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次回イベント「砂時計の女王」予想 極光日記#6

 2021年12月17日にハーフアニバーサリーを迎えたiOS/Androidスマートフォン向けゲームアプリ『白夜極光』。
 今回は次回イベント「砂時計の女王」の予想、その他の更新や災典について書いてゆきます。

次回イベント「砂時計の女王」予想

新キャラ① ベツレヘム(★6)

北境所属、チェンジャー、水主属性、?副属性

暫定評価:A
 対小型:E
 対大型:D
 隊長:E
 サポート:S
 多色:E

 ついに実装された女王。
 能動技の「選択したマスを水属性に変える」はシンプルながら、敵の回りを転色して通常攻撃回数を増やす、微妙に繋がっていない地点を転色して連鎖を伸ばす、敵の攻撃範囲から外れるための終着点を作るなど、多様な使い方ができる優秀な能力です。連鎖技は縦横斜への範囲攻撃ですが、このタイプのものは使いづらくて必要チェイン数も多いので、岩などの障害物の除去として扱うのがいいと思います。装備技は能動技と極光タイム発動時にベツレヘム自身とパーティの水属性光霊に攻撃力バフを付与するというものですが、条件がやや厳しめな上に最大レベルでも上昇量がそれほど大きくないため、オプション程度で考えるといいです。
 カレン、スモーキー、ヘイディといった他のチェンジャーと比べるとステータスがかなり低めに設定されており、能動技による転色に特化している印象です。おそらく突破によって能動技のCD-1(CD:4→3)、転色マス+1(3マス→4マス)、先制攻撃化のどれか2つは盛り込まれると考えられますが、どの内容にせよベツレヘムは能動技が生命線なので、突破の重要度がとても高いです。裏を返せば、突破0ならば同じ水属性チェンジャーであるシャリーやクレーケンの方が扱いやすくて強いです。隊長や多色パーティへの適正はまったく無いので、水属性パーティの中衛専属という形になるでしょう。
 ベツレヘムと相性の良い光霊としては、まずカレンとバートンです。彼らは能動技によって直線状を転色しつつ敵をノックバックさせますが、その壁際の左右をベツレヘムの能動技で転色させることでさらに通常攻撃の回数を増やすことができます。似た理由でキシローナについても、能動技で指定位置に瞬間移動してからの通常攻撃回数を増やすことができます。あとはクロエなど攻撃力を上昇させるサポーターとも相乗効果が高いでしょう。

新キャラ② ノーヴィオ(★6)

北境所属、サポーター、火主属性、?副属性

暫定評価:A
 対小型:E
 対大型:C
 隊長:C
 サポート:S
 多色:C

 待望の火属性ヒーラー。
 能動・連鎖・装備技のすべてに回復効果があり、条件次第では攻撃やシールド展開までできてしまうというトンデモ性能です。
 これまで登場していたヒーラーにおけるパーティのHPが満タンだと回復行動が無駄になりがちだった弱点を、回復の過剰量が敵へのダメージになるという形で克服しています。HPが満タンでないと装備技の効果により通常攻撃でダメージを与えることができませんが、満タンの場合には普通に攻撃できるようになりダメージが上昇します。シールドは回復無効などのステージで有効であり、装備技のバフ効果の発生条件にもなっているので、攻防一体で周回・高難易度のどちらにも役割が持てます。
 ノーヴィオを隊長にすればターン制限以外で負けることはまず無いでしょう。また副属性次第ですが、これまで回復役として重宝されていたフィリス・ナディーン・ユーライア辺りのポジションも奪って火属性以外のパーティにも出張するかもしれません。ビクトリア(★6火属性サポーター)と比較すると、ビクトリアの方が攻撃力が高くて出血状態によるダメージにも期待できるので、ノーヴィオとビクトリアはステージによって使い分ける形になると思います。
 突破について、おそらく突破3で能動技が先制攻撃化、突破6で「極光タイム発動時、シールドがHP上限を超えない分だけHPに変換される」効果が追加されると考えられますが、それほど恩恵がないので無凸で十分でしょう。またノーヴィオは自己完結性が高いためどんなパーティでも組み合わせやすいですが、自傷ダメージによって攻撃力が上昇してゆくネイルスとだけは相性が悪いです。

新キャラ③ ローラ(★5)

