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私の経験した漂流人生

親ガチャ失敗と人生の漂流

私には子ども時代のいい思い出はありません。

父親の「こうあるべき」を強要されてきたので、自分で選ぶ力は育まれませんでした。

学校では「将来の夢」、「なりたい職業」といった授業が本当に苦痛でした。

「なりたいもの」なんてないし、「どう選んだらいいかわからない」精神的な自由がない環境で育ったので、将来のことが考えられないのです。

「自分は何者なのか」、「何をしたいのか」など目的を考えることもなく、目先の「何をどうやるか」だけの日々が繰り返され、点と点が線につながらないその日暮らしの日々を送っていたのです。

変わるチャンスを逃し続ける

人生の節目ごとに、自分と向き合うチャンスがありましたが、その必要性に気づいてもいませんでした。

学生から社会人、その後の転職と環境が変わっても、自分は何も変わらず、何年経っても成長しませんでした。

むしろ自分を変えないために、環境を変えてきたのだと、今では思っています。

目先のことしか見えていないので、求められるまま仕事を増やし、周囲に迷惑をかけていることにすら気づきませんでした。

そんな姿を指摘されたある日、「憂鬱な気持ち」に飲み込まれました。

「会社に迷惑をかけるならいなくなった方が良い」と思う反面、逃げることもできない、その板挟みでついに「うつの扉」が開きました。

「仕事」から「活動」に毎日が変わる

幸いなことに、自律神経を整える「ボディリズム呼吸法」の実践でうつ状態からは回復できました。

そこで、働いていた会社は辞めて、フリーランスとしてゆっくりスタートしていくことを決めました。

独立した私に、おつきあいのあった人材紹介会社の社長が声をかけてくださり、若者の成長をサポートする教育訓練の講師をご依頼いただきました。

前職でも「仕事」として若者支援をしていましたが、この訓練を通じて若者の毎日の成長を見届けるうちに、それが私の人生の目的となる「活動」に変化しました。

「仕事」をする人から「活動」する人に変化してみると、やらされ感がなくなり、同じことをしていても負担感が少なく、あらゆることが自分ごとになりました。

ネイチャーコーチに生まれ変わる

人生が自分ごとになると、毎日が充実してきましたが、「私は何者か」、「何をする人なのか」を言葉にして説明することがまだできませんでした。

そんな私を救ってくれたのが、『幸せなライフシフト12のヒント退職勧奨からのヒント』(幸せなライフシフト出版社)などのベストセラーを続出している、作家でライフシフトメンターの牧隆弘さんです。

オンラインで行われた牧さんの公開コンサルで、「私は何者か」、「何をする人なのか」があっという間に言葉になりました。

「ネイチャーコーチ:不自由な生き方をしている人の解放者」

〜自分で人生を決めるヒントをお伝えします〜

*人生の選択場面で成長しよう

*自然とつながる、気づきを得る

*心とからだのハーモニー

私は47歳にしてようやく「自分の生き方」を手に入れました。

「ネイチャーコーチ」として自然とつながり、次の3つを促す活動で社会に貢献するのが私の生き方です。

①「心身の調子を整える」

②「自分のあり方を見つめ直す」

③「交流の中で新たな気づきを得る」

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