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20年目の11月7日 後編

どうも、卒アルの写真の中にどうしてオービスで撮られた写真が入っている?スペシャルです。

それは冗談でして肝数値高男です。

タイトルの通り、今日のテキストは前回からのツヅキモノになりますので、前回をまだ読んでいない方は何の話を書いているのか意味不明だと思いますので、前回のテキストからどうぞよろしくお願いします。

2003年11月7日からちょうど20年後にあたる今年の11月7日にも、20年前と同じように市民文化会館の方に行ってみようと、最近ご無沙汰だったミラーレスのカメラで街角スナップを撮影しながら雨の中傘をさして歩きました。その時の写真を貼りつつ文章を書いていきます。最後まで一生懸命書いていきますのでどうぞよろしくお願いします。
最初は、こんな写真からどうでしょうか。

前回の最後の方に貼った旭川駅から東の方へ移動したところにある「買物公園」でございます。雨で濡れた道にお店の灯りが反射していて素敵でしょう。この時間だとチェーンの居酒屋なんかが活気づいている買物公園ですが、この日は平日ということもあってか、人はそんなに歩いていません。
ちょうど俺が歩いている時に、若い女性が2人、ひとつの傘に2人入ってスマートフォンのインカメラでイエーイ!と自撮りをしていましたので、俺もすぐに傘を投げ捨てて2人の間に入って「イエーイ!」ってやろうと思ったんですけれども、もしも俺がそれをやったらどうなると思います?正解は「死刑」です。俺みたいな頭の先から足の先まで不審者ビジュアルの男がやったら歴史の教科書に掲載されるほどの大事件になるでしょうね。

そんな「買物公園」ですけれども、正式名称は「旭川平和通買物公園」です。なんか聞いたことあるようなないような。実際に口に出して言ったことはありません。しかも「旭川平和通買物公園」って、今ネットで調べてそれをコピペしてペーストしただけなので「旭川平和通買物公園」とキーボードで打ったことすらない。なので、このテキストを書き終わったら「旭川平和通買物公園という正式名称は忘れてしまうでしょう。
では、次の写真こちらです。

急に4枚もの写真が来ましたけれども、旭川を知り尽くした方ならば、買物公園から徐々に市民文化会館に近づいているのがわかるでしょう。ここは2022年にオープンした「旭川 Harete」という、いわゆる「屋台村」でございます。
オープンした頃に様々なマスメディアに紹介されていて、話題になっていました。この場所をプロデュースしたのは旭川出身の杉村太蔵さんであることも話題になっていましたね。同時に杉村太蔵さんが旭川出身であることもこの時に知ったわけでございますが。
結局これまで一度も来たことがありませんでした。今回も腹が減っていなかったので遠くから写真を撮影して立ち寄ることもなかったのですが、いつか中に入ってみたいですね。
こんなふうに、新しい場所がどんどん生まれるのはいいことだと思いますよ。なんだかんだで街の活性化につながりますし。コロナが世の中的には少し落ち着いた、なかなかいいタイミングでオープンしたのではないでしょうか。それはそれとして、30年以上も生きていると、こんなふうに新しい場所ができて、昔と街並みが変わってくるのが少し切なかったりもするんですけれども・・・でもなぁ、まぁ〜仕方ないですよね。

さて、市民文化会館を抜けて大きな道路にやって来ました。ほぼ真ん中にあるおしゃれな建物で2019年の年末に友人が結婚式を挙げ、俺と、俺の周辺の頭のおかしい危険な連中らが勢揃い。こんな奴らが集まったら結婚式が崩壊するべ!と思って結婚式がはじまる前に「お前たち、酔っ払って結婚式ぶっ壊すなよ!」と俺がデカイ声で行ったら全員がハモるようなタイミングで「お前がな!」と言われたのはいい思い出です。

そんな素敵な思い出の建物の奥の方へ移動しましょうか。

この建物は市役所なんですけれども、それこそこの写真を撮影した11月7日あたりからそこが稼働しはじめた新棟の市役所です。撮影した次の週に親の用事で初めて行ったんですけれども、広くて綺麗で「ああ、こんな場所で鬼ごっことかしたら楽しいんだべなぁ」と、31歳おじさんなのに思ってしまいました。
入り口入ってすぐの場所にレストランなんかもあったし、あえて今度ここで食事を摂ってみるのもおもしろいかもしれませんね。

新しい市役所ができたことで、少し隠れる感じになってしまいましたが、この奥にある建物が「旭川市民文化会館」です。はぁ〜やっと着きました。

ここが「旭川市民文化会館」です。2003年の「Heaven」ツアーから、毎回ツアーで訪れる度に通っております。行けなかったことは一度もありません。2019年の「還暦少年」のツアーの時は仕事の関係で到着がかなりギリギリだったってことはありましたが、ちゃんとオープニングから観ることができました。
2017年の「STARDUST REVUE 35th Anniversary Tour スタ☆レビ」の時だったかな。ちょっと昔のことで記憶が曖昧ですけれども、会場に早く着きすぎて喫煙所でタバコを吸っていたらメンバーの寺田さん、岡崎さん、スタッフの方が喫煙所に入って来て、みなさん楽しそうに会話をされながらタバコを吸っていて、その横で小さくなりながら「やっべぇ、本物がキター!」と心の中で思いながらも、何も話せずに人生で一番美味しいタバコを吸えたのは今となってはすごく良い思い出です。

