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新イベント「砂時計の女王」開始、ベツレヘム・ノーヴィオ・ローラ登場、ハーフアニバーサリー 極光日記#7

 2021年12月23日に新イベント「砂時計の女王」が始まったiOS/Androidスマートフォン向けゲームアプリ『白夜極光』。
 今回はその新イベントで登場したベツレヘムなどの評価、ハーフアニバーサリー記念生放送で告知された情報の整理、その他の更新や災典について書いてゆきます。

新イベント「砂時計の女王」

新キャラ① ベツレヘム(★6)

北境所属、チェンジャー、水主属性、水副属性

総合評価:A
 対小型:E
 対大型:D
 隊長:E
 サポート:S
 多色:E

 ついに実装された女王。
 能動技の「選択したマスを水属性に変える」はシンプルながら、敵の回りを転色して通常攻撃回数を増やす、微妙に繋がっていない地点を転色して連鎖を伸ばす、敵の攻撃範囲から外れるための終着点を作るなど、多様な使い方ができる優秀な能力です。連鎖技は縦横斜への範囲攻撃ですが、このタイプのものは使いづらくて必要チェイン数も多いので、岩などの障害物の除去として扱うのがいいと思います。装備技は能動技と極光タイム発動時にベツレヘム自身とパーティの水属性光霊に攻撃力バフを付与するというものですが、条件がやや厳しめな上に最大レベルでも上昇量がそれほど大きくないため、オプション程度で考えるといいです。
 カレン、スモーキー、ヘイディといった他のチェンジャーと比べるとステータスがかなり低めに設定されており、能動技による転色に特化している印象です。さらに突破3によって能動技が先制攻撃化、突破6によって能動技のCD-1(CD:4→3)となっており、突破の重要度がとても高いです。裏を返せば、突破0ならば同じ水属性チェンジャーであるシャリーやクレーケンの方が扱いやすくて強いです。隊長や多色パーティへの適正はまったく無いので、水属性パーティの中衛専属という形になるでしょう。
 ベツレヘムと相性の良い光霊としては、まずカレンとバートンです。彼らは能動技によって直線状を転色しつつ敵をノックバックさせますが、その壁際の左右をベツレヘムの能動技で転色させることでさらに通常攻撃の回数を増やすことができます。似た理由でキシローナについても、能動技で指定位置に瞬間移動してからの通常攻撃回数を増やすことができます。あとはクロエなど攻撃力を上昇させるサポーターとも相乗効果が高いでしょう。
 事前段階と比べて、評価に変更はありません。

新キャラ② ノーヴィオ(★6)

北境所属、サポーター、火主属性、火副属性

総合評価:A
 対小型:E
 対大型:C
 隊長:C
 サポート:S
 多色:E

 待望の火属性ヒーラー。
 能動・連鎖・装備技のすべてに回復効果があり、条件次第では攻撃やシールド展開までできてしまうというトンデモ性能です。
 これまで登場していたヒーラーにおけるパーティのHPが満タンだと回復行動が無駄になりがちだった弱点を、回復の過剰量が敵へのダメージになるという形で克服しています。HPが満タンでないと装備技の効果により通常攻撃でダメージを与えることができませんが、満タンの場合には普通に攻撃できるようになりダメージが上昇します。シールドは回復無効などのステージで有効であり、装備技のバフ効果の発生条件にもなっているので、攻防一体で周回・高難易度のどちらにも役割が持てます。
 ノーヴィオを隊長にすればターン制限以外で負けることはまず無いでしょう。ビクトリア(★6火属性サポーター)と比較すると、ビクトリアの方が攻撃力が高くて出血状態によるダメージにも期待できるので、ノーヴィオとビクトリアはステージによって使い分ける形になると思います。
 突破について、突破3で能動技が先制攻撃化、突破6でシールド係数が+30%(90%→120%)になりますが、それほど恩恵がないので突破0でも十分でしょう。ただし一部のギミックを有したボス敵に対しては最初のターンからシールドを張る必要があるかもしれないので、余裕があれば突破3まで上げておきたいところです。またノーヴィオは自己完結性が高いためどんなパーティでも組み合わせやすいですが、自傷ダメージによって攻撃力が上昇してゆくネイルスとだけは相性が悪いです。エルシーやビクトリアも回復能力を持っていますが、ダメージを1でも負っていると通常攻撃が回復行動になってしまうのを彼女らの回復で防げるので、ノーヴィオから見るとエルシーやビクトリアは一緒に組み合わせたいです。
 事前段階と比べて、副属性が火なので他属性のパーティに出張することが難しく多色パーティへの適正度を下げましたが、その他の要素については十二分に役割を果たしているので据え置きです。

