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reunion

昨夜は、高校時代の同級生との同窓会。
卒業したのが1995年3月だから、あれからもう30年。

5人のメンバーのうちの一人のお家で開催。
驚異的にお料理上手で、自分でお品書きまで書いて
手際よく仕上げていく。朝から買い出しにも
行ってくれて、有り難うご。

クラフトビールもたくさん用意してくれて、
お家にワインセラーもあって、
いい感じの温度に保たれたワインを次々と空けてしまった。

私は、彼女ら彼らと30年間ずっとお付き合いがあったわけではなく、
どちらかというと高校生時代はあまり関わることがなかった。

というのも、私は地味で目立たず、今でいう陰キャ。
陽キャのあのメンバーたちがキャッキャしてるのを
柱の影から指を咥えて見ていたタイプ。
卒業後も連絡を取ることもなかったのだけれど、
40歳代半ばくらいから、ポツポツと交流が始まり、
加齢による大胆さも加わって時折同窓会に
参加させてもらうように。

「あの時は、みんなが羨ましくて仕方なかった。
いつも、いーなー、と思ってみてたよ」と正直に、
青春時代の劣等感を吐露。でも、「メジャーリーグ」に
属していた彼女たちは、それには気づいていなかったよう。

全然違う世界でご活躍なさり、それぞれ私生活も充実し、
文句も出るけれど、みんな楽しそう。
そこでもやはり「中年の危機」の話が出て、
1人が「ここからが分岐点。
まだまだやるぞ、と思って上昇していく人と、
まあこの辺でいいか、と現状維持で満足という人に
分かれる」と言った。

多分、後者の方が断然楽なんだろうな。
ある程度の地位や収入が確保されたら、よほどのことが
なければそれを失うこともないし。

でも、せっかく半世紀生きてきた中で、培ったものを
集大成したい、という気持ちが沸々と湧いてくる、
或いは心の奥底で燻っていたら、それは蓋をしたくない。
死ぬ間際に「やること、やりきったー」と言えるように。
それが難しんだろうけど。

それと、「お友達たくさんほしい」と言い出した子がいた。
友達100人できるかな、という小学校入学前に歌う曲があったけれど、
100人でなくてもいいから、こうやって楽しく飲んで喋れる友達が
おったら、人生後半戦が豊かになるかも。
すごくささやかに見えて、とても贅沢なこと。

15時集合の22時解散。あっという間。
みなさん、バンドやゴルフをやっているのだけれど、私は
どちらも不得手なので、「活動が終わって、
飲み会が始まる時間に呼んでね」とお願いした。
次回も楽しみにしてる。

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