サンリオ

サンリオが21日、新型肺炎の感染拡大を防止するため、東京多摩にあるサンリオピューロランドと、大分県のハーモニーランドを翌日から3月中旬まで臨時休館すると発表しました。
このような事態を初めて聞き、新型コロナウイルスの深刻さを感じましたし、来場客や従業員への感染拡大を懸念してトップが勇気を持って迅速な判断をされたと思いました。

新型コロナウイルスを巡る日本の今の状況は中国の人たちから心配されているようです。
今の日本の危機感の無さが、武漢の最初の頃に似ているそうで、はじめは他人事と捉え、マスクもあまりしていてなくて、普通に人が集まったりしていたと。
そして、九州で行われたマラソンを見たり、一般ランナーは出なくなりましたが開催される東京マラソンの情報を知り、当時の武漢の様子と重なり、さらに感染が拡大するのではないかと心配しているそうです。

じわじわと各地で感染者が増えてきているのに、マスクは品薄のままで、全く買えませんし、今回の新型コロナウイルスを巡る対応で問題があると思われるWHOの基準を遵守する日本政府は対応が後手に回り、未だ指針は出ていません。そんな中で3連休に突入してしまいました。
未知の物に対しては様々な想像を働かせて、出来る限りの対処をしないといけないでしょうから、対策を急いでほしいです。

サンリオの株価は、サンリオピューロランドの休館発表をうけて昨年来安値を更新、一時、約1年9ヶ月ぶりの安値をつける場面もありました。新型コロナウイルスで中国からの団体客は来なくなり、国内客もコロナ感染を警戒して減少していたようですから、業績はさらに下押しされることになると思います。でも、もし私が投資家だったならば、長期で見ても応援したい企業だと思いました。
トップの判断、突き動かす周りの判断はとても大事なことで、サンリオは目先の売上にとらわれず、サンリオに関わる全ての人を大切にした、思いやりのある判断は本当は評価されていいことだと思うからです。
去年、日経のウーマン・オブ・ザ・イヤーで大賞を受賞したのは、サンリオピューロランドを2年で黒字にV字回復させることに尽力されたサンリオエンターテイメント代表取締役社長小巻亜矢さん。
記事やテレビで拝見していますが、素晴らしい方だなぁと思ってますし、株式会社サンリオの創業者、辻信太郎代表取締役社長とともに、いつかお会いして、お話しを伺う機会があれば嬉しく思います。

私は子どもの頃からサンリオキャラクターが身近でしたし、大人になった今でもサンリオのお店にいくと、なんとも幸せな気持ちになり、癒されます。
今も普段から、サンリオのはさみやノート、レターセット、シール、電卓、クリアファイルなどを使っていますし、少し前から登録をして、キティちゃんやサンリオキャラクターからお便りが届きます。それを読むとほっと癒され、ちょっと疲れていても笑顔になります。
今年45周年アニバーサリーのマイメロディー。ワールドが雑貨などを展開してるITS'DEMOでは可愛いらしくて、春らしいデザインのマイメログッズがコラボレーションして販売されていて、つい最近も、私はクリアファイルや、メモ帳などを購入しました。

キャラクターやサンリオの持つ世界観というのは、他にはない、世界に誇れる企業だと思っていますし、まだまだ今後を期待しています。今、減速してきている海外事業へのテコ入れも注目しています。
新型コロナウイルスが終息したら、是非サンリオピューロランドにも行ってみたいです。
いつもサンリオキャラクターに癒され、励まされ感謝しています。これからも応援させて頂きます。