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名作トライアル#109 ワリオランド3 不思議なオルゴール

どうも、運転手さんが電車を運転している姿をなるべく近くで観たかったので、自作の名札で乗務員室に入ったスーパー高校生です。

それは冗談でして肝数値高男です。
この電車に乗っていた人は後になってこのニュースを見てバカ恐ろしかっただろうなぁ。多分、悪い奴じゃないんだろうけれども、頭のおかしい人間だったら突発的に強引に操縦なんかしちゃって、それが原因で事故なんか起こしちゃったら・・・なんてことを考えたら恐ろしすぎちゃいますね。
JR もちゃんと対応考えて再発防止にしっかり努めて欲しいですよね。

毎日仕事や学校行くのに使っている電車で同じような奴が乗車していたら・・・と考えたら恐ろしくて仕方ないですね。そんな時は無理に仕事や学校に行かないで家にこもってレトロゲームでもやっていたらいいのではないでしょうか?ということで今回は「名作トライアル」のコーナーでございます。

「ワリオランド3 不思議なオルゴール」を遊び倒している毎日にこの文章を打ち込んでいるわけでございますけれども、本当に面白いゲームだ。カレコレ23年前に出たゲームなのですっかりとレトロゲームになってしまっておりますけれども、俺はどうしてこんなにも面白いゲームを見逃して三十路になってしまっているんだろうか。
「ワリオランド3」ひとつ遊んでいないだけで自分の人生を「中身のない人生だ」って言い切れちゃうくらい、今の俺はこのゲームにはまり込んでしまっております。

前回のテキストでも軽く書きましたが、このゲーム「スーパーマリオランド」という、ゲームボーイ版の「マリオ」シリーズの派生版なんですよね。横スクロールのステージの端から端まで、敵に当たったり穴に落ちたりなどミスをしないでたどり着けたらクリア。そして次のステージへ・・・を永遠に繰り返すのが「マリオ」ですけれども「ワリオランド」になると同じ横スクロールではあるけれども、ゴールになる場所には宝箱が設置されております。それを開けて中に入っているお宝を手にいれたらコースクリアなんですけれども、「宝箱」ですからね。そりゃセキュリティの観点から鍵がかかっているのは当然の話じゃないですか。「鍵」が必要になるんですね。

「鍵」はステージのどこかにあるんですけれども、それをしっかり回収した状態で宝箱のところまで行かないといけないのです。
なので終始ボーッとした状態でいられません。
とは言っても、所詮 2D の横ゲーじゃないですか。3D のゲームならまだしも、2D ですから。ちょちょちょいのちょいなんじゃないの!?って考えがちですけれども、なかなかそうもいかない。
まず、ゲームボーイのゲームですので、画面が小さい。画面が小さい上に、カメラがワリオに寄り気味なのです。そうすることでワリオのグラフィックがいい感じに表示されていてそれはそれでええやんええやんスペシャルなんですけれども、周囲の視界が狭まってしまうので、どうしても鍵を見逃してしまう。

自分なりに視野を広げ、鍵を探しながらステージを進めていきますけれども、ずいぶんと進んだ先は行き止まり。その行き止まりの前には宝箱が。え?もう宝箱??鍵ってあったっけ!?!?!?
そして来た道を戻り再度あちこち鍵を探し歩きます。
ちょうど画面に映るか映らないかのいやらしいところに鍵があったりするんですよね。いやらしいけれども最高!
毎回、これの繰り返しですよ。本当にアホですね。俺自身、31歳のおじさんでございますけれども、Nintendo Switch Online でプレイしているから忘れられがちですけれども、ゲームボーイカラーのゲームなんぞ、手のひらに入るサイズのカートリッチですからね。そんな小さいソフトの中身にこんなにも踊らされている感じがダサくて素敵ですね。

このゲーム、テンポ的に言えば、正直なところ「スーパーマリオランド」や「スーパーマリオランド2 6つの金貨」のように、サクサク進めるわけではない。むしろその真逆で1つのステージを時間かけてじっくり遊ぶのです。そのため、最初にも書きましたが「スーパーマリオランド」の派生タイトルではありますけれども、遊んでいる感覚としては「スーパーマリオランド」ではない、まったく別のタイトルをやっているような感覚です。

そして、「ワリオランド」が「マリオシリーズ」と大きく違う要素のひとつとして、やはり「死なない」というところでしょうか。
「マリオ」なんてのは世界中で有名なヒーローだってのに敵に1回触れただけで死んでしまいますけれども、どうも「ワリオランド」にはそれがない。
この時点で「ワリオ」は「マリオ」よりもはるかに強いことが証明されております。
「死なない」どころか、敵にやられたら面白現象が起こるんですよね。せっかくなのでいくつかの面白現象を見ていただきましょうか。

