新イベント「小林さんちのメイドラゴンコラボ」予想 極光日記#9
2022年1月13日から「小林さんちのメイドラゴン」コラボイベントが始まるiOS/Androidスマートフォン向けゲームアプリ『白夜極光』。
今回はその次回イベントの予想、その他の更新や災典について書いてゆきます。
「小林さんちのメイドラゴン」コラボ予想
新キャラ① トール（★6）
暫定評価：B
対小型：C
対大型：C
隊長：C
サポート：E
多色：E
「メイドラゴン」のメインヒロイン。
能動技は指定マスに範囲攻撃にノックバック付き。ノックバックは賛否が分かれるものの、ダメージ倍率は高水準です。
連鎖技は範囲マス以内の敵に対してランダムにダメージを割り当てて攻撃し、さらに当たった敵の周囲に飛散ダメージまで与えるというものです。同一の敵に割り当てるとダメージが半減してゆくものの、どんな状況でも使いやすいです。スナイパーなので小型敵への強さはもちろん、飛散ダメージによりボス敵にも役割が持てます。ただ射程が無限ではないのは残念です。
装備技はコンボ数により連鎖ダメージや飛散ダメージが上昇するというものです。コンボ数を増やすには敵に接近して通常攻撃する必要があるので、スナイパーという役職や能動技のノックバックとはやや嚙み合わせが悪いです。
火属性のスナイパーはジョナ、焚霜座、リオナ、ネイルス、チャンドラといった候補は多いものの絶対的な存在が居ないという状況であり、その中でトールは最上位になれるくらいの能力はあります。ただボマーなども含めた火属性のアタッカーという括りで考えると、カロン、サメヤマ、グラム、ビクトリアなどから席を奪えるほどの強さはありません。これらのアタッカーを所持している人にトールは必要ないと思います。（繰り返しになりますが）どんな敵にもある程度のダメージを出せて様々なステージで使いまわせるので、初心者にはオススメなキャラクターです。
新キャラ② カンナ（★6）
暫定評価：C
対小型：C
対大型：D
隊長：C
サポート：E
多色：D
可愛い見た目とは裏腹に攻撃的な性格な幼女。
能動技は指定したマスまでの道中の敵にダメージを与えつつノックバックをするというもの。使い方次第でダメージや敵の位置が変わるので評価が分かれるスキルです。連鎖技は周囲3マス以内の複数敵にダメージのスナイパーとして標準的なものです。
装備技は雷属性光霊か『メイドラゴン』コラボのキャラが能動技を発動するとエネルギーをスタックして攻撃力が上昇するというもの。また各ウェーブ開始時にもエネルギーがスタックできます。ゲーム戦略として『メイドラゴン』コラボのキャラクターでパーティを固めると動きづらくなるため、シンプルに雷属性光霊でパーティを編成して、互いの能動技で畳みかけるときにバフが掛かるという使い方がメインになってくると思います。例えば最初のターンにパーティの雷属性光霊が全員先制攻撃で攻撃や転色を行った後にカンナが能動技を使うと、エネルギーが7スタック獲得できて攻撃力3295*121%=3986となるのは強力ですが、カンナの能動技はノックバックも含むため、ガルーなどで初期位置から転色したマスを活かしづらいので一長一短です。各ウェーブ毎にもエネルギーをスタックできて、これはグラム（★6）の例を見るならターン毎に半減しないので、マルチウェーブでは持続的な攻撃力バフとして活用できます。
基本攻撃力が低い、能動技にノックバックを含む、連鎖技の射程が無限ではない、装備技のスタックがターン毎に半減するなど、要所が抑えられていないキャラです。ミカエルやルークが居ればわざわざ入手する必要はないと思います。
新キャラ③ エルマ（★5）
暫定評価：C
対小型：E
対大型：B
隊長：E
サポート：E
多色：E
パワーボマー。
能動技は4象限の範囲ダメージ、連鎖技は縦方向、装備技はHP満タン時に各ダメージ%が上昇するという純粋なアタッカーです。
特に装備技が強力なので、各素材周回の高速化に役立つと考えられます。一方で、HPが減って装備技が機能していないとダメージが出しづらくなるので、ギミックステージなど複雑で長期戦をする場面では活躍しづらいのが難点です。
