変化の兆し

変わりたい。こんな自分は嫌だ。自分にうんざりして、でも何をどうしたらいいのか？なす術も見つからず、まるで荒波の海のど真ん中で岸も見えずに呆然としているような心境。

こんな心境になったのは秋の始まり
9月ぐらいのことだった。

それから早5ヶ月が過ぎようとしている。

最近の心境、もはや思考とかでもない。

心の感じとでもいうのか？変わっていることにふと気がつく。

大きな変化ではない。あれ？なんか違う？みたいな気づくか気づかないかわからないぐらいの
微妙な変化だ。

最近になって気づいたが、今思うとかなり前からもう変わっていた。

ただその事柄に気づいていなかっただけかもしれない。

それは心が時々

無になっている

いろんなことが「無」の心境になっているのだ。

例えば、ダイエット然り。

痩せてもいいし痩せなくてもいいや。どっちでもいい。 「無」だ。

急な出費があったな。計画が狂ったな。どうしようか？

まあ仕方ないね。お金もあってもなくてもどっちでもいいや。気にならなくなった。

「無」だ。

旦那とは仲もいい時はいいが、意見はよくぶつかる。今まではお互い譲らず引き分けみたいなことが多々あった。

最近旦那の発言が気にならなくなった。

どうでもいいや。その人の考え方なんだな。

もうあまり左右されない。影響を受けないという感じ。これも

「無」だ。

虚無感とは違う。鬱のような重だるな感覚でもない。

これはなんか軽くていい。私には新しい感覚だ。

変わるということは私はどこかで劇的な変化があると思い込んでいた。生活が180度変わる。見た目も容姿も見違える。あるいは予想もしなかった劇的なことが起こるのではないか？…などなど。いやそう想像するしか方法を知らなかったが正解かも。
過去からの経験や知識では自然とそういうことになるのだろう。

しかしこの5ヶ月日常や現実には劇的な変化は何も訪れなかった。

なんか心は落ち着いたけど、この平和な日常が変化の先にあるものだったのか…。

なんとなくそんな風にとらえていた。

しかしそれとも少し違うことが私の中では起きていた。

まず目標を持たなくなった。

目標を持つと叶わなかった場合、間違いなく私は自分を責めるという行為をする。

それを知ってしまったので目標はもう持たないという方を選択するのだ。

割と自動的に。

後々苦痛や後悔、自己価値を下げてしまいそうなことを選ばなくなっている。

また言うけど

割と自動的に。

欲に溢れてそれを希望や願望としていた自分。又は常に進化するために目標や夢は必須ではなかろうかと思い込んでいた自分。

あれ？今までの自分どこいったー？
そんな感じでびっくりしている。

何かを手に入れるのではなくて、全部足りてる…別に困ってなんかないんだ…
誰がいったい私を足りない足りないとまだまだダメだと言うんだろう。
自ら不安や恐怖を作って自分を追い込んでの繰り返し…
全て幻想だったんだ…

私にとっての変化の兆しは

霧が晴れるように
視界がクリアになっていく…

そんなシンプルなことだった。

期待はずれで戸惑いもあるけど

これは成果ととらえようかな。

#変われるかな #私の気づき