疼痛/stopGazaGenocide

2023年の10月から私の心は何をしても痛みを感じていた。ガザの死傷者が増え続けそれは持続的な疼痛となった。本を読んでガザのジェノサイドは1948年から始まった「ナクバ」だと知りいっそう痛みが酷くなった。
うつ病持ちで、なかなか予定が合わずデモに行けないが、プラカードを持ってサイレント1人スタンディングデモをやった。
ものすごく疲れる。
興味を持ってくれない視線、半笑いでこっちを見る人、無視と嘲笑を受けてプラカードを掲げるのは体力的にもきつい。
デモが盛んに行われている東京住みの健康な体だったら、と考えてしまう。
孤独だ。

SNSでは毎日#stopGazaGenocideとツイートした。終わってくれ、どうか終わってくれ。
自分に出来る小さなことをやり続けようと思った。 首相官邸にイスラエルに停戦を求めるようメールを送った。

スターバックスは大っ嫌いになった。
マクドナルドも行かない、コーラとペプシ飲まない。プーマもH&MもZARAもダサい。
1杯のコーヒーが一斉の攻撃となる。

灰色の子供の死体の動画を見た。
男性が、何とか人の形をした遺体を抱えて大きな声で訴えいる。何を話しているかわからないけれど、怒りが伝わってきた。
子供が、もろい、灰色になって死ぬべきじゃないだろ!

大きな目を見開いて、震えている子供の動画を見た。攻撃に怯えて子供が震え続けている。
きれいな顔で死んでいる女の子の額に、何度もキスをしている父親を見た。

疼く痛みはさらに酷くなる、心が避けていきそうだ。
土地が欲しいために1つの民族を、殺す。
民族浄化、そんなことが許されてはならない!
人の心がないのか!

無関心でいないでくれ、どうか関心を持ってくれ。
世界よ一斉に動いて、ガザのジェノサイドを終わらせてくれ。

もう殺すな!

パレスチナが真の解放がされなければ、私の疼痛みは消えないだろう。
私は痛み続ける。

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