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【感想】BPL Season2 -SDVX- Regular Stage(インターリーグ) 第3試合・第4試合 振り返り

 こんにちは、T2-Kです。BPLの影響か、1日でVFが0.2くらい伸びました。今後もガンガン伸ばしていきたいですね。目指せ年内インペリアル!(まだアルジェントですが…)
 今回もBPLS2 SDVXの感想をゆるりと述べていきます。EXスコア対決、想像より面白くて毎週びっくりです。

※試合展開についてはTwitterに掲載したものになります。
また、SDVXでは楽曲予想は行いません。

試合展開予想

BPLS2 公式サイト

BPLS2 Regular Stage(インターリーグ) 第3試合・第4試合

第3試合
GiGO vs ROUND1

 ここまで屈辱の3連敗、1つでも勝利を掴みたいラウンドワンに立ちはだかるのは、ここまで一切無敗、異常なほどの強さを見せつけてきたGiGOです。GiGOはクォーターファイナル進出が確定、一方でラウンドワンは引き分け以上で生き残りの可能性がある対照的な状況でしたが…まさに壮絶な死闘でした。

先鋒 -MEGA MIX BATTLE-
DPE VS XD*POTE

試合結果
予想 XD*POTE WIN
結果 DPE WIN!!

 実は今回が初めての先鋒戦となるDPE選手。とはいえここまでの戦績はかなり安定しているため、4回目のメガミックスバトルとなるXD*POTE選手相手でも全く不足はないだろうと思っていました。
 今回は両者とも鍵盤譜面が多めではあるものの、特定の傾向によらない選曲となっている印象を受けましたが、XD*POTE選手はやはりいつも通り高難易度の鍵盤譜面を多めに選んでいるようですね。ただ、何より目を惹いたのは灼熱Beach Side Bunnyが重複したことですね(譜面どうなるんだろうと気になっていましたが、別パートが流れていたことからちゃんと想定されているんだなと感じました)。DPE選手は以前大将戦で選曲していたのでイメージありますが…XD*POTE選手が選んだのは意外に感じました。
 今回の試合もいつも通り序盤は全く点差がつかず、5ターン目までは同点のまま進んでいきました。6ターン目でXD*POTE選手が先制したものの、7ターン目にDPE選手の灼熱Beach Side Bunnyが飛んできたタイミングで両者EXCEED GEAR Lv2を発動ここで競り勝ったDPE選手が勢いをつけていき、XD*POTE選手のWorld's endを止めて、自選のNo wayをEXCEED GEAR Lv3で通して勝利を確定させました。これまで良い戦績だったXD*POTE選手を倒したDPE選手の安定感のある勝利は非常に大きなものだったと思います。

中堅 -PEAK・HAND-TRIP・TSUMAMI-
SIRON. & DPE VS BOLL & MAHINA

GiGO
選曲 黎明スケッチブック
ROUND1
選曲 ハレ トキドキ メランコリック

試合結果
予想 GiGO WIN
結果 GiGO WIN!!

 GiGOが選択したのは時折混ざる24分の処理が難しい黎明スケッチブックです。振り返ってみるとGiGOの中堅戦はズレ譜面かハネ譜面が多く、24分鍵盤の精度に自信があることが伺えますね。とはいえGiGOは流石の精度力。最初から圧倒的な精度力の差を見せつけ、鍵盤パートはCRITICALをほとんど出さずに84点の大差で勝利(でも1位はmax-10を出しているBOLL選手です…max-10って何?)。
 
いよいよ後がなくなったラウンドワン、選択した楽曲はいやらしいツマミが終始絡んでくるハレ トキドキ メランコリック。予習していないとスコアを稼ぐことが難しいため、譜面に対する理解の差でポイントを取りに行く意図を感じました。ただ、勢いが止まらないGiGOは序盤から鍵盤を完璧に光らせて差をつけると、最後までそのリードを守り切って2タテを飾り、この時点で引き分け以上を確定させました(でも1位はmax-1を出しているBOLL選手です。ここまでくるとさすがに驚かないです)。

大将 -NOTES・ONE-HAND・TRICKY-
--H.R.-- VS BOLL

--H.R.--
選曲 SuperMiracleEnsemble
BOLL
選曲 Preserved Valkyria
新曲 trea→journey
試合結果
予想 --H.R.-- WIN (--H.R.-- 5pt-2pt BOLL)
結果 BOLL WIN!! (--H.R.-- 3pt-4pt BOLL)