水属性ボマーでは禁衛座やキシローナはもちろん、ワタリ、クマ&ペギ、ジェーンなどが居て、それらと比べてエルマは突出したところが少ないので優先度は高くありません。
新キャラ④ ルコア（★5）
暫定評価：C
対小型：E
対大型：E
隊長：E
サポート：B
多色：E
頼れるお姉さん。
能動技は敵全体にダメージを与えつつ、森マス上の敵に減速効果と印スタックも与えるというもの。バーバラ（★5火属性サポーター）に近い効果ですが、ルコアは減速が2ターン持続するのでエリートエネミーの覚醒状態効果を封じるにはかなり適しています。
連鎖技は扱いづらいX形の範囲攻撃ですが、これが敵に命中すると装備技の効果で印スタックを与え、このスタックを持っている敵は光霊からの能動技ダメージが増加するというものです。ルコアはいわゆるデバッファーであり、大きな能動技ダメージを与えるパロマやローラと相性が良いです。
おそらくルコアはルイス（★5森属性サポーター）と比較されることになると思います。ルイスは能動技の効果によりパーティの連鎖技が2回発動できるようになるので、連鎖技が強力なヒイロやアイリーナと相性が良いです。またルイスは装備技で回復もできるので、長期戦になる災典や尖塔でより活躍しやすいです。一方で、ルコアは能動技主体のパーティに向いているので、周回やイベントステージが主な使いどころになります。つまるところルコアとルイスは使い分ける形になるため、ルコアは必須級ではないものの、居ると便利なキャラにはなると思います。
新キャラ⑤ ファフニール（★4）
暫定評価：C
対小型：E
対大型：C
隊長：E
サポート：B
多色：D
くせ者お兄さん。
能動技は敵の足下を最大3マス水変換、連鎖技は周囲への範囲攻撃に加えて確率で恐怖状態付与、装備技により能動技選択の敵に追加ダメージを与え、『メイドラゴン』コラボキャラの能動技でも発動トリガーになるというもの。
能動技でのマス変換は敵の足下なので、敵がその場から動かなければプレイヤーは連鎖に利用できず、チェンジャーとしてはやや使いづらいです。また指定した敵が単マスの敵だと足下1マスしか変換できない可能性があるため、使う相手を選びそうです。一方で装備技によって敵足下の水マス数×最大66.6%の攻撃力ダメージを与えることができます。例えば2*2マスの敵で3つの水属性マスを踏んでいると、2325*0.666*3=4645のダメージを与えることができるので、連鎖技1回分くらいになります。これが2ターンに1回、場所を選ばず、攻撃力ダメージ（防御力無視）で、転色まで行えるのは優秀です。
連鎖技は攻撃範囲が狭くて恐怖付与確率も最高40%までしかないので、あくまで敵に近づかれた際にその場凌ぎで使うことが想定されます。
パーティ構成を考えると、バイスやクレーケンと合わせて敵を遠ざけつつ遠距離から一方的に攻撃してゆくのに適しています。また『メイドラゴン』コラボキャラは全員が遠距離での能動攻撃技を持っていて、各キャラが能動技を使う際にファフニールの装備技も働くので、属性相性も考慮してカンナとエルマだけでも揃えたいところです。
イベント内容
イベント形式は各ステージでプリズム（スタミナ）を消費すると【食器】というポイントアイテムが入手でき、それをイベントステージの抽選に消費して報酬を獲得するというボックスイベント形式のようです。どうやらストーリー攻略ステージは用意されていないようで、コラボ期間中もいつもと変わらない周回をするしかないのは残念なところです。
ログイン報酬やイベント報酬で光珀や限定家具などがゲットできるほか、★4ファフニールが1人、★5ルコアかエルマもどちらか1人を選んで入手できるようです。さらに「コラボ限定10連召集」が13日と14日の2回配られ、これだけで合計20連できるようです。
ガチャでは★6トールと★5ルコアが排出される【善悪再構築】ガチャと★6カンナと★5エルマが排出される【論外の秩序】ガチャが同時に開催されます。これらのガチャは最低保証システムの対象であり相互連携しているので注意が必要です。