リーダーの根本要さんがライブの MC で「会場の壁にこれまでのスタレビのサウンドを染み込ませている気がする」みたいなことを話されているのですが、その言葉がすごく好き。
なんてったって俺がスターダスト☆レビューを観るようになった2003年からずっと前の時代から彼らはこの場所でライブをやっていますからね。
調べたら彼らがはじめてライブを行ったのは今から37年前の1986年の夏、旭川にある「カムイスキーリンクス」という、その名の通りスキー場で行われた野外ライブイベントに彼らがゲスト出演されたのが最初。
その翌年の1987年の「THE ROCK SHOW」のツアーで、当時は「旭川公会堂」という、市民文化会館から1km あるかないかくらいの場所に来るようになりました。この会場も、別のバンドのライブで行ったことがあるんですけれどもすごくいい会場なのです。

その2年後の1989年から1990年にかけて行われた「CONCERT TOUR’89-’90「STARTIC」」というツアーから市民文化会館を使うことに。それから、現在に至るまでスターダスト☆レビューが旭川でライブを行うと言えばここ「市民文化会館」なのです。
なのでカレコレ30年以上分ものスターダスト☆レビューのサウンドがこの会場の壁に染み込んでいるのだと考えてもいいでしょう。いやはや、すごいよ。だって30年前なんか、キーボーディストが初代の三谷さんだし、メンバーの衣装が肩がやたらでかいスーツだった頃でしょう。その頃からずーっとここに来ているんですから。本当に嬉しいですよ。

そんなスターダスト☆レビュー、現在もバリバリツアーを回っている最中です。昨年の秋に発売したアルバム「ブギウギ ワンダー☆レビュー」を引っ提げてのツアーですが、こちら昨年の12月に北海道は幕別町に来たのを最後に、追加公演の情報はまだなし。ここ旭川市民文化会館でのライブも今のところ予定に入っておりません。
なんとこのツアー、2022年にはじまり2024年まで続くとのこと。まだツアーファイナルが決まっていないので、もしかしたらどこかで追加公演が発表されて、その中に「市民文化会館」が選ばれるかもしれないしされないかもしれない。

個人的にスターダスト☆レビューを観るようになって20年目の今年は、特別な想いでスターダスト☆レビューを観るだろうと思ったんですけれども、なんとまぁ、今年1年北海道の公演は無し!残念、寂しい〜〜。でも、その分全国のいろんな会場を周り、それぞれの会場でスターダスト☆レビューの音楽を全身に浴びて幸せになっているファンの方がたくさんいると考えたらそれだけで幸せです。

そんな「旭川市民文化会館」。2003年11月7日から20年経過したこの日、一体どんなイベントが行われているのかと思い、入り口まで行ってみたんですが・・・なんとこの日はイベントが何も行われておらず、入り口がクローズされておりました!まぁ、平日だしそうだよなぁ。
いつの日か、またこの会場の中に入るのを心から楽しみにしております。

最後になるんですけれども、2003年11月7日に行われた「LIVE ENTERTAINMENT TOUR “Heaven”」の旭川公演のセットリストを一生懸命思い出して、Spotify の方でプレイリストを作ってみました。Spotify をご契約されている方、もしよかったらこのプレイリストを楽しんでみてください。

セットリストの9曲目に違う人の曲が入っているじゃーん!って思った方のために説明なのですが、ツアータイトルの「Heaven」にちなんで「Heaven」というワードが入っている洋楽を日替わりで演奏するというコーナーがありまして、この日は Bryan Adams の「Heaven」を演奏していました。うっすらしか覚えていないんですけれどもめちゃくちゃカッコよかったです。
それともうひとつ。10曲目の「トワイライト・アヴェニュー」の前に、1994年のアルバム「楽団」に収録されている「Let's Call It "Love"」という名曲を歌唱しております。Spotify ではアップフロント時代の楽曲がごっそり配信されていないため、プレイリストに載せることができませんでした。それ以外はこのセットリストであっているハズです。

というわけで、誰かに話すことのない個人的に想い入れの強い「旭川市民文化会館」の話を気の済むまで書きました。多分最後まで読んでくださった方はいないと思いますが、もしもいらっしゃったらどうもありがとうございます。
またこんな風に誰からも理解されないような行動を取って、それをテキストにしていきたいと思いますので、その時は盛り塩を必ず用意した上でお付き合いの方お願いします。


というところまで書いたところで文字数が4367文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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