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コロナ禍の二次元アイドルライブ参戦

今までライブはメタルとヒップホップしか行ったことが無い私ですが、
職場でチケットを高確率で当てる子がいて 誘ってもらったので行ってきました。
幕張メッセへ。(大昔に同人イベントでサークル参加した場所)

アイドルのライブ、しかも二次元なんて
この機を逃したら 一生縁が無いまま人生終わりそうだし、
単純にコロナ禍のライブってどんな感じなんだろう? と興味があったので。

※セトリ含め円盤のネタバレになる事は書きません※

会場

場所は国際展示場ホール9-10で 1公演あたりの参加数は9000人で収容率45%、
パイプ椅子がきっちり隙間なく設置されていて指定席です。
横同士は羽織ったグラフィックタオルが触れ合うくらい、
前後の椅子の隙間は人一人分ほどです。
人との距離が近いって感じたけど 喋らないから映画館で過ごすのと同じと思えばこんなものなのかもしれない。

ペンラ

大声なしという規定なので ライブ中は立ってペンラを振るのみ。
ペンラ…メタルライブには存在しない代物ですが オタクなので手に入れるのは夢でした。(公式ライブグッズは事前通販で揃えた)
ペンラパフォーマンス禁止だそうですが、私的には逆に見てみたい。
現実には不可能なんですけどね。
その理由が、アイドルライブはうちわやペンライトを上げるのは胸の位置の高さまでという決まりがあるらしく、後ろの人への視界の配慮との事です。よく漫画でうちわを高く上げてる絵を見ますが あれは漫画的表現であって、フィクションだったんですね。

ペンラの振り方は基本自由。
ジャニのにも参加する会社の同僚は手馴れたもので、動きに緩急があって
光で感情を表現するとは大したものだと思いました。
大半は胸の前でリズムに合わせて上下に軽く振るだけという感じです。
斜め前の子が両手持ちでドラムスティックのように扱ってて、体は微動だにしないから かつてゲーセンでドラムマニア演奏を見た光景を思い出しました。
その子はドラマーだけあってリズム感が天才的だったので
この人の動きに合わせれば間違いない!と思い 視野の端にその子の光を入れつつ
真似してペンラを振ってました。
ライトの色の選択は会場全員一緒ということはなく、ユニット色やメンカラで固定したりと様々で、曲中キャラパート毎に器用に合わせてる人もいました。

MC

MC中は椅子に座るようです。

3DCG

二次元と書いてますが、3DCGでステージ上にキャラが立って歌って踊るライブです。
この手の第一人者の初音ミクのホロライブみたいな立体視はなかった気がする。
背景は一面真っ黒、キャラに逆光がかかる見せ方をしてるので
モデル自体に立体は感じます。
動きはモーションキャプチャーで、ライブ用に細かく動くので人間そのものでした。
髪の毛も物理演算でサラッサラに、自然な重力でした。

音響

楽器は生演奏です。客席の声援がないせいか、声援有りのライブみたいな爆音では無い。だからライブ直後に耳が聞こえにくくなる心配はゼロ。

ライブ後

退出も席のブロック毎に順番だったので 混雑する事なく外へ。
出口ゲート位置で銀テを手渡しされます。全部同柄、全員配布。これなら揉めないから平和です。

トイレ

ライブ会場近くのトイレは30分以上待ちの最大手行列でした。

入場

指定席毎に推奨入場時間がありました。
トイレに並んでる間に 誰でも入場可能な時間になってしまい、その頃は出入り口に人もまばらだった為 並ばずに入場できました。
券自体はローチケの電子チケットです。
アプリで画面表示して、スタッフが画面スライドすると使用済みになる。
事前案内に身分証明書(運転免許証とか)が要ると書かれてたけど 確認されずに終わった。

服装

公式ライブTシャツは上海ロックダウンの影響で販売に間に合わなくて、代替えの廉価版が発売されました。コロナ禍ならではですね。
バンドライブだと公式ライブTにスニーカー(ヒールは足踏んだ時に事故るしサンダルは無くなる)が定番だけど アイドルライブはモッシュも無ければ後ろで殴り合いの喧嘩もしてないので靴も自由でした。
量産型も多かったし 普通に外出時の服装の人も多かったし
アイドルの応援に特化した服は 見てて愛を感じるから大好きです。
そういえばアクセ率も高かった。ネックレスは開始3秒で切れて無くなり ピアスも耳ごとちぎられ 肩に流血する姿が…アイドルライブにはない。
頭にリボンで推しの色を付けてる人が多いのも特徴的。

二次元ライブにはリングライトという公式ライブグッズがあります。
指輪型のライトでキャラクター毎に色決めされてる品。
ヒップホップのライブ公式グッズにフィンガーバンドというのがあるんですが、
それの派生なのかな。
推しのリンライを入手する熱は若い子ほど強い気がする。
私は最初はブラインド商品だし無くて良いかと思ってたんですが
一緒に行く子(新卒)が絶対欲しいようなので 真似して買いました。
(公式ライブグッズは事前通販で揃えた/2回目)奇跡的に推しが出た。

痛バも半数は持ってたような?
鱗痛バで60cm位の大きいサイズの人もチラホラいましたが、持ってるのが女の子だから そんなに鞄が重そうには見えないな、というのが新たな発見です。

事前準備

人生初の痛バ作り、ぬい服作りをしました。それぞれの制作時間は5時間くらい。
同人時代に缶バッジも売ってたので その時に土台で使った黒ケント紙がそのまま役立ちました。手持ちグッズに加え、職場の責任者(この方が一番作品のファン歴が長い)から推しのグッズも貰ったという。それが有ったので痛バ出来ました。ありがたいです。

ライブの感想

推しの姿を見た瞬間、感極まって泣いた。行って良かった!! 誘ってくれた事に本当感謝です…思い出すだけで感動して涙が出るので 未だ口頭では語れませんw

体力的には遠征だったけど疲れも無く、余力がかなり有りました。
動かない叫ばないのは 体力の消耗が全然違う。
精神的にも久々に音楽浴びてリフレッシュ出来た感じで 行く前より元気になりました。

東京駅で「ごまたまご」(出張で東京行ったら絶対買うやつ。黒ごまづくしで美味い)と「東京ばな奈レーズンサンド」を土産にして新幹線で帰った。

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