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ワイルドバンチフェスで夏の終わりに完全燃焼!

ワイルドバンチフェス(WILD BUNCH FEST.)は中四国地方では最大規模の音楽フェス。「ワイルドバンチ」「ワイバン」などの略称で呼ばれています。

今年は9月16日から9月18日の3日間、山口きらら博記念公園で開催されました。私はその初日のDAY1に参加。

野外で開催される音楽フェスは初めての参加になります。広い会場内のあちこちのステージで、プロの生演奏に盛り上がる、熱いお祭りといった雰囲気でした。会場の熱気と真夏日並みの気温に頭がクラクラしながら、最高の一日を過ごしました!

DAY1で演奏したバンドは合計22組。そのうち5組のステージに参加しました。
順番に感想を綴っていきたいと思います。

(※今回は目当てのバンドは特になく、フェス自体を楽しむ目的で行きました。どのバンドも曲を聞くのはほぼ初めて、という人間の感想になります。ご了承ください。)

【ヤバイTシャツ屋さん】
最初に聞きに行ったのがヤバイTシャツ屋さん。まさにフェス! といった明るくノリノリな曲ばかりで、最後まで飛び跳ねながら大盛り上がりでした。

CMなどで聞いたことのある曲も何曲かあり、「この曲知ってる!」と思えると、さらにテンションがあがりますね。

トークではタイムテーブルの話題になり、「大トリかと思ったのに違った!」という悲しい叫びに観客も爆笑。確かにあのタイムテーブルを初めて見たときは、上下どちらがスタートなのか分からず戸惑いました。

ラスト一曲の前の「残り3分!」からきっちり3分で終わったあれは演出だったんでしょうか? アドリブだったらすごい!
ヤバTのおかげで、最高の幕開けを楽しめました。


【Fear, and Loathing in Las Vegas】

事前にYouTubeで曲を聴いていて、これは!  と衝撃が走ったバンド。一番楽しみにしていました。実際にライブを体感した今ではすっかり大ファンで、すぐにCDも買いました!

曲がもうとにかくカッコよくて痺れる!! 激しさと重みのあるサウンドに、突き抜けていくハイトーンのボーカルが気持ちいい。音楽に合わせて体が自然とノリだして、一曲終わるごとに肩で息をしていました笑。このステージで一日分の体力を使い切ったと思えるくらい全力で楽しめました。

途中、「暑いからお互いしっかり水分補給を」とバンドと観客全員で乾杯する、気遣いにあふれたほっとする場面もありました。

これからぜひ追いかけていきたいバンドのひとつなのですが、ファンの皆さんは何て呼んでいるんでしょう? 愛称とかってありますか?


【04 Limited Sazabyz】

一緒に行った友人のイチ押しバンド。疾走感のある爽やかな曲の数々が、夏にぴったりという感じ。

耳に残る覚えやすいメロディーが多く、初めて聞く曲ばかりだったのに、今でもふと口ずさめるくらいです。

演奏以上に印象的だったのがファンの盛り上がり! サークルっていうんですか、大きな輪を作ってぐるぐる走り続けるアレ。観客席のかなり後ろの方でもサークルが作られていて驚きました。

曲ごとに輪が大きくなっていき、参加する人も増え、テンションが上がっていく様子を見ているだけでもワクワクしました。

全身で音楽を楽しむ、こんな楽しみ方もあるんだなあと、なんだか新鮮な気持ちになれました。


【羊文学】

独特の世界観にうっとりと浸れる時間でした。ずっと遠くまで届きそうな伸びやかなボーカルの裏で、力強く鳴り続けるドラムの音。ふわふわと浮遊感がありながら安定感もある、そのバランスが心地よく、いつまでも聞いていたいと思えました。

一曲終わるごとの「ありがとう」の言い方がすごく可愛い! きちんと気持ちを言葉にして伝えてくれる、誠実なお人柄が素敵でした。ボーカルの塩塚モエカさん、大好きです。

ワイバンが終わってすぐに、地元広島でワンマンライブがあるのを知りましたが、残念ながらソールドアウトで参加できず……。大人気なバンドですもんね。
またツアーがあったらぜひ駆けつけたいです。


【My Hair is Bad】

こちらは事前にMVを観たときと、実際の印象が180°変わりました。実直で熱いバンドだなと思いました。

歌のようなポエムのような、ボーカル椎木さんの語りがすごく特徴的。

「自分らしくいていいんだ」をこんなに懸命に伝えてくれるバンドは初めてでした。椎木さんの思いに応えるように、演奏も全身全霊で力強く、聞いているうちに、こちらの気持ちもどんどん高まっていくのを感じました。

マイヘアの演奏で終われてよかった。最後にグッと心を掴まれました。


まとめ

ワイルドバンチは最高の夏(秋?)の思い出になりました!

「知らないバンドばかりで楽しめるかな」「暑さで体調が悪くなったらどうしよう」など。直前まで不安が大きかったのですが、実際に行ってみると、そんな不安なんかぜんぶ吹き飛んでいきました。

生で聞くバンドの演奏は、当たり前ですが迫力がまったく違います。配信などで聞いたときはピンとこなくても、実際の演奏で「こんなにカッコいいんだ!」と、改めて好きになる曲がたくさんありました。

何より周りにいるファンの人たちの熱狂につられて、気持ちも盛り上がっていきます。

体調面も細かく休憩をとりながら、自分のペースで楽しむことができました。

盛り上がりたい人はおおいに盛り上がり、静かに聞きたい人は後方でゆったり演奏に聞き入る。
それぞれの楽しみ方で自由に参加できるのが、野外フェスのいいところだなと思いました。

新しい「好き」とも出会えて、参加できて本当によかった!

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