★5ルコアかエルマのどちらか1人を選んで入手できる「メイドラゴン選択箱」では、一芸に秀でるルコアを選ぶのがオススメです。
また【善悪再構築】ガチャと【論外の秩序】ガチャでは、トールとルコアというキャラパワーが高めな【善悪再構築】ガチャを回すのがオススメです。ただ現状ではどのキャラもいわゆる人権クラスの強さではないため、光珀の温存も太い選択肢です。先の「コラボ限定10連召集」はこのコラボガチャにしか使用できないと考えられるので、この分は使ってしまっても大丈夫でしょう。
コラボイベント以降の見通し
ハーフアニバーサリーでのロードマップ発表のまま行けば、1月下旬から2月予定のイベント「旧文明イベント(仮)」が行われます。「メイドラゴンコラボ」が1/26までなので、この日にアップデートが入って新イベントが始まると考えられます。
シルエットから限定召集のキャラクターは2人です。「メイドラゴンコラボ」では多数の新キャラクターが登場しましたが、各属性に1～2人が加わったので、その数的バランスはそれほど変化していません。なので昨年の実装キャラの延長で、数の少ない属性・役職を中心に当シルエットキャラクターが登場すると考えられます。そして過去イベント「砂時計の女王」で★6キャラが2人、「メイドラゴンコラボ」でも計5人を新登場させたこともあって、「旧文明イベント(仮)」では★6光霊＋★5光霊＋★4光霊（配布）という控えめな追加になると考えられます。
★6光霊について、21年の11/11にルークが実装されて以降に（コラボのカンナを除けば）新光霊が登場していない雷属性が有力だと考えられます。役職については、未だ空席のサポーターか、他属性に追加が来ているチェンジャーになるでしょう。特に雷属性は破砕マスを生成してくる敵に弱すぎるため、ナルセール（★5森属性）やスモーキー（★6火属性）のようなマスリセット系の能力を持っていることに期待したいです。
参考：これまでに登場した★6雷属性キャラクター
初期組 イルンティ（チェンジャー）
ガルー（チェンジャー）
ミカエル（ボマー）
ラス（スナイパー）
追加組 鎮魂座（ボマー）
イブ（ボマー）
レヴィ（ボマー）
ルーク（スナイパー）
カンナ（スナイパー）
ただ現状の雷属性には鎮魂座やミカエルと並べるアタッカー、複数敵を攻撃できるスナイパー、より強力なヒーラーなど、欠落しているポジションが多く存在するため、この新光霊が雷属性だったとしても環境を大きく揺るがすことはなさそうです。
★5と★4光霊の予想は困難です。
★5について、火属性には追加が多く（タキ、ジュヌヴィエーヴ、カーティ）、水属性のキャラが少ない（配布アルーラのみ）ので、水属性が最有力で、次点で森属性だと考えられます。
★4については火属性のみ追加キャラが居ないので、その属性になるかもしれません。
初心者向け育成理論
初心者の育成について。
基本的には初心者限定招集で当てた★6光霊（エルシー、シャリー、ナシリス、ガルー）と同じ属性のパーティを組んで育てましょう。パーティの属性は1つに絞って、それらを集中的に育てると今後の攻略がスムーズに進みます。特にオススメの属性は水属性と雷属性です。
水属性
まずストーリー進行で確実に入手できるバイス、Ms.ブラン、そして初心者支援箱で入手できるフィリスがとても優秀です。シャリーはどんな状況でもある程度機能しやすく、総合力が高いです。またストーリー攻略の序盤にはこちらが相性有利なボスが多いため、多少育成不足でも突破が可能です。唯一、5章のボスが相性不利でそこで詰まる可能性があるのが惜しいところです。
雷属性
ガルーは火と水を雷マスに転色する能動技を持っています。したがって自然と森マスが残りやすく、ガルーの副属性も森属性なので雷と森の2属性を有効活用できるため、行動回数が多くなりやすいです。また期間限定の成長任務での報酬にあるダイナも雷属性であり、ガルーと同じ縦方向への連鎖技攻撃を持っていてセットで扱いやすいです。ストーリー攻略の序盤でも相性不利なボスが少ないです。
