嫌悪と感傷

突然冷たくなった風が色々な感情やら思考を支配してきて、無駄に感傷的になる。軽やかに生きていきたいだけなのに、どうしようもなく女。どう足掻いても女、無視しようとしてもどこまでも女。むしろ無視しようとすればするほどに。人々の自分に対する扱い。自分に対する嫌悪とか、どうでもよさが全ての根底にあるように思えてならない。常に人を傷つけたくないという思いが先行する。相手を全肯定したいというエゴ。嫌悪は、なにか外側に対するものと見せかけて、結局のところ自分自身に向かっていた。肉体的な痛みが、精神的な痛みと一致する。これが答えなのかと思った。不健全なのに無視できない。自分のことを愛していたい。愛されたい。外側に答えを求めようとするな。もう誰の言いなりにもなりたくない。