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【感想】BPL Season2 -SDVX- Regular Stage(インターリーグ) 第1試合・第2試合 振り返り

 こんにちは、T2-Kです。最近ボルテで16UCがジワジワと増えてきました。さらに18のクリアも少しずつ増えてきており、ようやくボルテの感覚が掴めた気がしております。
 今回もBPLS2 SDVXの感想をゆるりと述べていきます。EXスコア対決、想像より面白くて毎週びっくりです。

※試合展開についてはTwitterに掲載したものになります。
また、SDVXでは楽曲予想は行いません。

試合展開予想

BPLS2 公式サイト

BPLS2 Regular Stage(インターリーグ) 第1試合・第2試合


第1試合
APINA VRAMeS vs SUPERNOVA Tohoku

 Lリーグ2位ながら未だ負けなしの強さを誇るアピナと、爆発力十二分の可能性無限大チームのスーパーノバの対決となりました。本番力は両チームとも十分高いので、どちらが勝つか本当にわからなかったです。

先鋒 -MEGA MIX BATTLE-
KND*48TE VS KIK

試合結果
予想 KND*48TE WIN
結果 KND*48TE WIN!!

 KND*48TE選手はメガミックスバトル出場3回目、KIK選手に至っては4回目と両者経験十分な選手同士の対決となりました。KND*48TE選手は高速高難易度の鍵盤譜面を中心に選曲し、上から殴る選曲となりました(今回のかなでちゃんはスピードスター)。VFで上回っているからできる戦法と言えますね。KIK選手は対照的に中速で特徴的(対策必須)な配置が目立つ選曲をしてきました。
 試合はいつも通り序盤は拮抗勝負となりましたが、勝負の流れを掴んだのはKND*48TE選手でした。まず5ターン目にKIK選手がEXCEED GEAR Lv2で選んだCODE -CRiMSON-をガード、そして6ターン目にBarbatosをEXCEED GEAR Lv3で通し切り、7ターン目にKIK選手がEXCEED GEAR Lv2で投げたGEMINI LA2ERを防ぎ切ったことでKND*48TE選手が勢いをつけました。その後は9ターン目にHarpuiaでポイントを取られたものの、圧倒的な強さをみせたKND*48TE選手が15-9で勝利となりました(今回は獲得ポイントが両者ともにかなり低かったのが特徴的でした)。

中堅 -PEAK・HAND-TRIP・TSUMAMI-
YU11 & PAPER. VS TORIDE & KIK

APINA VRAMeS
選曲 Verstärkt Killer
SUPERNOVA Tohoku
選曲 Sakura Mirage -Drum'n World-

試合結果
予想 DRAW
結果 DRAW

 この試合で選ばれた2曲、マジで知らなくてすごく新鮮な気持ちで見れました。
 アピナが選択した楽曲はVerstärkt Killer開幕から高速会談が飛んでくるびっくり譜面といったところでしょうか。開幕以降は平坦な譜面が続き、ほとんど点差がつかない超接戦。最後は自選のアピナが意地の1点差で勝利を掴みとりました(何気にスーパーノバは両者ともにmax-8、シンクロ率100%です。本当に仲のいいチームだ)。
 後攻のスーパーノバが選択したのはSakura Mirage -Drum'n World-(Sakura Mirageってリミックスあったんだ…)。開幕の高速トリルに中盤の速度変化と全体的に難所だらけの譜面ではありますが、お互いリードを奪い合う超シーソーゲームに。最後はスーパーノバが捲り上げて4点差で勝利となり、中堅戦は引き分けとなりました。

大将 -NOTES・ONE-HAND・TRICKY-
YU11 VS LEON

YU11
選曲 ~仔羊のナヴァラン・クリシェを添えて~
LEON
選曲 Φnd:you
新曲 Paradigm Shift
試合結果
予想 LEON WIN (YU11 2pt-5pt LEON)
結果 YU11 WIN (YU11 5pt-2pt LEON)