まずはじめに、ゾンビ化。
いきなりっちゃいきなりなんですけれども、開始早々にホラーテイスト強めなステージがありまして、そこで と・つ・ぜ・ん ゾンビが登場!
ゾンビの首がワリオめがけて飛んで来て、あまりにも急だったので回避できなく、当たってしまった結果、なんとワリオがゾンビ化。
かろうじてジャンプはできるものの、体がすごく重たい。そして、スピードもめちゃくちゃ遅い。
ワクチンなどではなく街灯に当たれば元の姿に戻れるという任天堂仕様となっております。

次に紹介するのは周りが急に見えなくなる展開とか。これはまぁ、ワリオの変化というよりは、ザコ敵がワリオの頭にスッポリはまっていて周りが見えなくなっているだけであります。が、その先に謎の研究者みたいな奴がぶん投げて来た薬に当たると、なんと透明人間になれるのです!
ワリオが通ることでセンサーが反応しシャッターが降りて通れなくなってしまうところが、透明人間になることでセンサーに反応しなくなり通行できるようになったのです!

個人的に好きなのはやっぱりコレですね。ドーナッツみたいなのを喰わされてワリオがめちゃくちゃ太っちゃうやつ。ジャンプをしただけで地震が起こり、ゆるい床だったら破壊できちゃいます。しかしジャンプ力や移動速度は別人レベルで落ちてしまいます。
例えば下に空間がある時なんか、これを使って床を破壊していくことができちゃったりします。

って、なんだよこのゲーム!
敵に当たってもミスしないで、むしろそれこそがクリアの必須行動なのかよ!確かに斬新なアイデアなのかもしれないけれども、ミスがないってのは果たしてゲームとして面白いのか!?と、思いませんか!?俺は正直思った!
このゲームには一切のストレスがないんだと思い込んでいました。この時がくるまでは・・・。

それは何なのかと言いますと、こちらです。

この「ビョ〜〜ン!」ってなるやつ。
これを駆使すれば高い場所にあるアイテムを回収できるのはすぐにわかったんですけれども、とあるエリアで、最下部へ向かい進んでいくところに、「ビョ〜〜〜ン!」の状態にしてくる敵が何体も配置されているのです。もしも道中で「ビョ〜〜ン」にされてしまったら・・・。体はピョンピョンと跳ねて、せっかく最下部へ向かっていたのにどんどん上の階に戻ってしまうのです。
まさに先日、これで悪戦苦闘したのですけれども、その時の様子を VTR で残してあるのでよかったらどうぞ。

どうですか。下に行っては「ビョ〜〜ン」にされて上に戻されの繰り返しでございます。ここで俺ははじめて「ストレス」を感じてしまったのでした。
なるほど、プレイヤーミスの概念がなく、その辺のストレスはないけれども、こういうところでストレスを感じてしまうから、結局はプレイにはそれなりの緊張感が必要だってことになるのです。
そんな緊張感を乗り越えた先には「宝箱の鍵」があり、それを回収し、引き続き「ビョ〜〜ン!」や「ゾンビ」にならないように緊張感を持ちながら進んでいき、宝箱を開けてコースクリア。これが「ワリオランド」の遊び方ということなのでしょう。
それをしっかり理解した瞬間の俺のツイートがこちらになります。

「ワリオランド3」おもしろい!と、寝ている家族を無視して叫び倒したくなってしまいました。

こんな面白おかしいゲームが実は23年前に発売されていて、現行機の Nintendo Switch で遊べることができちゃうなんてなんて素晴らしいのでしょうか。2023年も「ゼルダの伝説」や「ピクミン」の最新作が発売される予定で、ゲーマーは相変わらず不眠生活が続きそうですけれども、そこに「ワリオランド3 不思議なオルゴール」もいれてさらに不眠になってどんどん不健康になって行くのもオツじゃないでしょうかね?もちろんかかりつけの医者には一切相談しないでな!


■ワリオランド3 不思議なオルゴール 公式ホームページ
https://www.nintendo.co.jp/n02/dmg/aw8a/index.html
■Nintendo Switch Online
https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/onlineservice/
■名作トライアル 目次
https://note.com/preview/n1d802cf81f88?prev_access_key=571dd797c0a94e9a4b797129a6db461c

というところまで書いたところで文字数が3969文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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