北境所属、スナイパー、森主属性、?副属性

暫定評価:C
 対小型:B
 対大型:E
 隊長:C
 サポート:E
 多色:E

 かわいい見た目に唯一無二のダメージ倍率を備えたスナイパー。
 まず連鎖技はバイスなどと同じ「最も近くにいる敵〇体」にダメージを与えるという使いやすいタイプです。そして特徴的なのが能動技で、任意の敵1体に900%のダメージを与えるものの、ターン終了時に対象の敵がまだ生存しているとそのダメージ分だけ敵が回復して無意味になってしまうというもの。しかし極光タイムに入るとこの敵回復効果を踏み倒せるという一撃必殺・二撃確殺の性能です。装備技により極光タイム中は攻撃力が上昇し、属性に関係なく連鎖技が発動可能という特定条件下ではさらに強いです。
 紹介性能から読み取る限りでは、

ローラ能動技→敵倒れる⇒何もなし
ローラ能動技→敵倒れない→連鎖後に倒れる⇒何もなし
ローラ能動技→敵倒れない→連鎖後も倒れない⇒敵回復、CD-1
ローラ能動技→敵倒れない→連鎖で極光タイム発動⇒敵回復無効
連鎖で極光タイム発動→ローラ能動技(攻撃力25%up)→敵倒れない⇒敵回復無効?

という複雑な仕組みになっているので、使い方やダメージ管理が重要になってきます。
 ローラを最大限活躍させるためには何度も極光タイムを発動する必要があるので、パーティにはチェンジャーを多く編成したいところです。さすがに★6森属性スナイパーであるミジャードやパロマよりは劣るところはありますが、それでもローラは★5としては十分高性能です。

事前登録期間限定報酬 ロビン(★5)

影の街所属、ボマー、森主属性、雷副属性

暫定評価:C
 対小型:E
 対大型:C
 隊長:E
 サポート:D
 多色:E

 新イベントの期間限定ログインボーナスとして、事前登録期間限定報酬のロビンが1体配布されます。事前登録していた人はすでに持っているはずです。また今後のガチャにも追加されます。
 ロビンは雷属性であるダイナの森版といった性能をしている★5の森属性ボマーです。ロビンとダイナとの間には属性以外にも少しだけ異なる点があり、

ロビン 連鎖技:周囲2マス以内に175%のダメージを与える(12チェイン)
ダイナ 連鎖技:縦方向3列に145%のダメージを与える(13チェイン)

ロビン 能動技:攻撃範囲内の敵がいる1マスを強化マスに変える(突破3)
ダイナ 能動技:攻撃範囲内の敵がいる1マスを雷属性マスに変える(突破3)

という違いです。
 連鎖技の範囲は一長一短ですが、基本的にダイナの周囲マスの方が使いやすいです。ただ雷属性に限っていえば縦方向の連鎖技持ちにレヴィやガルーが居てダイナはそこに合わせやすいです。ダイナの能動技には転色能力もあるのですが、ロビンの強化マス変換も同じ森属性には相乗効果を生む光霊が多いので優劣は付け難いです。ただ森属性には他にも強力なアタッカーやサポーターが多い(ヒイロ、ヘイディ、アイリーナ、ルイス、ナルセール)ので、ロビンはそれらのメンバーが揃うまでの繋ぎ役になりそうです。

ベツレヘムとノーヴィオの限定召集

 今回は特殊で、ベツレヘムは特別限定召集でのピックアップ対象となっています。
 初回10連までに★5光霊排出、50連以降に★6光霊が排出されない場合に確率が上がってゆき……の部分は普段と同じですが、ベツレヘムは限定光霊となっており、同時期の他のガチャや今後2022年6月30日までの間、いかなる方法によっても入手不可能になっています。いわゆる”限定キャラ”扱いであり、恒常入りもしないことからガチャのすり抜けにも期待できません。
 ノーヴィオは以前のヘイディと同じような期間限定召集です。特別召集星標でのみガチャが回せますが、期間終了後は恒常入りするため今後のローテーション召集やすり抜けなどによる入手方法はあります。

 また、最低保証システムが導入されます。
 2回連続でピックアップ対象でない★6光霊を獲得した場合(2回すり抜けた場合)、次の★6光霊は必ずピックアップ対象の光霊が排出されるようになります。この保証は12/23からの限定召集のほか、12/28からのローテーション召集にも適用されます。しかしながら最低保証システムの計算とリセットは期間限定召集とローテーション召集で区分けされており、それぞれで引き継がれながら適用されてゆきます。

ベツレヘムとノーヴィオ、どちらを引くべきか?

