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【感想】BPLS2 各チーム振り返り 【GAME PANIC編】

T2-K

　こんにちは。4か月にわたって一気に駆け抜けたBPLS2も終わってしまいました。SDVXの開幕まで待てない日々を過ごしております。
　今回は昨シーズン以上に優勝候補として警戒され続け、そしてそのプレッシャーを跳ね除け活躍したゲームパニックについて語りたいと思います。素人の戯言ながら楽しんでいただけたら幸いです。

世界に轟く稲妻の闘士
GAME PANIC

戦績

Regular Stage  4位 勝ち点9［3勝0分4敗］43pt
Quarter-Final Stage 2勝3敗 8pt

チームへのコメント

　レジャーランドと同様、2年連続同じメンバーとなったチームです。今期から低難易度の精度が求められる指定Aのレギュレーションが追加されたことで、非常に猛威を振るうチームだと予想されていました。何せ抱えているメンバーが
①Lv10 MAXを出すまで帰れない配信を定期的に開く恐ろしい精度の高さを誇るテクニカルオールラウンダーMIKAMO
②ズレハネに加えスクラッチ・ガチ押しもこなせる、Lv11以下はすべて得意譜面の実力者PEACE
③中速キープ系譜面の精度は全国トップクラス、さらに苦手だったはずのスクラッチ・ソフランにも磨きがかかった54GAYA選手
④BPL屈指の勝負強さを誇り、高速キープ系譜面を中心にどのジャンルにも隙の無い#MA3#選手
この4人です。シル・ヴ・プレジデントの平均点がMAXをはじめ低～中難易度の精度が飛びぬけて高いことが共通点としてあげられ、指定Aではほぼ敵なしだと思われていました。
　ところがアピナ戦やGiGO戦では接戦の末敗北、シルクハットにまさかの逆転負けを喫するなど、一時はレギュラーシーズン敗退の危機に陥りました。だからこそレギュラーシーズン最終試合での逆転劇には心が震えましたが、一方でやはりゲームパニックには圧勝してほしかったと思いました。
　とはいえ、対戦相手が好調だったなど嚙み合わせが悪かった試合が多かったのも事実です。来期こそ悲願のセミファイナル進出・そして優勝を成し遂げてほしいです。

各選手への寸評

ここからはチームの各選手へコメントをしたいと思います。

光のIIDXアイドル 
MIKAMO(みかも)

出場回数
レギュラーシーズン 6回(2勝2分2敗 中堅4 大将2) 
クォーターファイナル 1敗 中堅1
プレー曲数 
レギュラーシーズン 12曲(6勝6敗 ストラテジー 使用2 被使用1)
クォーターファイナル 2曲 ストラテジー被使用
獲得pt 
レギュラーシーズン 13pt
クォーターファイナル 0pt

低難易度から高難易度まですべてにおいて高すぎる精度を誇るMIKAMO選手。ルール改定もあり、今シーズンは前回以上に危険人物として猛威を振るうことが予想されました。
　ところが、今シーズンはあと一歩のところで負ける場面が多く、1桁の点差で落とした曲は実に6曲。エースポジションながら苦しい戦いが終始続いていました。
　とはいえスーパーノバのエースWELLOW選手相手に自選を通したり、今期絶好調のG*選手を2タテするなど、持ち前の強さは健在です。来期は持ち前の精度にさらに磨きをかけて猛威を振るってほしいと思います！

2STEP育ち
PEACE(ピース)

出場回数
レギュラーシーズン 6回(4勝1分1敗 先鋒1 中堅2 大将3) 
クォーターファイナル 2勝 次鋒、副将
プレー曲数 
12曲(8勝1分3敗 ストラテジー 使用2 被使用1)
クォーターファイナル 4曲 ストラテジー使用
獲得pt 
レギュラーシーズン 19pt(全体5位)
クォーターファイナル 8pt

