双子座を感じる
今年ももう折り返し地点に近づいていて、西洋占星術的には木星双子座期がやってきます。
私の大親友が双子座で、このタイミングで合わせてきた??と思うほど大胆な人生の方向転換を決意し、来週オーストラリアを離れます。
他の友人も先月のボンダイショッピングモールの無差別殺人事件を受けて、”人生一度きりでいつ終わるかわからないから”と考え直し、来月5週間ヨーロッパにホリデーに行くそう。スペインでイベントに参加した後はフランスのニースに三週間滞在するらしく、”きっと私の前世はフランス人、いつかフランスに住むのが夢なの”、と言い忙しい中毎日欠かさずフランス語を勉強しているらしい彼女はとてもキラキラしていた。
彼女たちは自分で自分の夢を叶える道を自分で選んだ。見ていてとても清々しく、嬉しくなるし応援したくなる。
なんというか、自分の興味の赴くままにとりあえず先のことはいい意味で深く考えずに色々なことをかじる感じが双子座だなぁと横目で見ながら私は普段と何も変わらぬ生活をシドニーでしています。
土の時代から風の時代に移り変わっていると言われる今、風のエレメントを持った人たちには追い風だが、土のエレメントの人はどう生き抜けばいいのか、についてよく考える。
私自身太陽は風だが月は土。流れに身を任せて旅するように行きたいと思う自分と、しっかり根を生やしてひとまずここで納得するまでやり遂げよう、そんな自分が交差してもはやどっちが本当の自分だかわからなくなってくる。
でもこの情報に溢れた時代だからこそ、土とか風とかエレメント関係なく、一番磨くべきは個性だと思うのです。
自分は誰なのか、何が好きで、何ができるのか。それをきちんと言語化できる人が”楽に生きれる”と思っているので、私自身もこういった場所で自己表現をする練習をしていきたいと思う。誰にどう思われるかを意識して生きていける時代は土の時代においてきたなと感じます。
一昔前の”みんなにどう思われるか”で作られたイメージは、悪い言い方をすれば作り物。偽りの姿なんてわかる人にはバレてしまう時代なのです。
そして憧れの人の真似をして過ごしていてはその人のコピーにしかなり得ない。でもその人のいいところをお借りして自分の中に落とし込む作業をすれば自分のものにすることができると思っている。その人がなぜそれをするのか、どうやってそれを習得したのかを調べて学ぶのです。
私で言えば、ナチュロパスなんてたくさんいる。なんなら私の友達はほとんどナチュロパスだ。私よりうんと経験があって英語だって第一言語のためコミュニケーションに困らない。日本人ナチュロパスだってどんどん増えている。じゃあ自分にできることとは何か。私の強みとは、私が自然と上手に出来ることは何か。
人の強みはすぐ分かるのに、自分の長所となるとすぐに出てこないのがもどかしい。
そんな私は占いが好きだ。
占いというと毛嫌いする人もいると思うけど、自分の生まれた時の西洋占星術のチャートを出してみると、その人の基本となる性質が結構見えてくる。
自分がこうなのはここの星がこの星とこうだからだったのか、などの答え合わせとしてよく使う。星読みだけではなく、四柱推命、運命数、宿曜占星術、オラクルカード、ヒューマンデザインもすべてフル活用。びっくりするくらい自分のことを客観的に分析してくれるのでもはや生まれた時から見透かされている気になってしまう。
でもそれに頼り過ぎずに、あくまでも自分の直感を大事にして自分の選択をしていけるように気をつけています。
今日のタイトルである木星双子座期。
一年に一度星座を移動する木星はその年の雰囲気や全体の流れを象徴するため、流行などの流れを掴みやすく。その木星が12年ぶりに5/26に双子座に移動したのだ。年末ごろに一度牡牛座に戻るが、その後双子座にまた戻り来年の6月まで滞在する。
双子座の影響が強い今は、自分の好きを見つけるのにうってつけ!
興味の赴くままに行動していけばいいのです。
私のパートナーは占星術には疎いが、私よりもろに天体の変化に影響を受ける人です。水星が逆行すると電子機器の不調に振り回され、満月になるとイライラ、カッカして、その振り回されっぷりは見ていて面白い。笑
木星が双子座に入った今日、何を思ったのかいつもの違うものを飲んでみようとカフェでオーダーした物が美味しくなかったらしく、飲みながらとても後悔をしていた。もう頼まない!と。
失敗もするかもしれないけど、ぜひ来年木星が蟹座に移動するまでは好奇心の赴くままに挑戦してみましょう!
自分の人生に悩み、考え過ぎてパンクしかけている人は、少し自分の脳だけで考えるのをやめて宇宙という私たちが到底及ばない大きな力の流れを学びその巨大な流れに身を任せてみませんか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?