 ラウンドワンはすべての楽曲を取らないと敗退必至、対してGiGOは少しでもポイント差をつけてセミファイナルへのシード権を掴みたいところ。大事な大事な大将戦は、互いのチームのエース対決となりました。
 --H.R.--選手が選択したのは超高速BPMながらガチ押しで確実に鍵盤を光らせるスキルが求められるSuperMiracleEnsemble。ただ序盤はBOLL選手がリードを取っており、この勢いを止めずにそのまま終わるのかと思いました。ところが終盤の鍵盤ラッシュ地帯で点差がひっくり返って--H.R.--選手が逆転、しかし直後に鍵盤で致命的なERRORハマりを起こしてBOLL選手が一気に差をつけ、最後は34点差で他選を食うこととなりました。エラーハマりを起こした時の--H.R.--選手の顔元は非常に面白かったですが、かなり笑えないミスになってしまいましたね…
 他選をブロックしたBOLL選手、このままポイントを取り続けるために選択した楽曲は序盤の低速地帯と階段の精度を取るのが難しいPreserved Valkyria(ノスタルジアチャンピオンにノスタルジアの曲を投げるんだ…)。全体的に大きく差が付くポイントはありませんでしたが、基礎精度力が圧倒的なBOLL選手がジワジワと差を広げ続けていき、最終19点のリードで余裕の勝利をかざりました(よく見るとBOLL選手の自己ベストがS-PUCであることがわかります。この曲でS-PUC…???)。
 ここでGiGOが勝てばセミファイナルシードが決定。ラウンドワンが勝てば生き残りの希望に繋がる大事な最終戦。ラストの初見勝負曲はCHUBAYさんのtrea→journey。BPM260ながらノーツレーダーが大きくPEAKに振られているので、鍵盤力で勝負が決まる譜面だと思いました。両者とも鍵盤力に大きく差はないと思いましたが、初見曲で実力を発揮できたのは--H.R.--選手でした。序盤からすぐに20点ほどリードを取ると次第に差を広げていき、中盤で一瞬縮まったと思いきや再びリードを広げ、初見UCで36点差の勝利となりました。結果に安堵する--H.R.--選手と、目の前が真っ白になったかのように天を仰いだBOLL選手の対照的な様子がとても印象に残りました。
 これにてGiGO 10pt-4pt ラウンドワンでGiGOの大勝となり、セミファイナルシードが決定しました。未だ負けなしのGiGOの快進撃はどこまで続いていくのでしょうか。そして、ラウンドワンは大敗となったことで、レギュラーシーズンでの敗退が決まってしまいました。厳しい勝負を強いられ続け、涙の全敗となってしまったラウンドワン。来年はどのような形で復活劇を魅せてくれるかに期待しましょう。

第4試合
LEISURE LAND vs GAME PANIC

 IIDX以上に猛威を振るうレジャーランド、未だ負けはおろか引き分けすら知らず。そしてチームの実力のわりに非常に苦しい戦いが続いてきたゲームパニック。レジャパニの争いはどちらに軍配が上がるのか、非常に楽しみにしていました。

先鋒 -MEGA MIX BATTLE-
24KW VS KAINARU

試合結果
予想 24KW WIN
結果 24KW WIN!!

 24KW選手は高速・高密度・難解配置の鍵盤譜面を中心に選択してきましたが、今シーズン大人気のツマミ曲であるタイムトラベルも選んでおり、相変わらずの守備範囲の広さが伺えます。一方のKAINARU選手もまた片手やトリルなど予習必須の鍵盤が多い曲を中心に選んできており、研究力と精度で差をつけたい意図が見えました。
 今回の試合、序盤はKAINARU選手がかなり健闘しており、4ターン目のINSECTICIDEこそブロックされたものの、5ターン目のDivine's:Bugscriptをブロックして、その後3ターン連続PUCを決める流石の精度力を発揮。とはいえレジャーランドのエースである24KW選手の実力は圧倒的で、8ターン目終了時点で5曲引き分け、2曲ポイントを取っていました。9ターン目でリードを広げるべくタイムトラベルをEXCEED GEAR Lv2で通すと、そのあとすべてのターンを完封してしまい、20-6で勝利となりました。特に9ターン目にKAINARU選手にEXCEED GEARを使われたHellfireではS-PUCを達成しており、24KW選手の底なしの実力にゾッとしてしまいました。

中堅 -PEAK・HAND-TRIP・TSUMAMI-
24KW & PICOLTEX VS CH & CHI8.

