新イベント「終末! ガールズ&ルインズ」予想 極光日記#11
2022年1月27日から新イベント「終末! ガールズ&ルインズ 極限地表深度 873m」が始まるiOS/Androidスマートフォン向けゲームアプリ『白夜極光』。
今回はその新イベントで登場予定のキャラクターの前評価、その他の更新や災典について書いてゆきます。
「終末! ガールズ&ルインズ」事前情報まとめ
新キャラ① シヴォーン(★6)
マスクコートタイツお姉さん。
能動技は任意のマスを起点として1*4マスや2*2マスを森属性に転色できるという、やや癖はあるものの強力な効果です。連鎖技は周囲4マスの敵を狙ってダメージを与えるという範囲・対象数・ダメージ量のすべてが良好なものです。装備技は森属性マスを通過する毎に【蜘蛛糸の印】をスタックしてゆき、敵からの攻撃を受ける前にそれを消費してシールドを生成するという便利なものです。
手短にまとめるなら、各能力が高水準で強力なキャラクターです。
詳しく見てゆくと、能動技はイルンティ、ヒイロ、ベツレヘムなどと同じ指定マス転色系です。それらは基本的に敵の周りを転色して通常攻撃を多数加えてゆくことに使われますが、敵が1マスであれ2*2マスであれ、シヴォーンは4つの転色マスのうち最大2マスしか通常攻撃できるマスを生成できないので、使い勝手は少し悪いです。ただし起点と終点マスを強化マスにするという効果は地味に強力であり、踏むと連鎖ボーナスとは別途でパーティにダメージアップが乗り、ヒイロやパロマの装備技を発動しやすくなるなど相乗効果も高いです。「極光タイム発動中に15連鎖を達成すると、能動技のCDターン数-1」というオマケも付いていますが、15連鎖を2連続で組むというのが相当厳しい条件であり、むしろ極光タイムに入った後は適当な盤面整理や回避行動をして、次ターンで極光タイムに入るほうが恩恵が大きいです。ステージギミックにより次ターンでマスリセットが起こってしまう場合でCD短縮を狙うなど限られた状況でのみ作用するでしょう。
連鎖技は周囲4マスという射程の広さですが、シヴォーンの攻撃力がそこまで高くないのと倍率も控えめなので、小型の雑魚敵やボス敵の召喚ユニットの殲滅を助ける程度です。
装備技について、例えば以下のような状況が考えられます。
完全無欠のシールダーという領域には達しませんが、ある程度のダメージ軽減には十分な防御量です。
シールドの1ターンしか持続しないという欠点を、印でスタックして攻撃を受ける前にシールドを張るという仕組みで克服し、しかもスタックがターン毎に減少しないため汎用性が高いです。また森属性の強化マスを通過すると印を3スタックを獲得できますが、ゲームの仕様で「強化マスを通過する」効果は隊長にしか作用せず、シヴォーンよりもヒイロ・パロマ・ナルセールといったキャラクターが強化マスを踏む恩恵が大きいので、この追加スタックを獲得する効果が発揮される場面はほとんどないでしょう。
パーティに防御・回復系の能力を持ったキャラクターがシヴォーンのみでもある程度の回避行動を取れば10ターンは生き残ることができ、ルイス(★5サポーター)などを加えればより強固になるでしょう。
チェンジャーには突破が重要な光霊が多く、能力を鑑みるにシヴォーンもその例に漏れずある程度の凸は必要になりそうです。ただシヴォーンは単独でもある程度強いので初心者でも役立てやすく、その上でヒイロやパロマなどとの組み合わせも良好なため上級者ナビゲーターもぜひとも迎えたいキャラクターになっています。またシヴォーン・ヘイディ・ガブリエル・ナシリス・スカーレイ・セファーといった森属性チェンジャー統一パーティでクリアできないステージを探すほうが難しいでしょう。
新キャラ② エリカ(★5)
マイペースお嬢さん。
能動技は周囲8方向のうちの1つにダメージ+麻痺効果+雷属性以外のマスリセットという複合効果です。連鎖技は縦方向への標準的な範囲攻撃、装備技は条件付きで自身や味方の雷属性光霊にダメージバフを与えるというものです。
良くいえば器用、悪くいえば器用貧乏なキャラクターです。
能動技でマスリセットという疑似転色ができますが、この類の効果は雷マスの生成率が高くないためチェンジャー代わりに用いるのはほぼ不可能です。ただ比較的自由度の高い攻撃範囲で敵に麻痺を与えることができるので、エリートエネミーの覚醒状態対策や闘技場での妨害が主な使い方になると考えられます。
装備技が評価の分かれるところで、まず敵が雷属性マス上に居ないと作用しません。その上で、敵との間隔が1マスにつきダメージバフ量が上昇してゆくので、通常攻撃(間隔0マス)では作用しないものの、敵から離れた状態での能動技や連鎖技でダメージの増加を狙うことはできます。例えば敵との間隔が3マスだった場合、エリカはダメージ+12%、他光霊は+6%になります。エリカのバフ量は大きいですが、元々の能動技や連鎖技のダメージ倍率が控えめなので、合計するとそれほど強力ではないです。他光霊へのサポートも突出した倍率ではありません。
主な使い方としては、能動技で敵を足止めしつつ中~遠距離から攻撃してゆくことになります。同じ縦方向への連鎖技を持っているレヴィ、ガルー、ダイナと相性が良く、特にダイナはエリカと似たような装備技バフ効果を持っているので相乗効果が高いです。ただ雷属性の最強格アタッカーであるミカエルや鎮魂座との相性は悪いので、エリカに高い評価を与えることはできません。総じてエリカがパーティに必須となる要素が見当たらず、居なくてもダイナでほぼ代用できるため、エリートエネミーや破砕マス対策など局所的な活躍に留まるでしょう。
