おばー

私の家庭は複雑で
おばあちゃんに育てられてきた

おばあちゃんは
私にとって母よりも大切な存在だった

おばーが病院へ入院してるってなって
お見舞いに行くと
私の思っていたおばーとは違くなってた。

その後従姉妹と話す機会があって

そこで私は
たわいの無い会話から

おばーは様態が安定したら
今の病院から違う病院へ移る
そん時
おばさん達は立ち会うけれども
脈拍も安定して看護婦さんも
大丈夫だよーってなった時に
おばーは1人でなくなるよー

そんな事を話してたら

1ミリの狂いもなく
その通りになってしまった。

私は後悔の念で
自分が苦しくなった。

なぜ私は分かってしまったんだろう
私は何かおばーにしてあげれたんじゃないか

そんな思いが私自身を攻撃して
そんな才能なんていらないし
知りたくもなかった。

知った所でどうしたら良かったの?
なんで私なの。
辛い苦しい。

能力なんていらない。

強く思った。

能力なんていらないって
能力だけを捨てると
あなた自身も捨てると言うことになる

声はそう言ってくれたけど

そっから私は
何も見ない感じない知らない

その変な力を抑えるようになった。
今思うと
今でも涙が出てくるし
後悔の思いが消えない。

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