60.怒りの気持ちどこからくるのかな…
今さっき、私は息子に雷を落としたところだ。
「もう知らん。一生教えん!」
そう言い放って寝室にこもる。
めちゃくちゃ腹が立った。
一生とか…子どもみたいに使ってしまった…
息子が話を聞かないからだ。
教えてって言ってくるくせして、全く聞かない。自分流で突き進む。
ひらがなの「か」という字のバランスが悪すぎて午前中直したところなのに、またバランスが悪い「か」を平気な顔で書いている。
母「なぜに?」
「謎…。」
「だからさ、か…。」
言われてからやっと、
息子「あぁそうだった。めんどくせ」
このやりとりが永遠と続く。
夏休み、字を綺麗に書くように担任から懇談会で言われ、私は過敏になっている。
今日は作文を仕上げる予定だった。
字が汚いだけでなく文章力も弱く、句読点や、文章もままならないため、下書き用の原稿用紙を薦めた。
「いーや、これに書く。」の一点張り。
清書の紙がボロボロになる予想ができる。
下書きしたものを清書するのがどうやらめんどくさいのだろう。
「汗がだーだだった」
汗がダラダラたれた表現をこのように表現する息子だ。
そばにいてアシストしなければ全消しのおそれがある。
お願いだから下書きしない?とすすめるがいきなり清書にこだわっている。
なかなかの頑固者である。
長時間付き合うのはごめんだと私も思い、その都度あってるか確認することにした。
まだ一枚目半分くらいなのに、間違いだらけに愕然とした。
結局消しゴムで消すはめに。
もう!と息子もキレだす。
母「もう!じゃない!」
そして直さなくてはいけないひらがな「か」がまたいくつかあった。
その瞬間、私はカチーン💢
母「だから、【か】!!」
母「なんで直そうとしないの?」
息子「あーめんどくさい」
母「めんどくさいなら一回で覚えてよ」
「なんで話きかんの?」
息子「あーほんとに、めんどくさっ!」
母ブチ切れ!
母「こっちのセリフだわ!言われたことやれ!教えて言ったヤツ誰だー!」「話聞かんヤツはもう知らん。一生教えん…。1人でやっとけー!」
(ヤツ呼ばわり…)
私はその場を離れた。
私は何に1番腹立っているのか…
言ったことを聴いてくれないから腹が立つのか。
おしえる意味ないやんと虚しくなっているのか。
時間返せやーとまで思う…。
さっきまで張り切って応援してたのに、急に怒りが込み上げてくる。
この怒りはどこからくるんだろう。
何の怒りだろう。
悔しいのかな。
困っているのかな。
自分の思い通りに動いてくれないからかな。
反抗してくるからかな。
1番の怒りは素直に言われた通りにやらないからかもしれない。
遠回りしてる暇はないという焦りの怒りなのか。
聴いてほしいけど聴いてくれない悔しさか。
息子の行動ばかりとにかく正そう正そうとしているからかな。
一年前も夏休みの宿題で同じようなやりとりをしたけど、なんも変わっていない!
あれ、成長してないの自分なのかな…。
あー、凹むなぁ。
ちょっとくらい話聴いてくれるといいのにな。
話を聴きたくなるような声かけってどんなよ。
一生教えん言ってしまったから、パパに任せるか。
あー、もう知らん。
今日はこのへんで。
疲れた〜〜〜
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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