 YU11選手が選択したのは独特のリズムにツマミ複合が複雑に絡む~仔羊のナヴァラン・クリシェを添えて~。開幕からYU11選手が20点差をつける安定感抜群の好プレーをみせ、LEON選手を一歩も寄せ付けないまま36点の大差でPUCを達成max-6のとんでもない記録を出して勝利となりました(というかYU11選手、自己ベストmax…???)。
 背水のLEON選手が選んだのは高速鍵盤を的確に処理する能力が求められるΦnd:you。とはいえ高速譜面はYU11選手も得意とするところであり、中盤までリードを保っていました。ですが、後半からジワジワとLEON選手が追い上げはじめ、1点差でギリギリ捲り上げました。YU11選手はPUCを達成していましたが、S-CRITICALの精度ではLEON選手が上回りましたね。
 引き分け以上が確定したアピナ、引き分けの可能性を残したスーパーノバの運命を決めるのはあまみ×ひなみさんのParadigm Shift。BPM220の高速鍵盤曲であり、とにかく休みの無い難しい譜面ではありますが、高速譜面を得意とするYU11選手が抜群の精度を見せつけて、69点の大差で勝利となりました。
 試合結果はアピナ10pt-4ptスーパーノバでアピナの大勝となり、アピナはインターリーグ出場が確定しました。スーパーノバは残りのインターリーグの試合結果次第ではあるものの、レギュラーシーズン敗退の危機に追い込まれてしまいました。独自の戦略で爆発力の高いチームであるゆえに、敗退は非常にもったいない気がします。

第2試合
SILK HAT vs TAITO STATION Tradz

 本番力は全チームの中でもトップクラスの高さを誇るシルクハットと、全員が尖った武器とVF22overの圧倒的な実力を誇るTradzの対決です。指名順関係なしのTradz相手にシルクハットは正面から勝負を仕掛けることとなりましたが…

先鋒 -MEGA MIX BATTLE-
SEATRUS VS MURAKAMI

試合結果
予想 MURAKAMI WIN
結果 MURAKAMI WIN!!

 両者ともに圧倒的な鍵盤スキルを誇る選手ですが、SEATRUS選手はいつもと違ってやや中速寄りの鍵盤曲が多い選曲をしてきたと思います。一方のMURAKAMI選手はパワーで押し切る高速鍵盤譜面を中心に選曲してきました(SEATRUS選手が依然選んだHAELE IIIを選んできたことに悪意を感じていましたが、特に理由はなかったみたいです)。とはいえ互いに得意ジャンルが近いところがあるため、どの曲もどちらが選んでもおかしくないという印象を受けました。
 この試合はシーソーゲームの連続でした。1ターン目はSEATRUS選手が先制しましたが、2~4ターン目はMURAKAMI選手が連続ポイント。そして5、7ターン目にSEATRUS選手が自選を連続してEXCEED GEAR Lv2を通して一気にリード。ただ、8ターン目にMURAKAMI選手がEXCEED GEAR Lv2で選択したTyphoon Craaash!!でまさかのS-PUC。非常に長い片手トリルが絡む難しい譜面のはずなのですが…まさにその右手で旋風を巻き起こした瞬間でした。その後は互いにEXCEED GEARを防ぎあい、ラストターンで自選を通したMURAKAMI選手が15-16の接戦を制して勝利となりました。ラストターンの曲がSEATRUS選手も依然選んだHAELE III ~Angel Worlds~だったことに運命を感じましたが、ここで負けたSEATRUS選手は本当に悔しかったと思います。

