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東海道新幹線からも近鉄特急からも喫煙ルームがなくなった話。

※この記事はプレスリリースが出たころに書いたので、半年以上前の私の感想です。

東海道新幹線から喫煙ルームがなくなる話。

東海道新幹線に残されていた喫煙ルームがなくなることになった。
思い返せば、私が小学生の頃は東北新幹線にも喫煙車がありました。友人がトイレに行くのに喫煙車通過してしまって、めちゃくちゃキレて帰ってきたのを今でも覚えています。それが今や全席禁煙は当たり前、ついに新幹線の中で煙草を吸うことはできなくなりました。

そういえば、東海道新幹線が今まで喫煙ルームがあった理由は、飛行機との競合のためなんだそうです。飛行機は完全に禁煙だからね、愛煙家からしたら待てないんだろうね。

そして近鉄も喫煙ルームがなくなった話。

そして、JR東海の発表から遅れること数か月、近鉄も特急から喫煙ルームを廃止することを発表しました。ちなみに発表は遅かったけど、廃止は新幹線より早いよ笑。

実は私、東海道新幹線のプレスリリースが出たときに「じゃあこれからは名阪間の移動にひのとり使えば煙草吸えるね!」って思っていたんですが、それも無理な話になっちゃいましたね。

そもそもなんで喫煙できなくなったの?

今回、JR東海や近鉄が喫煙ルーム廃止を訴えた理由は、喫煙率の減少と健康志向の高まり、だそうです。
本当かな? って思って調べてみた。

男性の喫煙率は、減少傾向が続き、2019年では27.1%となっています。女性の喫煙率は、10%前後を推移しながら横ばいからやや減少傾向になり、2019年では7.6%です。

https://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/smoking/tobacco03.html

まあ中学校の保健体育の授業であんなにさんざん「煙草の健康への影響」を言われ、あの真っ黒の肺の写真とか見せられたら、吸う気にもなれないよね。

そしてよく調べたら、この喫煙者の減少は日本に限った話ではないようで、世界的な流れなんだそうです。

世界保健機関 (WHO) の「たばこ動向報告書」の最新推計によると、世界の成人たばこ使用者は 12 億 5000 万人で、2022年の傾向では、世界的にタバコの使用率は引き続き減少しています。 報告書では、2000年には世界中の成人の 3 人に 1 人がタバコを消費していましたが、現在は約 5 人に 1 人となっており、150 カ国がタバコの使用削減に成功しています。

https://japan-who.or.jp/news-report/2401-17/

世界的な流れだからね、仕方ないね。近鉄も、東海道新幹線も。

というか、法律でも2020年に施行された改正健康増進法が屋内での原則禁煙を掲げちゃったからね、仕方ないね。

ところで、ここまでさんざん煙草の話をしてきた私ですが。
煙草一切吸いません!
いやさあ、大学の構内全面禁煙だったしさあ、陸上部にいたから煙草吸う人いなかったわけよ。あと教育実習行くと事前指導で「実習期間中は煙草は吸わない!」って何度も指導されるのよ。そんな環境に身を置いていたので、私は煙草を吸わずに生きてきています。

というわけで、ますます社会全体が喫煙者にやさしくない社会になってきましたね、という話でした。


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