人間の可能性

まもなく2019年が終わります。
今年は大納会が30日でしたので、きのうまで仕事をしていて、今日はもう大晦日で驚いています。
今年も1年あっという間だったなーと感じています。
今年も、テレビ東京の「昼サテ」や、日経CNBCの「ラップトゥデー」「日経ヴェリタストーク」を見て下さって、本当に有難うございました。
みなさまに少しでもよりよい番組をお届けできるようにという思いで、チームみなさんの力をお借りしてやってまいりました。
来年もまたワンチームでよりよい情報をお届けできるよう精進していきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

2020年の大きな楽しみといえば、やはりオリンピックですよね。
日本選手の活躍が楽しみですし、ラグビーワールドカップも盛り上がりましたから、日本がどのような熱気に包まれるのか、本当に楽しみにしています。

先日、以前仕事でご一緒させて頂いたスポーツ業界の方との忘年会で、素敵なお話をたくさん伺ってきました。

例えば、陸上のリレーでいうならば、
リレー選手にタイムが早い人だけを揃えても結果に繋がらないという話。
まず、日本代表はオリンピックのリレーでメダルを手にしていますが、一人一人のタイムだけをトータルすると、他の国よりも遅いようなんです。
でも、バトンの技術などでカバーして、
メダルに手が届いているということでした。
そして、もう一つ。少しタイムは劣るけれど、その人がリレーメンバーに入ることで、他の選手たちが彼をサポートしようとしたりしていつもよりタイムが速くなったり、精神的刺激を受けやる気がでて皆のタイムが良くなったりして、トータルで速くなったりするそうなんです。
不思議な話しだし、凄い話ですよね。
でも、よくよく考えれば確かに似たようなことがあったりするなぁとも思いますよね。
人間のハートの化学反応って、まだまだ解明されてないことが多いと思います。凄いパワーを秘めているのでしょうね。この話を聞いて人類の可能性はまだまだ広がっていきそうに思いましたし、
将来イノベーションを起こす何かヒントがあるように私は感じました。
それはAIと絡んで生み出されるものなのか。それとも、違うアプローチなのか、答えは分かりませんが。来年引き続き模索していこうと思います。

また、オリンピックメダリストの言葉にも、私はハッとさせられました。
それは、クラシックコンサートの話をしていた時。
「クラシックは耳で聴くだけでもいい効果があるけれど、生演奏を全身で聞いた方がやはりいいんですよね。パフォーマンスにつながっていくんですよ。」
「全身で聴く」やはり世界で闘うトップアスリートは考え方が違うなぁ、凄いなぁと思いました。

でも確かに、私も、以前、世界的に有名なアーティストのコンサートに行った日、感覚が研ぎ澄まされ、
手先が凄く器用になったことがあり、
いい音楽をライブで聴いたらやっぱりいい効果があるんだなぁーっと思ったことがあったので、納得しました。
ほんと、不思議ですよねー。なんなのでしょうね。

人類の可能性を強く感じ、新たなステージに入っていくようで、ワクワクする話でした。

オリンピックで世界中から多くの人が集まった時、私たちは目には見えない凄いエネルギーを感じるのかもしれません。

昔、石原元東京都知事にインタビューさせて頂いた時、「オリンピックを若い人たちに経験させてあげたいんだ。世界中の人が集まって凄いエネルギーなんだ」と、目を輝かせていらっしゃったことを思い出します。本当に楽しみです。

2020年は、私自身、オリンピックの日本代表を応援し、オリンピックのエネルギーを感じ、いい音楽や舞台などにももっと触れて、気持ちや頭をクリアにして、柔軟に物事を捉え、軽やかに過ごして行きたいなぁと思っています。
そして、みなさまのお役にたつような情報発信が少しでもできますと幸いです。

みなさまも、どうぞ明るく、元気に、笑顔でお過ごしくださいませ。

それでは、良いお年をお迎えください。

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