イベント形式
「ガールズ&ルインズ」は第1ステージ【地底探索】と第2ステージ【深域遭難】の2つで構成されており、【地底探索】はエナジードリンクというイベント専用スタミナを使用するストーリーステージ、【深域遭難】は2/1に解放される時限式の高難易度ステージのようです。また無人取引所も存在し、【古銭】というイベントアイテムを集めてここで交換するという、過去イベント「砂時計の女王」に近い形式のイベントだと考えられます。そのイベント報酬のうちセファー、バーバリー、クレーケン、ファウストの★5光霊4名を対象とした【光霊選択箱】が交換可能なので、最低限これだけでも入手しておきたいところです。
イベント以降の見通し
「ガールズ&ルインズ」が2/17までの開催であり、3月にはヒイロの故郷を舞台にしたイベントが予定されています。また【特別事件簿】第5弾が1/27~3/10なので、「ガールズ&ルインズ」終了から【特別事件簿】第5弾終了までの2/17~3/10に空白期間があります。
この【特別事件簿】後半に想定されることは複数あります。
まずは「旧文明イベント」が過去イベント「潮汐祭」のような前後半に分かれた大型イベントになっており、その空白期間にハーフアニバーサリーでの発表には無かった別のイベントが差し込まれるという形式です。この説をより支える理由として、2/10~2/17に光霊登場予告イベントが告知されていること、また「旧文明イベント」でのシルエットや「ガールズ&ルインズ」で登場しつつもプレイキャラ化していない人物が居るため、それらが後半イベントに回ってくる、というものです。
別のパターンとしては、過去イベント「あの日の雲桜」の復刻開催、あるいは別動隊戦術キャンプのようなキャンペーンの開催も考えられますが、決め手に欠けるためなんともいえないという現状です。
3月予定のイベントについて、シルエットに3人のキャラクターが映っており、「ガールズ&ルインズ」では★6森属性1人+★5雷属性1人が新実装されたことから、★6光霊は2人、★5光霊は1人が新登場すると考えられます。順当にゆけば、昨年12/23のベツレヘム以降に新★6光霊が実装されていない水属性が最有力であり、次点で火属性だと考えられます。★5光霊については、火属性には追加が多く(タキ、ジュヌヴィエーヴ、カーティ)、水属性のキャラが少ない(配布アルーラのみ)ので、水属性が最有力で、次点で森属性だと考えられます。
コラム:これまでの旧文明
架空の惑星を舞台として、光霊と暗鬼との戦いを描く冒険ファンタジーの『白夜極光』ですが、先の新イベントのテーマである「旧文明」について、これまでも少しだけ言及されていた場面があります。ここではそれらを整理しつつ考察してゆきます。
基本的に旧文明についての記述は少ないものの、白夜界隈では秘匿の情報ではなく、少なくとも啓光連邦陣営ではその旧文明への探求が推奨されている記述が確認できます。
また書籍「未知の旧典」は旧文明の科学技術に関する手記であり、その水準が推測できます。
総論として、近代の銃火器に加えて情報戦術や近未来技術も駆使していたことが伺えます。
またこれまでの光霊が旧文明に言及した例は数少なく、確認できたものはガルーに関連するもののみです。
まとめとして旧文明とは、
ということが伺い知れます。
ローテーション召集 サメヤマ レジーナ バーバリー
1/25からの1週間で開催されるローテーション召集はサメヤマ、レジーナ、バーバリーがピックアップ対象となりました。サメヤマは斜め攻撃ができて広範囲攻撃や敵の防御力を下げることもできるボマー、レジーナは連鎖技で唯一無二の縦方向5列に攻撃できるボマー、バーバリーは扱いやすい4マスチェンジャーです。特にサメヤマは2021年の7/8から行われていた過去イベント「嵐が止む刻」でのガチャ以来のピックアップであり、その際はイブとのダブルピックアップだったのに対し、今回のローテーション召集では単独ピックなのでより入手しやすい状況といえます。サメヤマは火属性の最強キャラクターともいえる存在なので、できればここで入手しておきたいところです。
今後のローテーション召集の予想について、イベントキャラであるイブとサメヤマが追加されたことから、過去のイベント登場キャラも随時ローテーション召集の対象になってゆくことが考えられます。ただヒイロが登場するのは時期尚早だともいえるので、一旦はまた初期から居る光霊のローテーションに戻り、ミカエル、ラファエル、ガルー、ナシリスが次のピックアップ対象として有力です。
災典 罪業・グスド
水属性・1マスでユニット召喚やデバフを行ってくるグスドが討伐対象でした。現有最高戦力である鎮魂座が活躍して単マスボス相手に100万ダメージを優に与え、他の属性パーティも50万ダメージ程度をコンスタントに加えていったことから自身初のレジェンドに到達(できそう)です。
次週は黒蹄(火属性・2*2マス)が討伐対象と予想しています。
次週には新イベントが始まっているはずなので、次はそれらについて書いてゆきます。
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