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西国三十三巡礼五番札所*葛井寺

河内飛鳥時代に百済からの渡来者によって繁栄した。
王仁一族の辰孫が葛井連と改姓し氏寺として創建した。
紫雲山 葛井寺。勧進帳によると当時は2km平方メートルの
境内に東西両塔がそなわり七堂伽藍を有していた。

伽藍<garan>


伽藍とは僧伽藍という言葉を短くしたもので
僧が集まり住むところで修行をする清浄閑静な場所を示す言葉。
伽藍は俗世間との境界にあたる<山門><本尊を祀る本堂><仏塔><学習するための講堂><僧の住居は庫裏(くり)><食事をする場所で大黒様が祀られている食堂><トイレのある東司、西司>などからできている。


本尊国宝十一面千手観世音菩薩

千の目と千の手を持つ観音様頭に十一面をいただき、杖や宝輪、数珠などを持つ『大手』孔雀の如く拡がる1001本の『小手』そして正面の合掌手を合わせて1041本の手を持ちさらに掌にはそれぞれの眼が描かれている。




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