見出し画像

エアコンがきかない!!ときにまずはこれを読んで欲しいな、と

季節商品のエアコンですが、一年のうち使用期間がきまってますので修理依頼も集中します。冬場はそうでもないですが夏場は一日中エアコンの修理してまわる日も少なくありません。

しかも、症状がエラーコードで事前にはっきり予測できる故障は全体の2割程度、あとは現場に行ってみないとわからない、施工がそもそも高所、難所の工事(配管が足場がないと触れない、はしごも使えない)で出直し、最悪は安全確保の面で作業不可、修理をお断りする場合もあります。

と、まあ本当に手がかかるんです。暑くてご迷惑おかけして申し訳ないと本当に思っています。

(とはいえこちらも炎天下、休憩なしで毎日10時間以上働いてるんで当たり散らされると泣きそうにはなります)

ここで、ポイントなんですがエアコンの場合は、実際に部品の故障ではないケースも多いのです。

しかも、かなり

というわけで、夏場の繁忙期にエアコン効かね~、あつい~、寝れね~っていうときに、修理来るのが一週間後(´;ω;`)それまでどうすればって絶望する前にこちらを確認いただけると嬉しいです。

①フィルター詰まってないですか?
機械は動いてファンも回っているのに風が弱い、風量最大でも出てくる風は冷たい気がするけどそよ風しか出ない。なんだかバサバサと鳥が羽ばたくような音が聞こえる。フィルターが埃で詰まっている可能性大です。フィルターを外して洗いましょう。パナソニック製のフィルターならマジックリンが簡単にきれいになります。フィルター綺麗にしても風が弱いなら、内部のファンが汚れで詰まってますので、エアコンクリーニング業者さんを依頼しましょう

②設定温度が高い
最近のエアコンは省エネにするために室温に敏感です。とにかく設定温度を思い切って下げて30分程度動かしてみてください。それで冷風が出るならほぼほぼ故障じゃないです。エアコンの周辺温度と部屋の中の人間の体感温度(温度計も、その場所の温度しか測定できませんのであてになりません。測るなら、エアコンの吸い込み口付近でないと意味がありません)

③室外機が熱すぎる
最近は、夏場35度とか普通になってきていますが。室外機が日当たりの良いところに置いてあったりすると触れないくらい熱くなっていることがあります。基本的に室外機は熱交換で熱い空気を吐き出して放熱しないといけません。これが室外機が熱くなりすぎると放熱が出来なくて、保護が働いて突然停止してしまいます。同じ理由で室外機からでる風が何かにふさがれている状態でも同じように停止してしまいます。
室外機の周りを片付けて熱ができるだけ逃げるようにしてください。日当たり良すぎる場合は、室外機の上に水をためたバケツを置いてそこからタオルを半分水の中、半分を室外機の上にかぶせておくと少しずつ室外機の天板が冷やされるのでお勧めです。これだと電気代もおそらく下げれると思います。

④夜中寝てるときに、エアコンがきかなくなる。暑くて目が覚める、温度を下げて寝ると寒すぎる。
この依頼、滅茶苦茶多いです。基本的には②の症状と同じ状態なのですが、省エネのために、温度が下がると冷風が出なくなります。ただ、ここで問題なのが就寝中ですと次に温度が上がって冷風を出す判断を機械がするまでにかなり時間がかかってしまうので、一気にお部屋の湿度が上がってきて蒸し暑くて目が覚めてしまうんです。これも故障ではないのですがかなり不快かと思います。
そこで、一度試していただきたいのですが、寝るときだけ除湿運転、設定温度は23~25度、風量は一番弱い風量に固定。
この設定で使用すると、冷房する力は弱いですがほとんど止まることがないので朝までぐっすり、さわやかに使用できます。
これは、実際に自分が使用している設定ですのでもしよろしければ一度お試しください。

以上、長々と書いてしまいましたが夏場にエアコンが故障かもと思ったら一度思い出してしていただけたらと思います。

それでは、また(^▽^)/

いいなと思ったら応援しよう!