森と神々
佐久市の森林セラピーロードは日本の神々と深いつながりがあります。
森林セラピーロード「平尾の森」は美しい女神「木花佐久夜毘売」が平尾山を御神体として祀られていますし、「春日の森」は月の神である「月読命」が降臨した土地として月にまつわる伝説が残されています。
セラピーロードについてお伝えする前に、日本の「神」について考えてみましょう。
日本における「神」の定義は江戸時代に国学者の本居宣長が「古事記伝」の中で記したものが有名です。
宗教と道徳を混同せず、道徳や理性を超えた「人間の尺度で測れない尊く畏れ多いもの」として日本における「神」は存在しているのです。
このように日本人が古来から持っていた森羅万象に対する感性に想いを馳せながら佐久の森を歩いてみてはいかがでしょうか。
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