　昨シーズンでも大暴れだったPEACE選手。元々Lv11以下に強いプレーヤーのため、今回のルール改定で最も恩恵を受けたプレーヤーだと思います。ポイントが取れなかったのは1-PIN選手との試合だけで、そのほか全ての試合でポイントを獲得しています。特にクォーターファイナルでは絶好調のスーパーノバ相手にゲーパニで唯一ポイントを獲得しており、Lv11以下でのPEACE選手の恐ろしさを存分に発揮していました。本番で叩き出したスコアも尋常でないくらい高く、シルクハット戦でのWanna Party?(L)はTOPスコア賞4位に輝いています。
　どんな相手でも一切ブレずに実力を発揮したPEACE選手。ストラテジーカードが1枚も飛んでこなかったことからも他のチームから敵わないと判断されたことが伺えます。来期以降も低〜中難易度でとことん暴れ続けてほしいです！

決意と覚悟の雄
54GAYA(こしがや)

出場回数
レギュラーシーズン 5回(3分2敗 先鋒3 大将2) 
クォーターファイナル 1敗 大将
プレー曲数 
10曲(3勝7敗 ストラテジー 被使用2)
クォーターファイナル 2曲
獲得pt 
レギュラーシーズン 7pt
クォーターファイナル 0pt

昨シーズンに続き先鋒と大将のみを徹底して務め上げた54GAYA選手。意外にも3巡目同士の対決がなかったのが面白いところです。開幕から2試合連続涙の2連敗、GiGO戦でのBADハマりなど序盤はかなり苦しい立ち上がりでした。
　しかし、超サイヤ人の如く髪色を黄金に変えて挑んだラウンドワンとのレギュラーシーズン最終決戦では、1曲でも取らないと敗退が決まる窮地に加えストラテジーカードを投げられる極限状態にもかかわらず見事カウンターを決めてクォーターファイナル進出への切符をつかみ取りました！ゲーパニのピンチを救ったヒーローは、遅れてやってくるものでした。
　昨シーズンに終始厳しい試合が多かったものの、しっかりと見せ場を作った54GAYA選手の強さは確かなものでした。今後もドラマチックな逆転劇を何度も作りだす、BPLに欠かせない存在となっていくでしょう！

煌煌たる、太陽の如く 
#MA3#

出場回数
レギュラーシーズン 4回(1勝1分2敗 先鋒3 中堅1) 
クォーターファイナル 1敗 先鋒
プレー曲数 
レギュラーシーズン 8曲(3勝5敗 ストラテジー 使用1 被使用1)
クォーターファイナル 2曲
獲得pt 
レギュラーシーズン 4pt
クォーターファイナル 0pt

　昨シーズンでの大活躍を受けてか、今シーズンはレギュラーシーズン全試合で3巡指名選手を当てられることになりました。また、癖の強いSCRATCH・SOF-LANを2回ずつ担当しましたが、ここで持ち前の勝負強さがうまく発揮できなかったのも苦しかったと思います。とはいえラウンドワン戦のGRADIUS -FULL SPEED-でみせたリカバリからは本番でこそ実力を発揮する#MA3#選手の強さが見えたと思います。
　今シーズンも低難易度での出場が中心でしたが、昨シーズンの振り返りでも触れた通り#MA3#選手は高難易度でもかなり高い精度を持つ選手です。より幅広く活躍することを期待しています！

チームへの総評

　シーズン開始前はルール改定により恩恵を受けたと予想されていましたが、実際に勝負となるとうまくいかず苦しい思いをした場面が多かったと思います。
　それでも絶好調の相手を正面から止めにかかったMIKAMO選手、Lv11以下で先鋒から大将まで猛威をふるい続けたPEACE選手、厳しい勝負が続く中諦めず最後まで戦い抜いた54GAYA選手、キツイマークを受けながらも土壇場で驚異的な集中力を見せた#MA3#選手、この4人がいてこそのゲーパニだったと思います。来期も是非また同じメンバーで優勝目指して戦ってほしいです！

最後に

　BPLでも何度もとんでもないスコアを叩き出していたこのチームですが、他チームの振り返り配信等で、度々課題曲を次々と全国トップや歴代スコアを叩き出して塗り替えていく様子が語られていました。おそらくシーズンオフ中も度肝を抜くようなスコアを次々と出してくれると思います。また、今期も振り返り配信やイベントなどで見えたチームメンバーの仲の良さは観ていてとても和むものでした。
　BPLS2、IIDXは終わってしまいましたがまだまだSDVXが控えています。雪辱を晴らすべく頑張ってほしいです！

まだまだゲームパニックの活動は続きます！

がんばります