上田優紀

ネイチャーフォトグラファー。世界中の極地、僻地を旅しながら撮影しています。 web:https://yukiueda.jp クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/projects/view/165151

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    最近の記事

    マナスルフォトブック追加受付のお知らせ

    クラウドファンディングにてご好評いただいたマナスルフォトブックを追加販売することになりました!想像もできない極地、標高8000mの絶景をお届けいたします。 そして、デザインをTHE NORTH FACEをはじめ多くのデザインを手がける金田遼平さんにして頂けることになりました! これらのアイテムの販売金額は全てマナスル挑戦への遠征費にあてさせて頂きます。 価格は10,000円(税込、送料込み)となります。 ご注文、ご質問ございましたらDMもしくはinfo@yukiueda.

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      • SIWAコラボアイテム追加販売のお知らせ

        クラウドファンディングにてご好評いただいた大人気ブランドSIWAさんとのコラボアイテム4商品を追加販売することになりました!これらのアイテムの販売金額は全てマナスル挑戦への遠征費にあてさせて頂きます。 ご注文、ご質問ございましたらDMもしくはinfo@yukiueda.jpまでご連絡ください。 1.タブレットケース 販売価格:10,000円(税込) サイズ:(H225 x W333mm) MacBook Air 11.6インチがぴったり入るサイズです。またA4の書類が

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        • クラウドファンディング終了!

          さきほどクラウドファンディングを終了いたしました!‪ 総額2,021,056円のご支援を頂きました。 ご支援、応援、シェアして頂いた皆さま、本当に本当にありがとうございました!‬ ‪あとは僕がマナスルを登頂して撮影してくるだけ! きっと想像をこえる標高8000mの風景をお届けします! 引き続き、応援よろしくお願いします!

          • クラウドファンディングあと1日!!

            2019年9月、標高世界第8位マナスル(8163m)登頂を目指します! 先月からその挑戦にあたってクラウドファンディングを行っており、いよいよそれも明日までとなりました! リターンにはマナスルで撮影したフォトブックやオリジナルプリント、さらに和紙を使って日常品を生み出すブランド「SIWA」とコラボして、マナスルの写真をプリントしたオリジナルアイテムを製作します。日々の生活と最もかけ離れている極地を身近に感じるアイテムが頑張るあなたの毎日を応援します! パスポートケース、コイ

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            • SIWAコラボアイテム追加販売のお知らせ

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              • クラウドファンディング終了!

                • クラウドファンディングあと1日!!

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                  • クラウドファンディングのご支援が目標の40%に達しました!

                    先月から行っている標高世界第8位マナスル(8163m)という山への挑戦プロジェクトのクラウドファンディングの支援総額は目標の40%に達しました! ご支援頂いた皆さま、本当にありがとうございます。 届けたい風景を求めて今までずーっと一人で撮影に向かっていたのですが、こんなにも多くの人たちに応援してもらってたんだと、出発前に知れる毎日がとても新鮮で誰かが支援してくれるたびに勇気を頂いています。 さて、目標達成まであと21日で約180万円! まだまだ先は長いですが、きっと想像も

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                    • クラウドファンディングはじめました!

                      今年の9月、標高8163mのマナスル登頂を目指します! 見たこともない風景を撮影して、ワクワクするような写真を必ず届けますます!! 8000m級の登山は莫大な費用がかかるため、本日よりクラウドファンディングをはじめました!7月末まで行います。 SIWAさんとのコラボリターンもかなり良いのでぜひ見てみてください! ご協力をお願いいたします‍!! 詳細はリンク先へ https://camp-fire.jp/projects/view/165151

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                      • アマ・ダブラム紀行 最終話

                        午前3時半。風の音は少し弱くなっている気がする。狭いテントの中で隣に座るシェルパに声をかける。 「行こう!チャンスだ!」 真っ暗な闇の中をロープとヘッドライトの光を頼りに氷の壁を登っていく。標高6500m、極端に薄くなった空気と見上げても先が見えない垂直の壁が肺を握りしめるように押しつぶし、全く息が出来なくなる。 5歩進んで、立ち止まる。5回呼吸をして、次は7歩進もうとするけど、やっぱり5歩しか足が上がらない。足は鉛のように重く、アイゼンを壁に蹴り込む力もほとんど残って

                        • アマ・ダブラム紀行 第12話

                          朝起きると快晴だった。暑かったが最初からダウンスーツを着込み、キャンプ3を目指す。どこまで続くか分からない岩壁を喘ぎながら登っていくが、撤退した前回よりも明らかに調子が良く、スピードも速い。次第に岩は氷の壁に変わっていき、時々ピッケルを使いながら丁寧に進んでいった。 標高6300m、真っ白な氷壁と宇宙を抱えた濃紺の空のコントラストが美しい場所だった。迷路のような氷と雪の世界を登っていく。聞こえるのはザクッザクッというアイゼンが氷に食い込む音と自分の吐息だけだった。静寂に包ま

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                          • アマ・ダブラム紀行 第11話