ゲームの進め方について、基本的にどんどんストーリーステージを進めてゆき、パーティが推奨レベルよりも低くなってきたり、中枢プラグインを入手したりしたタイミングで資源ステージの周回に移って素材集めをすると良いです。
巨像の解放・強化についてはプリズムの柱と資源携行室は最優先で行いましょう。その他は必要に応じて上げましょう。
5章クリアにパーティの何人かが覚醒2、9章クリアには覚醒3の段階まで育てておきたいところです。よく上級・特急覚醒材料が不足しますが、その場合は入手方法にあるステージ（5-4や9-4）を周回して、副産物としてドロップする中級・上級覚醒材料を巨像の溶錬室で一段階上の材料に換えると効率よく集まります。
メインパーティの全員を覚醒3、レベル30、装備レベル10にできたら現状のストーリーもイベントも一通りクリアできるはずです。あとは今後のためにメインパーティの入替要員を育て始めるか、別属性のパーティを組み始めるのが良いです。2つめのパーティを組む場合は、メインパーティの相性で対になる属性（水属性なら森属性）を育てるとより活躍させやすいです。
キャラクターの育成に関しては、1つの属性を10人も育てるのではなく、選び抜いた5～7人を集中して育てると良いです。
★6キャラは最終的なステータスの伸びが大きくて戦力になりやすいですが、一方で育成素材の要求量も多いです。なので★5～6は2人まで、あとは★3～4を並べた方がパーティ全体としては整えやすいです。
★5～6キャラで未育成でも活躍しやすいキャラクターは、
エルシー、シャリー、ナシリス、ガルー：★6の4マスチェンジャー
ファウスト、クレーケン、バーバリー、セファー：★5の4マスチェンジャー
フェラール、ヒイロ、パロマ：★6のアタッカー
アイリーナ、ワタリ、ソルラド：★5のアタッカー
です。ストーリー進行で確実に入手できるバイス（★5）も十分強いので序盤の育成がオススメです。サポーターは特定の光霊と組み合わせて能力を発揮するものが多いので、育成は後回しにしましょう。
ローテーション召集 キシローナ ソルラド バーバラ
1/11からの1週間で開催されるローテーション召集はキシローナ、ソルラド、バーバラがピックアップ対象となりました。キシローナは瞬間移動と範囲マス攻撃が強力なボマー、ソルラドは全体攻撃が優秀なスナイパー、バーバラは全体への眩暈付与ができるサポーターです。キシローナは未だ水属性で最上位クラスのアタッカーなので、まずは初入手しておきたいところです。ソルラドやバーバラも持っていたり育っていたりすると便利なキャラですが、ソルラドは今月のシャインショップでの交換でも入手できます。
今後のローテーション召集の予想について、イルンティ、ミジャード、エルシー、ガブリエル、カレン、ウリエル、キシローナの順で来ているので、（先週も書きましたが）ミカエルが次のピックアップ対象として有力です。次点でガルー、サメヤマ、イブ辺りも近々ピックアップ対象になりそうなので、準備しておきたいところです。
災典 罪業・ボアドロス
森属性・2*2マスで広範囲攻撃に長けているボアドロスが討伐対象でした。年末のイベントでようやく迎えたノーヴィオやファウストが活躍し、最高報酬までは辿り着けました。ただ2番目以降のパーティが上手く組めず、常時エクセレントやレジェンドはまだ先のようです。
次週には新コラボイベントが始まっているはずなので、次はそれらについて書いてゆきます。
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※評価基準
S：最強、他キャラで代替不可
A：優秀、汎用性が高い
B：強い、しっかり役割がこなせる
C：普通、代替キャラが多い
D：微妙、汎用性が低い
E：弱い、使いどころがほぼない
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