「Ryuichi Sakamoto | Opus」感想メモ

劇場鑑賞したメモ(今後加筆修正する)

-グランドピアノの鍵盤は重い
指の運びと音の芯には老いを感じない 苦労が滲む表情、呼吸のリズムで知る生
しゃんとした背中、向き合い方 誠実さ
指先は水を泳ぐ様に軽く、魂はなんと重いのか

筋力の失われた身体で、あんなにも自由自在にピアノを奏でていることが、大層不思議に見えてしまった

-tong poo
入りで感激した
これ大変だから!いけるかな?!(要約)の教授がみれてハッピー

ラスト付近 死への夢想
-trioonのカメラワーク
ピアノの海で泳ぎながら月光浴をする
満月を眺める教授、生と死の境への眼差し「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」
-夢を見た先のhappyend新解釈
ドビュッシー? 嬉しそう、病から解き離れた身軽な心、踊り出しそう クラシックな幕閉じには留めつつ、途切れる最後の音
-戦メリ 人生のすべて 走馬灯の様なフィナーレの様な帰結

映像美術館内の映画館で、真剣に観たいオーディエンスが多かった印象(コンサートを聴きにきてるみたいなスタンス)
劇中啜り泣く声が所々から聞こえた、
EDで立ち上がる人もなく、上映後拍手がしばらく止まなかった いい空間だった

21 April 2024 at ACMI

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