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パパとの夜…魔の3時間
嫌な予感はしていた。。
今日は完全に昼寝をしすぎた。しかも爆睡。23時頃に目が覚めた瞬間、思った。
ママパパごめん。今日夜絶対寝れないわ。
とりあえず起きてすぐ、母乳プラスミルク(40ml)を飲ませてくれた。
ただ、いつもならお腹いっぱいで眠くなるはずが、今日は全く眠くならない。
なんなら、今が1日の始まりみたいな気分で目が冴えてる。
ママとパパはそんな僕の様子を見て
ママ「やばい、全然目開いてる…。ママはもう眠いよ〜」
パパ「いいよ、今日はもうゆっくり寝なよ。疲れたでしょ?とりあえず今日は俺が見るから」
思わず飲んだミルクを吹き出しそうになった。
やっばいぜ、今日はやばいぜ。
僕のご飯は、基本母乳プラスミルク(40ml)を3時間置きで飲む。
ただ、どうしても3時間持たずお腹が空いてしまう場合、ミルクは3時間程度空けないといけないため、母乳をいつもママが飲ませてくれる。
連日の疲れもあるし勿論ママには休める時に休んでほしい…。
でもよりによって今日はマズい…!
パパ、かっこいいこと言ってるところ本当申し訳ないけど、今日の俺のお腹、絶対3時間持たないぜ??母乳無しで乗り切れるかこれ…?
あれ…てか、もうこれ既に若干お腹空いてきて…
ママ「ありがと〜じゃあ寝るね」
パパごめん。魔の3時間になるぜこれは。
(30分後)
お腹空いた無理無理無理無理(ギャン泣き)
パパもさすがにまだお腹空いたわけじゃあるまいと僕のオムツを変えたりしてくれたが、全く泣き止まず。
そして我慢できず、近くにある指や服の袖を咥えようとする僕を見て、ようやく悟ったようだ。
「えっもしかしてお腹空いてる…?待て待て待て次ミルクあげられるのは、、、おいおい2時間半後だぞ………」
パパの顔が明らかに引き攣っていた。
とりあえず僕は何とか近くにあるものを咥えることでこの空腹を抑える。
パパはパパで横抱き、縦抱き、それどういう抱き方なの?みたいな抱っこまでして、何とか僕の気を紛らわすのに必死だ。
あ、寝れるかも…と思っても30秒後には目が覚める。
なんとか我慢→ギャン泣き→パパ抱っこ→寝れるかも…?→30秒後目が覚めてギャン泣き
この深夜、2時間半ひたすらこれをずっと繰り返した。
そして僕とパパはなんとかこの魔の3時間を共に乗り越えた。
お腹が空きすぎていたのもあり、パパはミルク80mlを用意してくれたが、それだけじゃ足らず、結局ミルク100mlをごくごく飲みほした。
パパはパパで僕にミルクをあげた後、コーラを開け、ごくごく飲んでいた。
お互い思ったに違いない。
この一杯たまんねぇ!!最高だ!!!
パパとハイタッチをして抱き合い、お互いの健闘を讃え合いたい気持ちになった。
が、そう思ったのも束の間、もう僕には既に睡魔が襲っていた。
よく…頑張ったよな俺たち…
おかげさまで、今日もいい眠りにつけそう。。ありがとう。おやすみ。。
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