新キャラ③ ローラ(★5)

北境所属、スナイパー、森主属性、水副属性

総合評価:C
 対小型:A
 対大型:E
 隊長:C
 サポート:E
 多色:E

 かわいい見た目に唯一無二のダメージ倍率を備えたスナイパー。
 まず連鎖技はバイスなどと同じ「最も近くにいる敵〇体」にダメージを与えるという使いやすいタイプです。そして特徴的なのが能動技で、任意の敵1体に900%のダメージを与えるものの、ターン終了時に対象の敵がまだ生存しているとそのダメージ分だけ敵が回復して無意味になってしまうというもの。しかし極光タイムに入るとこの回復効果を踏み倒せるという一撃必殺・二撃確殺の性能です。装備技により極光タイム中は攻撃力が上昇し、属性に関係なく連鎖技が発動可能という特定条件下ではさらに強い能力を持っています。
 紹介性能から読み取る限りでは、

ローラ能動技→敵倒れる⇒何もなし
ローラ能動技→敵倒れない→連鎖後に倒れる⇒何もなし
ローラ能動技→敵倒れない→連鎖後も倒れない⇒敵回復、CD-1
ローラ能動技→敵倒れない→連鎖で極光タイム発動⇒敵回復無効

という複雑な仕組みになっているので、使い方やダメージ管理が重要になってきます。
 ローラを最大限活躍させるためには何度も極光タイムを発動する必要があるので、パーティにはチェンジャーを多く編成したいところです。さすがに★6森属性スナイパーであるミジャードやパロマよりは劣りますが、それでもローラは★5としては十分高性能です。
 事前段階と比べて、想定以上に火力が出るので対小型の評価を一段階上げました。また災典では特別仕様により、能動技を使った場合には極光タイムに入らないとダメージが加算されないよう調整されたので、ローラは普段の素材集め周回を高速化するのが主な役割になりそうです。

事前登録期間限定報酬 ロビン

影の街所属、ボマー、森主属性、雷副属性

総合評価:C
 対小型:E
 対大型:C
 隊長:E
 サポート:D
 多色:E

 新イベントの期間限定ログインボーナスとして、事前登録期間限定報酬のロビンが1体配布されます。事前登録していた人はすでに持っているはずです。また今後のガチャにも追加されます。
 ロビンは雷属性であるダイナの森版といった性能をしている★5の森属性ボマーです。ロビンとダイナとの間には属性以外にも少しだけ異なる点がありますが、ダイナがそこまで高い評価を受けておらず、さらにロビンの森属性には他にも強力なアタッカーやサポーターが多い(ヒイロ、ヘイディ、アイリーナ、ルイス、ナルセール)です。なのでロビンはそれらのメンバーが揃うまでの繋ぎ役になりそうです。

ハーフアニバーサリー記念生放送

白夜極光 2022年上半期のロードマップ

1/13 小林さんちのメイドラゴンコラボ
1月下旬 旧文明イベント
3月 ヒイロ関係の長編イベント
4月 カーレースイベント
新春 メインストーリー第2部(全10章)
6月 周年アニバーサリー
夏 特別企画「長い一日(仮)」
新ホームシステム
※予想含む

小林さんちのメイドラゴンコラボ

 白夜極光と小林さんちのメイドラゴンとのコラボが決定しました。
 小林さんちのメイドラゴンコラボでは、メインキャラクターの1人であるトールが★6火属性として登場すると発表され、さらに同作品のカンナと思われるシルエット、他にも3キャラクターの新登場が予定されているようです。期間は1/13からの2週間とやや短めであり、ここでもかなりの盛り上がりが期待できます。
『メイドラゴン』の内容を鑑みて、実装されそうなキャラクターは

トール(★6火属性)
カンナ(★5雷属性配布)
エルマ(★5水属性)
ルコア(★6森属性)
ファフニール(★5森属性)

とリストアップしてみました。コラボなので全員がベツレヘムと同じ限定キャラ扱いになる可能性が高いです。火属性は「砂時計の女王」のノーヴィオとメイドラゴンコラボのトールで立て続けに★6キャラが登場し、以降は少し落ち着くと考えられるので、火属性パーティをメインで育成しているならこのタイミングで注力するのがオススメです。
 また3月にはヒイロの故郷を舞台とした長編イベントが開催予定なので、この時期の前後にヒイロがローテーション召集でも登場するかもしれません。森属性パーティをメインで育成しているならこのタイミングまで温存すべきでしょう。

