ヒステリックルネッサンス

「ヒステリックグラマー」というアパレルブランドがある。対象年齢は20歳そこそこか半ば程度だと思うが、小生、アラサーにも関わらずデザインが好みでつい目が留まってしまう。しかし、よく行くデパートのヒステリックグラマーは店員の態度がパッとしない服屋ランキングNo.2であるため、あまり長居をしたことがなく、いつも通販で購入している。ちなみに堂々の第1位は同ルミネエ●トにあるステューシーだ。

ヒステリックグラマーには死ぬほどどうでもいい思い出がある。正直脳味噌のスペースが勿体無いと感じるが何故か強烈に頭にこびりついて離れてくれない。誰にでも、代わりに英単語の1ワードでも覚えたいという記憶のひとつやふたつはあるのではないだろうか。

その思い出とはこうである。

十数年前、ロフトプラスワンで開催された髭男爵のトークライブに行った。その際、どういう経緯だったかも忘れたが、ルイさんが「オシャレをどうしたら良いかわからない。何の服を着たら良いかわからない」と発言した。するとひぐちさんが「じゃあ、今度ヒステリックグラマー、連れて行きますよ」と提案した。


……以上である。それ以外の記憶は、ゲストがなりきりベジータ様でお馴染み、R藤本さんであった事しかない。

ちなみに夫氏にその話をした際「髭男爵のトークライブに行った時に…」の時点で「よくそんなものに行ったな」と返された。ルイさんが本を出版、社会派イベントに出演など御活躍の昨今、実に失礼な発言だが私はそれとは関係なくムキになり「髭男爵はトークライブもラジオも凄い!東京から大阪に引っ越した人が髭男爵ロスを金属ちゃん(黒髪に原色のインナーカラーを入れた平仮名多めツイートをするお笑いオタクJDが金属バットを呼ぶ時に使う愛称)のラジオバンダリーで解消した、そんくらい尖ってる」と主張した。私は髭男爵のなんなのだろうか。

ちなみに、ルネラジはボチボチ聴いていたが髭男爵のトークライブに行ったのはそれが最初で最後である。ヒステリックグラマーの人相(?)の悪い熊のパーカーやPLAYBOYTシャツを着るたびに、髭男爵のその会話を思い出すのだが、そういえば当時のひぐちさんもアラサーだった。ヒステリックグラマー。この歳でも、着ていいのかな。

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