、自己満足のために読者を置いてけぼりにするのは本末転倒です。
という観点から一昨年書いた絵本を振り返ると、あまりにも反省点だらけだったと思います。
冒頭に世界観や前置きの説明を詰め込みすぎたし、一度にやりたいことを詰め込みすぎた。
文章も場面展開も多すぎた。
絵本が完成した時は、「これは凄いものができたぞ!」と興奮したのですが、1年経って見返すとなかなかに恥ずかしいものです。
まぁ、そのぶん自分が成長しているということなのでオッケー!!
10月の博ふぇすまでに大改良を施して再販する予定(希望)なので、具体的な反省点は、改めて後日記そうと思います。
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久しぶりにハンドリングしたら質量を感じました。
今日はここまで。
それでは。
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