3月 ヒイロの長編イベント

 少し気が早いですが、4月のカーレースイベントの最終週辺りからメインストーリー第2部を追加してゆき、6月までさらに1未発表のイベントか復刻イベントを1~2個挟みつつ、運営が存続すれば6月後半に周年アニバーサリーイベントを迎え、7月に特別企画、8月に水着イベントになるでしょう。
 また3月のヒイロ関係の長編イベントですが、まずヒイロは啓光連邦所属であり、同じく啓光連邦所属のレインハトの実装が期待されていましたが、告知のシルエットとレインハトは一致していません。なのでここでのレインハトの実装は薄いでしょう。
 同じく実装が望まれているシェオル(商店の人)もシルエットとは一致していませんが、彼女が所属している影の街がメインとなるイベントそのものも未発表なので、まだ望みがあります。

夏 特別企画「長い一日(仮)」

「熱砂攻防戦」の前日譚、メインストーリーのエピソードに関する様々な重要な手掛かりが含まれます。ブレント小隊の視点で展開し、戦い要素満載のストーリー。16年前、若い頃のグラム、バートン、カロンと出会うという内容です。
 ブレント、グラム、バーナード(レヴィ父)、空の末裔の勇士別動隊が活躍していたところ、ある出来事によってバーナードが命を落とし、メンバーもそれぞれ別の道を歩むきっかけとなったエピソードが描かれるのかもしれません。
 ブレントはどちらかというと指揮役なので、このイベントでプレイヤブルキャラクターとして登場しそうなのはバーナードです。

新プレイモード シミュレーション室

 今回のアップデートによって巨像システムにシミュレーション室が追加されました。
 基本的には過去イベント「白夜長明」での指揮密録になっていますが、「パズルシミュレーション」、「資源収集シミュレーション」、「防衛シミュレーション」などの新形式が追加されており、元から存在したモードも数が増えています。
 シミュレーション室がLv.5でシミュレーション習熟(配属効果)のキャラクターを3人配属すると15時間に1枚のデータディスクを作成でき、蛍光を消費することでこの作成時間を加速させることができます。ただし各光霊に挑戦回数が設定されており、3回出撃するとその週では他のシミュレーションで使えなくなってしまうので、多数の育成や少人数編成が必要となってきます。
 指揮レベルの上昇によって光泊や育成素材、別途データの欠片によって書籍やアイコンが貰えますが、注力に対して微々たる報酬です。尖塔が終わったり行き詰まったりしているプレイヤーへのエンドコンテンツなので、シミュレーション室のレベル上げとやり込みは後回しでも良いと思います。

ローテーション召集 カレン ファウスト ロビン

 12/28からの1週間で開催されるローテーション召集はカレン、ファウスト、ロビンがピックアップ対象となりました。カレンは高い攻撃力とノックバックに直線転色を併せ持つ水属性チェンジャー、ファウストは使いやすい4マス火属性チェンジャー、ロビンはハーフアニバーサリーにて解禁された森属性ボマーです。特にカレンはストーリーでの活躍はもちろん、同時期にピックアップ対象となっているベツレヘムとの相性も良い光霊ですが、初期だと能動技がCD4でやや使いにくく、突破3でCD-1、突破6で先制攻撃になるという大器晩成なキャラクターです。
 今後のローテーション召集の予想について、先週まで有力視してきたキシローナはカレンとポジションが被り気味なので対象候補からやや遠ざかりました。イルンティ、ミジャード、エルシー、ガブリエル、カレンと来ているので、ウリエルが次のピックアップ対象として有力です。次点でミカエル、ガルー、カロン、サメヤマ、イブ辺りの火属性・雷属性光霊は近々ピックアップ対象になりそうなので、準備しておきたいところです。

災典 罪業・タルタロス

 水属性・4マスで広範囲攻撃や足元のマス属性ロックを行ってくるタルタロスが討伐対象でした。自身のメインパーティである雷属性がとても活躍し、ようやくパープルダイヤ+に到達することができました。やっぱり鎮魂座は強かったです。

 次回は「砂時計の女王」のイベントストーリーを中心に取り上げる予定です。
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※評価基準
 S:最強、他キャラで代替不可
 A:優秀、汎用性が高い
 B:強い、しっかり役割がこなせる
 C:普通、代替キャラが多い
 D:微妙、汎用性が低い
 E:弱い、使いどころがほぼない


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