LEISURE LAND
選曲 すべてが幻になった後で
GAME PANIC
選曲 AμreoLe ~for Triumph~
試合結果
予想 DRAW
結果 LEISURE LAND WIN!!

 先攻のレジャランが選んだのは低BPM=少ないCHAIN数でかめりあ曲特有の局所難を確実に光らせる必要があるすべてが幻になった後で(曲がどう考えてもBPM79じゃないんですよね…)。これだけ無茶苦茶なリズムで鍵盤を叩かせる譜面にも拘らず、レジャランはほぼ全て完璧に光らせる圧倒的な実力を発揮全員PUCのとんでもない事態のなか、33点と確実な大差をつけたレジャランが先制点を取りました。
 意地でもポイントが欲しいゲーパニ、選んだのはBPM321にたがわぬ高速鍵盤ラッシュを休みなく叩かせるAμreoLe ~for Triumph~(1曲目とのBPM差がえげつない)。序盤はゲーパニがリードしていたものの、中盤で一度追いつかれてからは差がほとんど開かない状態に。最後の鍵盤地帯で意地を見せたレジャランが一気に追い抜いて、6点差で逆転を決めて2タテとなりました。この時点でレジャランは引き分け以上を確定させました。

大将 -NOTES・ONE-HAND・TRICKY-
PNT*EEB VS CH

PNT*EEB
選曲 Typhoon Craaash!!
CH
選曲 極彩天奏
新曲 Thousand Triggers
試合結果
予想 CH WIN (PNT*EEB 0pt-7pt CH)
結果 CH WIN (PNT*EEB 0pt-7pt CH)

 レジャランの大将戦は、今まで先鋒・中堅を担当してきたPNT*EEB選手。他のチームがエース格を配置することが多い中、クォーターファイナルを見越した配置をしたレジャランの勇気は素晴らしいと思います。ゲーパニは1つも落とせない背水の陣でエースCH選手がどこまで強みを見せられるかが注目でした。
 PNT*EEB選手が選択したのは全音ゲーで屈指の長さを誇る片手トリルを叩かせるTyphoon Craaash!!(先週TradzのMURAKAMI選手が先鋒戦で選んでいましたね)。序盤はほとんど差がつかず、トリル地帯もほぼ拮抗していましたが、トリル明けでCH選手が一歩リード16点差でPUCと実力を見せつけて勝利となりました。
 他選をカウンターし、勢いに乗るCH選手は高密度でリズム難の鍵盤を確実に光らせるスキルが求められる極彩天奏を選択。立ち上がりはお互い譲らずでしたが、中盤から自選のプライドを発揮したCH選手がジワジワと差をつけていき、最終的に53点の大差をつけて勝利となりました。5チームから指名を受けたCH選手のヤバさが改めて垣間見れました
 大勝・大敗か、それとも引き分けか、クォーターファイナル争いを決める運命の最終決戦となる初見曲はめとさんのThousand Triggersとにかく広いノーツレーダーで、初見でやらせるには良くない配置が来るんだろうと思いました。始まってみると8分縦連に逆サイドツマミ、そして細かい鍵盤ラッシュと最早やりたい放題(またLv19みたいな18が増えた…)。そんな無茶苦茶な譜面を初見で113点差をつけて勝利を掴みとったCH選手の姿は圧巻でした。
 CH選手怒涛の3連勝によりレジャラン 7-7 ゲーパニとなり、引き分けとなりました。すなわちレジャラン、ゲーパニともにクォーターファイナル進出が決定。仲良く生き残りを決めました。
 そして、アピナがセミファイナルシード、スーパーノバが敗退となりました。アピナは実質Lリーグ1位のうえ、未だ負けなしなので納得ではありますが、終わってみればLリーグの2チームがシード、Rリーグの2チームが敗退となんだかバランスが悪い結果になりました(この結果みるとゲーパニがLリーグ4位だったのは相手が悪かったからと言いたくなりますね…)。

 次回の試合は1週飛んで2/8(水)となります。クォーターファイナル第1試合の組み合わせはレジャランvsゲーパニ…ってまた!?ということは、もう一つの試合はシルクハットvsTradzというわけで…このあたりのルールは来シーズン調整が入りそうですね。
 次回からは試合が1試合ずつになるので、ゆっくりと見れそうです。いったいどのチームが勝ち残っていくのか、ドキドキしながら見守りましょう。

がんばります