                            10月25日、いよいよ最後の挑戦がはじまった。泣いても笑ってもあと4日で全てが終わる。そう思うと、自然に気持ちが高まってくる。 午前9時、もう何度登ったのか分からない取り付きの丘をゆっくりと登っていく。いつも通り2時間かけてハイキャンプまで歩き、いつもと同じ岩に座って熱いお茶を飲みながら南西稜の先にそびえるアマ・ダブラムを眺めた。多少の雲はあるが、風はなく、頂もよく見えている。これから行くルートを目で追い、キャンプ1まで高度を上げていく。 尾根まで上がってキャンプ1、そし

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                            • アマ・ダブラム紀行 第10話

                              翌朝、キャンプ2から岩壁を懸垂下降し、切り立ったリッジを歩いていく。思いがけないことにある意味で怪我が功を奏していた。痛みがあるから集中力を保てる。出来るだけ痛みのないように意識してしっかりと呼吸をし、一歩ずつ丁寧に歩いていく。 もちろん、何をしても肋骨は痛いし、歩く速さはかなり遅いが、時間をかけながら、ゆっくりとキャンプ2からキャンプ1、そしてベースキャンプまで下っていった。前回よりも2時間近く多くかかったが、何とかベースキャンプまで戻り、キッチンシェルパが入れてくれた熱

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                              • アマ・ダブラム紀行 第9話

                                10月22日、ベースキャンプ。僕はテントの中で痛む脇腹を抑えながらシュラフに潜り込んでいた。深く呼吸をする度に鈍痛が肋骨の辺りを襲ってくる。想定もしていなかったその出来事が起きたのは撤退を決めた日のキャンプ3にまで遡る。 撤退を決めたからには出来るだけ早く標高を下げる必要があった。標高6000mの世界では長くいればそれだけで体力は奪われてしまう。キャンプ3から強風の中、力なく懸垂下降を繰り返した。 登山における事故のほとんどは下山中に起こる。登るのに体力も精神力も使い、集

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                                • アマ・ダブラム紀行 第8話

                                  深夜1時。完全に寝ることは出来なかったが、シュラフを出た。熱いスープとコーヒーを2杯、チョコレートバーを1本食べ、ダウンスーツを着る。時間をかけて三重靴を履き、日焼け止めをたっぷり塗ってから、バックパックの中をチェックした。 カメラ、レンズ、予備のサングラスとヘッドライト、グローブ、電池、行動食のチョコレートバーと乾燥したベリーを少々。テルモスには熱いお湯を入れている。たったこれだけの作業に1時間近くかかってしまった。 外に出て、ハーネスを履き、ユマールやATC、ビレイロ

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                                  • アマ・ダブラム紀行 第7話

                                    体はまだ万全ではなかったが、天気は待ってくれない。ひどい高山病にかかりながらベースキャンプまで戻った3日後、好天が2、3日続くとの情報が入ってきた。もう少し長ければ嬉しいのだが、このタイミングを逃す理由などなく、キャンプ2でサミットプッシュするか否かの最終的なジャッジを下す予定でアタックすることにした。 ヒマラヤの山を登る前、誰もがプジャという儀式を受けなくてはならない。ベースキャンプには簡易的な祭壇が作られ、コーラやお菓子が供えられる。 しばらくすると、僧侶が近くの村か

                                    • アマ・ダブラム紀行 第6話

                                      朝、太陽が昇るのと同時に目が覚めた。2時間以上続けて眠ることは出来なかったが体調は悪くない。一度、標高の低いベースキャンプまで戻り、休養日をもうけて体を回復させた。 2日後、再度、ハイキャンプ、キャンプ1、そして今度はキャンプ2まで進んでいく。キャンプ1から上は切り立った稜線を歩き、いくつもの岩壁をロッククライミングしながら登っていかなくてはならない。 キャンプ2の直下までやってくるとイエロータワーと呼ばれる壁が現れた。イエロータワーはアマ・ダブラム登山においていくつかあ

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                                      • アマ・ダブラム紀行 第5話

                                        翌日、ベースキャンプを出発し、同じ道を歩いてハイキャンプ、そして、さらに上部のキャンプ1へと登っていった。前日と同様に深い呼吸を意識しながら時間をかけてゆるい傾斜を歩いていく。 ハイキャンプを超えると突如世界が変わった。ベースキャンプからは見えなかったが、その先はいくつもの氷河を抱え、さらに奥には白く美しいヒマラヤの山々が静かにたたずんでいる。 そこからはひたすら南西稜を歩いていく。歩きやすかった道も次第に岩が散乱しするガレ場に変わっていった。浮石に注意しながら歩いていく

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                                        • アマ・ダブラム紀行 第4話

                                          ようやく移動のための移動が終わった。ベースキャンプで1日の休養日を挟み、本格的に登山が始まる。 と言ってもいきなり頂上を目指すわけではない。ヒマラヤの登山が成功するか否かはいかに高度順応できるかが鍵になってくる。その為、通常ベースキャンプと山頂の間にキャンプ1、キャンプ2、キャンプ3というふうにいくつもキャンプ地を設置し、それらを何度も往復しながらゆっくりと標高を上げていき、徐々に高所に体を慣らしていく。 僕も今回アマ・ダブラムにおいて、ハイキャンプとベースキャンプを往復

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