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エッセイ

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冬の馬・六月の春によって書かれたエッセイ、といいつつ、ここには雑文状の文章たちが収納されていく予定です。
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#自分

エッセイ:世界はあった、かのように、うしなわれて

線より下は、本当のなかに嘘を、嘘のなかに本当を、まじえて書かれる。  以前、「感情移入」…

刹那的たまゆらエセー:ため息支え憂鬱重ならないさよなら

ため息を別の言い方をするなら、それは「そこに寄りかかろうとする息」、それか「支えにする息…

刹那的たまゆらエセー:失楽園の知らない私

同じ歌を何度も執拗に聞き返しているのは、それが与えた痛みを薄めようと欲しているようでもあ…