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【感想】BPL 各チーム振り返り 【ROUND 1編】

こんにちは。あっという間にBPLが終わり空虚な日々を過ごしています。想像以上に私の生活にBPLが根付いていたんだなと、改めて気付かされました。
今回は準優勝で幕を閉じたあの赤いチーム、ラウンドワンについて語りたいと思います。素人の戯言ながら楽しんでいただけたら幸いです。

赫き力で頂点を目指す
ROUND 1

戦績

1srStage 1位通過 勝ち点13[4勝1分0敗]46pt
2ndStage 2位通過 勝ち点10 [3勝1分1敗]37pt
トータル 勝ち点 23[7勝2分1敗]83p
Semi-Final Stage 2位通過 勝ち点3 [1勝1敗] 20pt

チームへのコメント

 チームのメンバーを見た時に思ったのは、「ぼくのかんがえたさいきょうのちーむ」だな、と思いました。なんせ抱えているメンバーが
①KAC連覇、☆12歴代保有率トップ、どのジャンルにも隙がなく高水準なスキルを持つ絶対王者U*TAKA
②ダークホースながら常に最高火力を出し続けられる、赤く染まった激辛将軍KUREI
③答え=自己ベスト、本番で出すスコアは自分の出せる最高打点、若手屈指の強いメンタルを持つANSA
④鍵盤力では大爆発する可能性を大いに秘めた、日本に潜むガチ押しプリンスTENIN

この4人です。本番に強く最高火力が他の選手と比べても桁違いなところがあり、実はひっそりと優勝候補だと思っていました。
 実際1stStageでは圧倒的すぎる力を誇示し、2位のアピナと勝ち点は5点、ポイントは8ポイントと大差をつけて1位に君臨していました。そしてエースU*TAKAをほぼ使わずにセカンドステージも2位につけ、「このままラウワンが優勝するのかな」と思ってしまいました。
 結果としてはアピナの急成長にやられてしまいましたが、もちろんただ準優勝で終わるチームではありません。それぞれの成長ポテンシャルは底無しなので、来期以降でも間違いなくこの4人は暴れに暴れまくってくれるでしょう。

各選手への寸評

ここからはチームの各選手へコメントをしたいと思います。

勝利をもぎ取る王者の鷹
U*TAKA

出場回数12回(8勝4分) 
プレー曲数 24曲(20勝4敗 ストラテジー 使用2 被使用2)
レギュラーシーズン 6勝1分(中堅1 大将6)
獲得pt 37pt(全体1位)
セミファイナル 2勝1分 (中堅1大将2) 13pt
ファイナル 2分 (中堅 大将) 5pt

 現在日本国内では最強と言っても過言ではない超トッププレーヤーの1人です。レベル12の歴代ハイスコア記録の4割を保持し、並いる高難度曲でさえ理論値付近を出してしまう超絶化物ですが、期待通りBPLでは1敗もしていないプレーヤーの1人となりました。激しいマークを受け続けながらも尽く相手の武器をカウンターし続けたその姿はまさに王者の名を冠する者として相応しい活躍だったと思います。
 ファイナルでDOLCE.さん以外のプレーヤー(UCCHIEさん)に初めて引き分けた時は人間らしい一面を見せ、そして結果に満足せずに涙する姿は、自身の強烈な負けず嫌いな一面を見せた瞬間でしたね。だからこそ、次のKACでも、BPLでも、更に進化した姿を見せつけて絶対王者として君臨してくれると思います。というかこれ以上進化したらどうなるんだろう...楽しみです!

自分のスコアに「妥協」の文字はない
KUREI

出場回数15回(6勝6分3敗) 
プレー曲数 30曲(18勝12敗 ストラテジー 使用2 被使用5)
レギュラーシーズン 6勝4分(先鋒3 中堅4 大将3)
獲得pt 33pt (全体3位)
セミファイナル 2分1敗 (次鋒2 副将1) 4pt
ファイナル 2敗 (五将 副将) 0pt

 BPL開始時点では、2巡指名選手の中では中難易度が比較的強いくらいのスコアとオールラウンダータイプの選手、くらいの印象でした。
 ところが、KUREIさんの最大の強みは自己ベスト=大会スコアといっても過言でないほどの圧倒的な本番力でした。レギュラーシーズンではその圧倒的な「ヤバさ」で数々の強豪を討ち倒し続け、まさかの無敗(6勝4分)で終えた選手となりました。ちなみに彼が獲得した33ptは全体3位の高さです。この人レギュラーシーズン4回もストラテジー当てられているんですよ...???
 セミファイナル・ファイナルでは相手(特にUCCHIEさん)の猛攻により勝つことはできませんでしたが、圧倒的なスコアの安定性と本番力は今後の活躍を大きく期待させるものだったのは間違いないと思います。これからの鉄人KUREIは更にブレない、負けないプレーヤーとなるでしょう!

