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植物図鑑*ハルジョン.ヒメジョン

遠賀川

白い糸状の花びらに花芯は黄色、マーガレットを小ぶりにしたような
可愛らしい花。川沿いの土手近くで育った私は、思い出す景色の中に
この花がいつも映り込んでいた。

春先から咲き始めて暑い夏を超え、秋風が吹く頃までも彼女たちは
私の足元に常に咲いている。
実は春先から咲き始める花がハルジオン(春紫苑)梅雨を過ぎて咲き
始める花がヒメジオン(姫紫苑)。
風貌も、育つ環境も似ているこの2種類の花の違いがよくわからない。
わかるのは咲く時期が違うこと。

茎を切ると空洞か否か?花びらの糸状が細いか?否か?など
見分け方はそれぞれあるようだが、それを持っても見分けがつかない。
どこにでも咲いてるたくましい花だが、摘んで持ち帰ると水揚げが悪く
必ずしおれてしまう。そんな姿も愛おしい。

ハルジオン
ヒメジオン

Bloom where God has planted you

時間の使い方は、そのままいのちの使い方です。
自らが咲く努力を忘れてはなりません。
雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。
次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。
渡辺和子  <置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです>
Bloom where God has planted you(神が植えたところで咲きなさい)


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