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さよなら Apple Watch#5

どうも、歯磨き粉の味がいつもとおかしいなと思ったらそれはアロンアルファだと思ってもいいよスペシャルです。

それは冗談でして肝数値高男です。

31歳のおじさんが大事に使っていた Apple Watch がぶっ壊れてしまったよぉ。一生懸命頑張って生きているのにこんなのひどいヨォ。こんな可哀想な僕ちんを見てよぉぉ、という内容のクソ気持ち悪い文章を連載しているわけでございますが、今回は5回目。
Apple Watch を着用しないで2週間ほど過ごしてみたら、結構しんどかったという話を前回のテキストで書かせていただきましたが、その続きです。
つーか、Apple Watch がなくて辛いとかどうだとか、他人からしたらどうでもいい話です。そんなもん着用しないで過ごしている人なんかいくらでもいますからね。
じゃあ何故どうでもいい話をここに書くのか。それは俺がど変態だからでございます。今日も最後までど変態が書いた文章をお楽しみください。


Apple Watch を失って2週間が経過しても、忘れることができず、四六時中 Apple Watch のことばかりを考えて生活をしていました。
無意識にスマホを見ては Apple Watch の販売ページを眺めてはため息をつくという、まるでフラれた元カノの SNS を毎日眺めては悲しい気持ちになるみたいなあの感じです。

そんな時に、ちょうどつくもひふみくんと電話をする機会がありまして、そこで最近の俺は Apple Watch を失って傷心中であることを打ち明けます。彼はとにかく優しい人間ですので「高いものが壊れるのは辛いよねぇ」と、話を聞いてくれて、そこで彼が言ったのは「どうしても Apple Watch じゃないとダメなのかな?」ということです。
それはどういうことなのかと言いますと、彼自身、Apple Watch ではない、他社製品の「スマートウォッチ」というものを使用しています。それも決して悪くはないよ、ということです。
確かに、今は Apple 以外のいろんな企業がスマートウォッチを販売しております。

そんな話をしていて、昔の記憶が一気に蘇りました。それは今から8年ほど前のことでございます。まだ「Apple Watch」というものが世に出る前に、「FitBit」という会社のスマートウォッチを持っていたのです。
2年くらい使っていたんですけれども、当時使用していた製品は防水機能ではなかったのですが、ある年の初冬の真夜中、上富良野の山奥にある「吹上温泉」という天然風呂に入った時の話です。
当時つるんでいた友人らと車を走らせ、温泉に到着し、バカ寒い上に暗闇の中服を脱いで天然風呂にダイブ。これ以上ないくらい気持ちのいい風呂だったんですが、1秒でも早く風呂に入りたいと、焦って風呂に入った結果、防水機能のないスマートウォッチを着用したまま風呂に入ってしまい、そのまま派手に水没。スマートウォッチは帰らぬ人になってしまいました。

「FitBit」って今どんなのが出ているんだろう?と思っていろいろ調べた結果、魅力的な製品がたくさんあるではないですか!しかも Apple Watch の半額の値段で買えちゃいます。俺はこれを買うべきなのかもしれない。
それからというものの、Apple Watch の販売サイトは見なくなり、逆に「FitBit」のサイトを毎日みるようになりました。

6月12日のこと。この日は休みで例によってお袋の通院で街へ行っていました。通院や買い物の手伝いなどすべて済ませ、あとは家に帰るだけになった時、ちょっと電気屋に行って FitBit でも見てみようかなと思い、売り場に行くとあるじゃないですか「FitBit」コーナー。厳密に言えば製品は売り場になく、「FitBit」の製品がプリントされたカードみたいなのが売り場に置いてあるだけで、それを持ってレジに行って商品と交換しろみたいな摩訶不思議な売り方でございます。

それを手に取り、カードに書かれている情報なんかを読んでいたら近くにいた店員が「MOTHER2」の敵みたいな動きでだんだん自分のところに寄ってきて一言「こちらの製品、在庫あるか確認しますか?」と。
バレちゃしょうがねぇ。そして店員はものすごいスピードでレジの向こうから製品を持ってきました。
実物を見てしまったら、もうそれは欲しくなってしまうじゃないですか。なので購入を前向きに考えてしまうのですが、ここは電気屋。買う前にやらないといけない儀式があります。それは「値下げ交渉」でございます。
これが結構面倒なんですよね。お店側としたら利益を生みたいのであまりべらぼうに安くはできない。しかしこっちはできるだけお得に買いたいじゃないですか。なんだったら「0円」で買っちゃいたいくらい。

こういうのって何度も会話を重ねて、お互いが納得する値段で合わせるみたいな、あの時間のかかるやり取りがあるじゃないですか。あれがとにかくめんどくさい。めんどくさいんだけれども値切りたい。俺が何を求めているのかといいますと、読者の皆さんの好きな例えで言えば「愛のないセックス」みたいなもの。言葉なんかいらない。お互いの名前なんか知らなくてもいい、ただヤリたいみたいな。
なので最初から「最大まで下げれてどのくらいですか?」って大雑把に聞いて「この額です」って言われて「もうこれ以上無理ですか?」「はい無理です。」「本当ですか?」「はい」「じゃあその値段で買います。」
時間にして30秒くらいの値切り交渉をして、あとは勢いで購入です。

というわけで購入してしまいました。FitBit の「versa4 」という機種です。あまりにも嬉しくてすぐに開封したいと思い、つい先ほど「じゃあ帰ります」と出たばかりの実家に再度戻ってきて、お袋に「あれ?あんた帰ったはずじゃ?」って驚かれて「うるせぇ、そこをどけ」と銃口を向けて(イメージ)少し散らかっている実家のリビングで開封の儀でございます。

およそ7年ぶりくらいの年月を経て FitBit にまた戻ってきました。学生の頃に付き合った女とまた交際したような感じでしょうか。嬉しくて仕方ない。

とにかく見やすいディスプレイ。時間もすぐ確認できるし、スマホに届いた通知もしっかり受け取るし、歩数も表示されるし、最高。
もう俺はスマートウォッチのない生活なんか送れなくなってしまったみたいだ。

「versa4」を使って1週間が経過しましたが、今のところ不満がありません。こんなにも安価でこれだけの機能が使えるのならば十分です。
そしてやっぱり「歩数」が表示されるのは嬉しいね。日々のモチベーションになります。特に仕事なんかは、前よりも率先して動くようになり、この1週間1日1万歩以上歩くようになりまた健康的な生活がはじまりました。

そして一番驚いたのがバッテリーの持ちが良すぎることです。初日に充電して、1日中装着していて、帰ってきてからバッテリーを確認したらまだ残量が80パーセントでした。どうやら6日くらいはぶっ通しで使えるようです。
これは本当に素晴らしいと同時に、1日1回は必ず充電しないといけない Apple Watch はなんであんなにもバッテリーの持ちが悪かったんだろう?って思います。
24時間装着することが前提のデバイスなので、自分の睡眠の記録なんかも測ることができます。アプリで自分の睡眠のデータを振り返ってみるのが楽しくて仕方ない。
ちなみにこちらがここ最近の俺の睡眠状態でございます。

さらにクリックをすればどの時間にレム睡眠状態だったか、ノンレム睡眠状態だったかまで見れちゃって楽しい。Apple Watch の時は寝ている間に充電していましたので、睡眠のデータなんか測れなかったな。
そして俺の睡眠時間、あまりにも不規則すぎないですか?ダメ人間丸出しな生活を送っているのがバレバレです。31歳にもなってこんなんでいいのでしょうか?


というところまで書いたところで文字数が3404文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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