俺が答えだ
ANSA

出場回数12回(1勝6分5敗) 
プレー曲数 24曲(8勝16敗 ストラテジー 使用2 被使用3)
レギュラーシーズン 1勝4分3敗(先鋒5 中堅3)
獲得pt 8pt
セミファイナル 1分1敗 (次鋒 中堅) 2pt
ファイナル 1分1敗 (次鋒 三将) 1pt

 BPL ZEROでの活躍を買われ、今回も魅せる試合を展開してくれると期待されていたと思います。戦績からするとあまり振るわないように見えますが、格上相手でも引き分けに持ち込める場面が多く、その結果チームの勝利につなげることができたので、貢献度がかなり高い選手だったと思います。今大会ではオールラウンダー型の選手は厳しい結果になりがちですが、BPL ZEROでも遺憾無く発揮した本番力が光っていました。
 そして、彼を語る上では外せないのが入場時のパフォーマンスでしょう。公式サイトの時点で他の選手よりもかなりはっちゃけていましたが...数々の名ポーズを繰り広げすぎて最終的に真顔でも笑いを取れるようになってしまったことには、BEMANI芸人としての猛烈な才能を感じさせました
 プレーもキャラも強いANSAさんですが、この先の成長にも目が離せません。次にみせる答えは何だろうか...

JAPANESE GACHIOSHI BOY
TENIN

出場回数8回(3分5敗) 
プレー曲数 16曲(3勝13敗 ストラテジー 被使用2)
レギュラーシーズン 1勝4分3敗(先鋒5 中堅3)
獲得pt 5pt
セミファイナル 1分1敗 (先鋒2) 1pt
ファイナル 1敗 (先鋒) 0pt

JAPANESE GACHIOSHI BOYの名を冠しながらクセの強いスクラッチを2回、ソフラン1回経験している影響で戦績はあまり良くないように見えます。が、やはり名は体を表すようにノーツのジャンルでは自身の持つ鍵盤スキルを遺憾無く発揮しましたね。特にレジャランのエースでガチ押しが非常に得意な1-PINさん相手に自選のVANESSA(L)を取った時は誰もが驚いた瞬間だったと思います。
 セミファイナル・ファイナルは悔しい思いをする結果となりましたが、名に恥じない恐ろしいほどの鍵盤スキルの高さに虜になった人も多いと思います。今後の活躍にも非常に期待が持てると思います!

チームへの総評

序盤では一発勝負とは思えないほどの強さを発揮し、並み居る強豪を次々と散らすその姿はチームカラーもあって鬼のようでした。彼らの恐ろしさはストラテジーカードを大量に浴びせられているにもかかわらずほぼ全てを跳ね除けてカウンターを決めまくったところにありました。レギュラーシーズンだけで80ポイント以上取ってるの異常すぎますよ...
 ただ、最終戦でU*TAKAさんをはじめ選手一同が揃って涙を流した姿は、高い実力を持ちながら、大いに期待されながら勝利をもぎ取れなかったことへの悔しさを感じさせました強者ゆえに試合の中で成長しきれなかったことが優勝を逃した理由になるでしょうか(というかアピナがぶっ飛びすぎてた印象が強い...)。それでも彼らは敗北した分、強くなります。再び赤き力を誇示し頂点を目指してほしいと思います。

最後に

 最強のチームと言われながら最後に最強のライバルと意識していたアピナに負けたその姿はラスボスのようでした。ただ、その圧倒的な強さは間違いなくBPLにコンテンツとしての魅力を吹き込んだと思います。彼らの活躍があってこそこの大会は夏よりも熱いものになったのではないでしょうか。
 そしてこのチームは誰よりもストイックな人たちの集まりです。準優勝で喜ばず、必ずタイトルを取りに行くと思います。来期は今までよりも強化された姿となって帰ってくると思います。それぞれの強さがチームの更なる強さへと変化させてくれるでしょう。

がんばります