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自己紹介とnoteの方針について


はじめに

初めまして!数多の記事が存在する中、こちらの文章に目を通してくださりありがとうございます。

私は、今年度の大分大学医学部編入試験に合格し、来年4月より入学予定のまっきと申します。

こちらのページでは、自己紹介と、私のnoteの使い方についてまとめてみようと思います。最後まで完全独りよがりな自分語りになってしまっていますが、ここに書いたこと(主に自己紹介部分)のほとんど全てが、自己推薦書や面接で話した事柄のベースになっています。少しでもご覧になってくださると嬉しいです。

自己紹介

経歴

私は、2021年秋に京都大学法学部を卒業しました。卒業の半年ほど前から精神面の調子を崩し、その後1年ほど抜け殻のような生活を送っていました。受験勉強を本格的に開始したのは2022年の秋です。社会人経験や留学経験は共にありません。

なぜ医学部挑戦を決意したのか

編入を決意したのは2021年の春でした。それまで、私は法曹を目指してロースクールの受験勉強をしておりました。
転機が訪れるきっかけになったのは、新型コロナウイルス感染症の蔓延です。対面が当たり前だった大学の講義が突如としてオンラインに切り替わり、一緒に勉強していた友達に会うことも叶わなくなってしまいました。
先述した、精神面の調子を崩した時、というのはまさにこの時です。同じく、自分の人生を見つめ直し、「本当に自分のやりたいことは何か」を考え出したのもまさにこの時でした。

幼少期より、私は「人体のしくみ」なるものが大好きで、人体図鑑と一緒に布団で眠る子供でした。しまじろうの「白血球がばいきんをやっつける」趣旨のビデオを見て感涙したことは今でも鮮明に覚えています。当然、将来の夢は「おいしゃさん」でした。実際、高校2年生まで信州大学医学部を志望し理系クラスに所属していました。

ところが、高2の夏、突如として志望を国立大学の法学部に切り替えます。文転というやつです。それまた、なぜか?
⑴ひとつは、数学が絶望的に苦手だったこと
⑵そして、当時は浪人ができる環境ではなかった(と自分が考えた)ため、より得意な文系科目を活かして現役合格しよう
と思い至ったためです。
法学部を選んだのは、国家資格を取れる可能性があり、さらに医学に最もアプローチできる文系分野が法学なのではないかと、当時の自分が脳みそを必死にフル回転して考えた結果です。

しかし、「医師になりたい」という思いは、大学進学後も、心のそう深くないどこかにずっとありました。その思いが再び燃え上がったのが、2021年春です。
新型コロナウイルスという未知とも言えるウイルスを前に、法制度と医療現場との間に存在する大きな乖離が浮き彫りになりました。その乖離を埋めるには、法律の専門知識を持ちつつも、同時に実際の医療現場をこの目で、この体で経験している医師の存在が必要であると考えました。
そして、自分はそのような存在になりたいと思ったことから、医学部への挑戦を再び決意しました。

なぜ編入を選んだのか

さて、大学卒業後に医学部を目指すルートとして、大きく「再受験」と「編入試験」があります。私は後者を選択したわけですが、その理由について簡単に触れておきます。

⑴まず、数学や物理化学を一から勉強して、高校生と同じ土俵で戦うことに困難を感じたためです。高校2年生まで理系クラスにいたとはいえ、文転を決意した夏以降はほとんど数Ⅲや物理化学に手をつけることはなく、文系受験に必要な勉強へ全振りしていたため、理系科目の知識はほぼ皆無な状態でした。さらに数学が苦手となれば、合格レベルに達するまで何年かかるか分からないなと思いました。
⑵そして、決め手となったのが、編入試験を実施する大学の中には、生命科学と英語の2科目で受験できる学校があると知ったこと。生命科学は、もともと生物が好きということもありいくら勉強しても苦痛にならず(すみません嘘です、直前期はちょいしんどかったです)、英語は理系出身者とも対等に渡り合える自分の唯一の武器と考え、この二つに絞って勉強しようと決めました。

※注意点:但し、この戦略はあくまで一例と考えてくださればと思います。文系出身だから、理系科目が苦手だからというのみで、理系科目を切り捨てるのは尚早かもしれません。近年は、2科目型の編入試験実施校の中でも理系志向の動きがあるとも聞きますし、時間的に余裕のある場合は理系科目の勉強にも手を伸ばした方が、受験校選択の幅が段違いに広がるということは言うまでもありません。ここらへんは本当に、医学部受験を考える各人が文系理系という枠を一旦取り払った上で判断すべき事項なのだと思います。

受験勉強開始〜合格まで

ようやく受験勉強開始の運びとなりますが、ここまで自分が計画していたより長々としてしまったので、後は簡単なまとめに留めます。詳しい内容については、後々別の記事にしようかなと思います。

私は河合塾kalsにて、生命科学の講座を受講しておりました(基礎・完成はオンラインで、実戦のみ通学しました)。実を言うと基礎・完成に関しては2021年の春から受講していましたが、当時は体調が悪く、かろうじて授業を全て聞く、というだけで精一杯でした。諸々が全快し本格的に受験勉強を開始するに至ったのが2022年の秋、というわけです。

受験についてですが、去年の秋に滋賀医科大学を受験し、筆記で不合格になっています。物理化学の勉強はほとんどしていない状態でしたので、当然といえば当然な結果なわけですが(というか、2科目型を考えていたのになぜ滋賀を…?という感じなのですが)、それなりに落ち込みました。
今年度受験したのは大分大学一校のみです。長崎大学へも出願していましたが、筆記試験は受験しておりません。面接等を通して大分大学の魅力に惹かれ、是非ともこの大学で5年間過ごしてみたいと心から思い、合格発表と同時に入学を決断しました。

私のnoteの方針について

ここまで冗長な話にお付き合いいただいた方々、本当にありがとうございます。最後に、今後どのような方針で記事を追加していくかについて触れて終わりにします。

一番大事なことなのですが、私の記事はかっちりとした「合格体験記」や受験生に向けての「指南書」というよりも、「一人の医学部編入受験した人間の自分語り」みたいなゆるーい感じで読んでいただければと思います(そんなふうに言って読んでくださる方が一体どれだけいらっしゃるのか謎ですが…)。

というのも、自分の場合はほとんど「1校しか受験していない」状態であり、とてもじゃないですが医学部編入について語れる身分ではありませんし、受験を振り返ってみても、自分の努力以上に、運の良さや周りの方の支えあってこその合格だったと改めて思います。よって、こちらの記事では、受験生の方にとって有益な情報はあまり提供できる自信がありません。できる限り、勉強の方法や受験の経験に関して、有用なものについては共有したいと思いますが、あくまで一つの記録として、気軽に見ていただければと思います。

「受験は水もの」なので、最新の情報は公式の募集要項や、予備校等から得られることをおすすめいたします。

なお、今後も記事は無料で公開していこうと考えています。

長くなりましたが、今回の記事は以上とさせていただきます。最後までありがとうございました。

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