中堅 -PEAK・HAND-TRIP・TSUMAMI-
DAIKI. & 082 VS WANIROU & MURAKAMI

SILK HAT
選曲 ネメシス SDVX Edit
TAITO STATION Tradz
選曲 香港功夫大旋風
試合結果
予想 DRAW
結果 DRAW

 シルクハットが選んだのは低速リズム難で精度が取りづらいネメシス SDVX Edit。シルクハットは両者MIRRORと対策バッチリなのが伺えました。点差も序盤からシルクハットがしっかりとつけており、最初につけたリードを最後まで守り続けて勝利となりました(DAIKI.選手以外の3人はPUCしていますが、個人スコアはぶっちぎりでDAIKI.選手が高いです)。
 Tradzが選択した曲はツマミ絡みの鍵盤と中盤の激しいツマミラッシュが難所の香港功夫大旋風(ハリケーン村上???)。序盤はシルクハットがすぐに判定を掴みとって12点差まで開いており、さらに中盤のツマミラッシュでは全く点差が縮まらない異常事態が起きていましたが、後半でTradzが驚異的な追い上げを見せて27点差で勝利となりました(何気にここで全員PUCが出ております…香港功夫大旋風でPUCは簡単に出ないと思いますが???)。
 中堅戦はお互い自選を通しあって引き分けとなりました。(いつも通りではあるものの)それぞれのチームのヤバさが見れた一戦でした(シルクハットは中堅戦で初の引き分けらしいです。なんだかもうよくわからないですね)。

大将 -NOTES・ONE-HAND・TRICKY-
DAIKI. VS 350B1

DAIKI.
選曲 Leviathan
350B1
選曲 Spirit of the Beast
新曲 イグノアザーズ
試合結果
予想 DAIKI. WIN (DAIKI. 5pt-2pt 350B1)
結果 DAIKI. WIN (DAIKI. 7pt-0pt 350B1)

 先攻のDAIKI.選手が選択したのは以前PICOLTEX選手も選択したことがある複雑なリズムにゴチャゴチャとした鍵盤が難しいLeviathan。序盤は点差がほとんどつきませんでしたが、中盤からジワジワとDAIKI.選手が押しはじめ、最終的にmax-14というとんでもないスコアを叩き出して勝利となりました(なんとPICOLTEX選手よりも8点上回っています)。
 相変わらず猛威を振るうDAIKI.選手を止めるべく、350B1選手が繰り出した必殺の武器は高速で休憩の無い激しい鍵盤ラッシュのSpirit of the Beast(ボルテだとBPM195は高速じゃないんだっけ?)。とにかく休憩の無い忙しい譜面ですが、鉄壁の防御力を誇るDAIKI.選手は一歩も譲らず。350B1選手もPUCを達成しているものの、DAIKI.選手もPUCを達成し、5点差をつけてカウンターとなりました。
 追い詰められたとはいえ、まだ勝ちの可能性が残っているTradz、運命を決める初見曲はこの日DJ Liveを担当したU-skeさん作曲のイグノアザーズにじさんじの安土桃さんをボーカルに迎えた超豪華曲ともあり、コメントもTwitterもかなり湧きあがっていたのが印象的でした(私はVTuberの知識が無いので、どれくらいすごいことが起きたのかわからなかったのが勿体ないです)。
ノーツレーダーがかなり広かったため、なかなかの譜面になることが予想されましたが、乱打・ツマミ複合・縦連・トリル・ハネと属性てんこ盛りで忙しい譜面に仕上がりました。そんな中でも初見で圧倒的な精度力を見せつけたDAIKI.選手が30点差で勝利となり、大将戦全タテを達成しました。
 このDAIKI.選手怒涛の3連勝により、試合結果はシルクハット 9pt-5pt Tradzでシルクハットの勝利となり、シルクハットにとって悲願となるクォーターファイナル進出が確定しました。一方のTradzはスーパーノバ同様レギュラーシーズン敗退の危機なので、来週の試合をヒヤヒヤしながら見守ることになるかと思います。また今回の試合結果により、試合を待たずしてGiGOとレジャランのクォーターファイナル進出が決定しました。来週の試合は激しいセミファイナル進出・クォーターファイナル生き残り争いが繰り広げられることが予想されますね。

 来週には早くも脱落する2チームが決まってしまいます。リーグ戦4位の屈辱を受けたラウンドワン、ゲームパニックの復讐は成功するのか…はたまた崖っぷちのスーパーノバとTradzが笑うことになるのか。すべては来週1/25(水) 21時からの試合で決まります。

がんばります