 より汎用性が高く、いわゆる”人権”になりそうなのはノーヴィオの方です。彼が居れば火属性の回復役に困ることはないですし、もしかしたら全属性の回復役まで担うことができそうで、今後に追加キャラクターが増えていってもずっと活躍できそうな性能をノーヴィオは持っています。しかも突破による恩恵がそれほど大きくなさそうなので、「持っているか否か」が重要になってきます。必ず1人は迎えたいところです。
 ベツレヘムも強力ですが、その性能が能動技に頼り切っているのがやや惜しいところです。突破ができないと中途半端な動きしかできず、完凸しても同じ水属性チェンジャーであるカレンやバートンと比べて一長一短なので、必須級には及ばないと考えられます。
 ただ、先にもある通りノーヴィオは恒常であるもののベツレヘムは限定扱いなので、この機会を逃すとベツレヘムは半年以上の復刻待ちをすることになります。ベツレヘムはキャラクターとしても人気が高いので……悩ましいところです。

「砂時計の女王」事前情報

 次回イベント「砂時計の女王」は12/23~1/13の期間で開催されます。
 同じく期間限定で「豊作の季節」が開催され、メインステージと資源ステージでの報酬が2倍になります。しかしながらこちらは期間が短くて12/23~28です。
 まずスタミナを回復するチャージ箱は持っている分をすべて使い切る予定です。状況次第ではプリズムによるスタミナ変換(石割り)も検討しています。2割くらいならまだ費用対効果が高いと考えられます。おそらくトモモと同じ仕様で、資源ステージでのコイン稼ぎの報酬タイムは2倍にならないので、期間中は経験値稼ぎをするのが無難でしょう。

「砂時計の女王」のイベントステージについて、「北境遊歴」、「極光試練」、「鏡湖問答」の3ステージに別れているようです。
「北境遊歴」は「行動ポイント」というイベント用のスタミナを消費してステージに挑戦してゆくものであり、過去イベント「潮汐祭」前半のような形式だと考えられます。「極光試練」は12/28から解放され、詳細は明らかになっていませんが、過去イベント「潮汐祭」後半のようなボス攻略ステージかもしれません。「鏡湖問答」はクイズ形式のミニゲームコンテンツです。

 さらにトモモ機能も改修され、

▼変更点
・メインステージでも使用可能
・1回の挑戦でトモモを2つまで使用可能
・巨像内の資源連携室にて、トモモの回復速度や上限がUP
※トモモ使用する際の報酬倍率は変わりません
※オートバトルのみトモモを使用可能

となるようです。
 個人的にはトモモは1戦が長い資源ステージの装備強化素材集めクエストで主に使っていましたが、これからはメインステージでも使用可能になるということで、9~10章での覚醒素材集めも捗ることになりそうです。トモモの回復速度や上限もUPするということで、毎朝使えるくらいにはなってほしいところです。欲をいえば、(デイリークエスト消化の関係から)トモモの使用回数分だけクエストクリア回数も増えるようにしてほしかったところですが……あくまで時短という域を出ない調整のようです。

ローテーション召集 ガブリエル ヒドライ イスタバン

 12/21からの1週間で開催されるローテーション召集はガブリエル、ヒドライ、イスタバンがピックアップ対象となりました。ガブリエルは指定した1色を他属性にリセットする森属性チェンジャー、ヒドライとイスタバンは能動技によってそれぞれ水属性と火属性光霊の連鎖技が2回発動できるようになるサポーターです。ガブリエルは先のイベントでヘイディが登場しても未だ最強格のチェンジャーであり、さらに突破3で能動技が先制攻撃化するため育成序盤から活躍しやすいです。ヒドライとイスタバンもよく周回や災典ステージなどでパーティに採用しているプレイヤーが多く、また突破の恩恵も大きいのでぜひ引いておきたいところです。
 今後のローテーション召集の予想について、(先週も書きましたが)イルンティ、ミジャード、エルシー、ガブリエルとローテーション召集最初期の順番で2度目が来ているので、次はキシローナが最有力だと考えられます。次点でカレン、ウリエル、ミカエル辺りの光霊は近々ピックアップ対象になりそうなので、準備しておきたいところです。

災典 罪業・ミラー

 雷属性・1マスで召喚ユニットによる妨害もしてくるミラーが討伐対象でした。ミラーは第1回でも対象になっていたので、災典も1周して、ある程度同じ属性や類型のボスが今後も出てくると考えられます。
 第1回目は多分シルバー~ゴールド辺りだったことを思うと多少進歩していますが、未だに森属性パーティが育成できていないのでパープルダイヤ+にもなれず……ハーフアニバーサリーでの成長に期待したいところです。

 次週には新イベントが始まっているはずなので、次はそれらについて書いてゆきます。
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※評価基準
 S:最強、他キャラで代替不可
 A:優秀、汎用性が高い
 B:強い、しっかり役割がこなせる
 C:普通、代替キャラが多い
 D:微妙、汎用性が低い
 E:弱い、使いどころがほぼない

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