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登山記 vol.6 〜日光白根山〜


もしも私が小学校の先生だったら
担任した組の1発目のテストの第1問目に

ーーー
問「最高の山を答えなさい」

答 「          」
ーーー

と出します

「日光白根山」と書いた子には
二重丸と頭ヨシヨシ💮

それ以外の回答をした子には
一列に並べて強めのゲンコツをお見舞いです✊


さて、大好評のネイチャーTakuによる出張記
皆さんに支えられてvol.6まで参りました


冒頭からサディスティックな入り口で
大変申し訳ありません

ただ、どうかご安心ください

今の時代、そんなこと教育委員会やPTAが許しません

何より最高の山というのは正解がありませんし


というより、何を隠そう私は小学校の先生ではないのです
是非とも安心してお子様を学校にお預けください🏫

そんな大興奮の私がお届けする"最高の山"
日光白根山の様子を、写真を交えて晒していきます

読み終わる頃には絶対に行きたくなる山ですので
心してご堪能ください

駐車場からして、スーを差し上げます!

でました

グラススキーといいまして
芝の上をスキーやスノボーで楽しめちゃうんです⛷🏂

そんなグラススキーを横目にロープウェーへ向かいます


当然人気の山でしょうし
台風一過もあってか人がワンサカ

感染症対策で他の方達とは同じゴンドラにならずに、同行した、おなじみのネイチャーTuruと標高2,000mのロープウェー頂上駅を目指します



すでに眺めは最高

雲一つない空にココロ踊らせ


ロープウェー頂上駅に到着
奥に見えるのがこれから登る日光白根山2,578mです

頂上付近は漢字の"山"に似た山ですね⛰

ここには絶景と足湯、レストランやトイレと喫煙所
至れり尽くせり
これにパソコン置いたらほぼ快活クラブですよ

神社の鳥居と動物避けゲートを通過して
いよいよ登山道の始まり始まり

よく踏まれた広い登山道、立て看板も多く登山に優しい樹林帯です🌲

大変な急登も少なく木道もあり簡単

足湯にトイレにレストランに
歩きやすく分かりやすい登山道
ここまでは"接待登山"と言っていいレベルです

百名山に選ばれる名山とはいえ
安達太良山も筑波山も道中は大変キツかったです
この先にどんな罠が仕掛けられているのか
あえて疑ってかかりましょう

このように所々、細い道やでかい岩の脇を失敬する道はあるものの

枝の隙間から垣間見える遠くの山々の眺めは最高
どうやらまだ接待登山は続きそうです

ネイチャーTuruと共にスキップではしゃぎながら頂上を目指します



樹林帯を休憩しながら約100分程
後ろから来る方達に道を譲りながらゆっくり登りました

そしてついに樹林帯を抜けて
森林限界を迎えます

ネイチャーTakuの
登山における脳汁プッシャーランキング
1位 家に帰って風呂あがってビール
2位 頂上に到達したとき

に続く第3位が
樹林帯を抜けて森林限界を迎えたとき
なのであります

森林限界、というワードがかっこいいし
頂上が近いのを実感できて風景が変わるのも嬉しい
そして見晴らしが良くなるのもかなりいい
暑い日は風通りも良くなりますしね

この景色を拝みながらの昼休憩
世界一コンビニのおにぎりをおいしく食べれる場所といえば山一択です🍙

ここからはガレ場とザレ場が続きます
↑最近覚えた言葉です

ガレ場(ガレバ
不安定な石が積み重なって足場の悪い場所

ザレ場(ザレバ
小さい石や砂利で足を取られて滑りやすい場所

覚えたワードはすぐ使いたがるタチです

ロープウェー頂上駅が遠くに見えます

もうこんな登ったのかと信じられないくらい遠い


他の山々の稜線も綺麗に見えます
改めて天気の良さを実感

足を取られながらもたまに振り返って絶景を楽しみながら進みます

立派なケルンです
↑最近覚えた言葉です

ケルン(ケルン
登山道の道標や慰霊碑的な意味で人工的に作られた石積みのこと

わざと、「あっケルンがあるね」なんて少し大きめに声を出して他の登山客に一目置かれようとしたりしてます

高山植物も可愛い

樹林帯を抜けてから休憩を挟んで約50分
頂上まで残り200mの、開けたゾーンに来ました

中禅寺湖でしょうか、遠くにくっきり見えます

眺めも格別


軽く下ってから登り返して頂上へ

相変わらず頂上直下は渋滞です
日光白根山は頂上が狭く、みんな写真を撮るので混むのです

ここからは五色沼がひょっこりはん


知らない方ですが
さながらエヴァンゲリオンのカヲルの位置どり


と、カヲル候補生の方々


そして日光白根山2,578m踏破!

こちらも存じ上げない方がひょっこりしてますが
とにかく写真待ちで大混雑なので
1枚だけサクッと撮って通過だけさせてもらいました
三密ならぬ、山密ってやつ


少し下ったところで休憩しました

もはやコンクリートがなくなってしまったかのような景色
目の前に広がるのは空と山と沼
延々と続いてるかのような錯覚に陥ります

綺麗な空気と最高の景色を惜しみながらも下山開始です

小さなお子さんも多く、登りやすい山として知られているのかもしれません

下り初めはかなりのザレ場
登り以上に足を取られて、踏ん張りが効かないのでズルズルです


登りとはまた違う景色が見れていいですね

「登山は下山だ」
という方も多いと聞きますが
・景色を見ながら歩ける
・登りより荷物が軽い
・登頂した後で優越感がある
・ほとんど息切れすることがない
・登りの約半分の時間で進める
この辺りが理由でしょうか、納得です


あんなに遠かった沼も近くに



途中ずっこけながらも下ってきました

9月の中旬ですが紅葉が始まっていますね🍁

少し冷えてきた樹林帯を抜けて


西日に照らされた木道も雰囲気プンプン

気がつけば登山開始から5時間半
無事、下界に帰ってきました


行きはあんなに綺麗に見えていた山の字も
雲に隠れて視界ゼロでした☁️

長蛇の列を並んでロープウェイで駐車場へ帰りました




ーーー

いかがだったでしょうか、日光白根山

強めのゲンコツをお見舞いした子供たちを、首根っこ掴んででも連れてきたいほどの大スペクタクル登山でした

途中、登りやす過ぎてその先を疑ってしまっていましたが、その必要は全くありません
どうぞ皆様も、とくと接待登山をご堪能いただきたいです

注意点としては頂上の混雑、帰りのロープウェーの長蛇の列、帰りの山道の渋滞
以上の混雑系と
弥陀ヶ池方面へ下山する際の長くてズルズルのザレ場でしょうか

天候にも恵まれ、ネイチャーTaku登山記始まって以来の100点満点登山でした💯

ではまた、次の山でお会いしましょう
最後までご覧いただき、ありがとう御座います

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