普通のちょっと架空の日記

なんでもないことだと思ったけど、とにかく強めの音楽が聴きたかった。一粒だけ涙が出てきた。実際に大したことではない。現実と空想が交差している。現在を踏み締めて生きていたいのに、恐ろしいほど泥濘んでいる。甘いものを食べた。気分はよくならなかった。天気まで悪くなってきた。自分は世界なんだと思う。どんな他人も結局は自分だった。だから大したことではない。言葉が自分を癒すなんて思っていない。白い空を見た。何もないように見えた。飛行機が通り過ぎていった。どこへ行く宛てもないように見えた。笑っている人がいた。だから大丈夫だって思った。