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一人でも保険外で起業したワケ

全くのブルーオーシャンという田舎。
他の地域でも、保険外サービスは、まだまだ認知度が少ない。
しかも個人でやっている方はもっと少ない。

でも、少ないけど、やっている人はいるのだ。
人生後半にさしかかり、コロナを経験して考え方が変わった。

できるときにやりたいことをやろう。
両親をはじめ、たくさんの方の生き様をみてきたから、
先に逝った人たちから与えられた命を活かしたい。

30年間
私は看護師として働く中でたくさんの違和感を感じてきました。

リハビリやケアプランでは、計画をたて、患者さんや利用者さんに同意をもらうのだけど、目標設定が全然楽しくない。

日常生活を安心して暮らせる
転倒しないでトイレにいける
一人で食事を食べることができる
痛みをコントロールできる
…。
たしかに大切なことなのだけど、
マズローの5段階欲求でいうところの、
生理的欲求 (生命を維持するための根源的な欲求)と
安全欲求 (健康の維持)
ここまでが保険の限界なのだと思います。

友達と食事に行くとか
ゴルフやテニスが再開できるようになるとか、
温泉旅行に行けるようになるとか、
楽しみである目的をたてることはできません。

なんか違和感ありませんか?

訪問看護では、
医師の指示に基づき、ケアマネや担当看護師の作ったプランに従い、
誰が訪問しても同じことができるよう、内容や手順が細かく決められています。
余程のトラブルが無い限り、時間内に終わらせて、次の訪問に行かねばなりません。

介護をしているご家族の、イライラストレス感じても、
話を聞くだけで心がしずまるかもしれないのに、そんな時間はありません。

車いすで移動する方も、お散歩に行って外の空気を吸えば笑顔が見られるのに、それは看護師の仕事じゃない。

なんか違和感だったんです。

医療や介護の保険はありがたいし、
必須だと思うけど、
補えないこともある。

幸せになるためには保険外のサービスが必要です。

私は挑戦を続ける人生でありたい。
結果ではなく過程を楽しむ生き方がしたい。
やるかやらぬか迷ったら、フリーズするよりやるほうを選択したい。

これまでは、役に立ちたいと思って仕事をしてきました。
でも、そのために、自分を犠牲にするのは違うと思う。
年をとったり、病気になったり、
役にたてなくなったら終わりなのでしょうか?
だから、役にたつ人間になるのは、やめました。

私のミッションは、
もう一人の家族のように寄りそう人。

保険外看護サービスで、寄り添う人に挑戦中です。

私が、ひとりでも勇気をだして保険外を起業したワケでした。
ここまでお読みいただき、ありごとうございました。











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